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旅行が怖い。非日常が怖い。でも旅行に行きたい。

この夏こそは、旅行に行きたい。

最後に旅行に行ったのは、コロナ旋風の前、3年以上は経つ。

娘はまだ0歳だったので、ろくに旅行を体験させていない。旅行は本当に楽しい。非日常ってやつを味わえるのが醍醐味だ。娘に非日常って伝わるか?

アウトドア派に憧れを抱くインドア派の妻は、「旅行に行きたい」と四半期に一回は僕に言ってくる。

その一回が来た。

僕はいつもコロナ旋風を理由にしてきた。
本当は踏ん切りがつかなかった。

旅行が怖い。
というか遠出が怖い。
僕は非日常がとっても怖い。

車いすを押しながら、口も体も動かしすぎる娘の世話をできるだろうか?

ようやくゴールデンウィークに、新幹線デビューをした。
それまでは、最寄りの駅から数駅移動することしかしていない。
新幹線デビューも祖父母の協力をもらって何とかできたにすぎない。

自信がない。

でも

旅行に行きたい。
ついに僕も旅行に行きたくなってきたんだ。

だって
地元の祭りも解禁されたし、
マスクをつけない人も多く見るようになった。

地元の祭りなんて鼻血がでそうなくらい楽しかった。僕のなかのお祭り男が「よいしょ!」と目覚めた。
非日常の空気に流され、人生の8割を占める日常世界では活躍することのない地元キャラのTシャツを買ってしまうほどのはしゃぎぶり。

マスクについても、外すかどうかどっちつかずで鼻だけ出してる僕。

もう旅行に行きたいですわ

脳がパリピになってきているので、
娘がなんとかなるという自信も出てきた。

とにもかくにも決めるべきは行き先

車いすで行けて
子どもが遊べる場所

出来れば行ったことのないところがいい。初めて行く場所はワクワクしていい。

娘はどうにかなる!ってアドレナリンが出ているうちに決めないと、また旅行に行かない理由が出てきそうだ。

車いすで行ける旅行には考えることがたくさんある。
ホテル、行った先のバリアフリー情報、道中のトイレ・・・

すべてが一気にまとまったバリアフリー旅行サイトがあれば便利。
でもバリアフリーサイトって意気込んだものの途中で飽きたのか、更新が止まっているサイトがほとんど。気持ちがすごいわかる。僕も飽き性

最近思う
便利=ハッピーではない。

手間だけど
ホテルにバリアフリーか聞いたり、車いすで行ける観光地を自分で調べることは
そこまで苦じゃない。DIYみたいなものか?
DIYなんて買えばいいものをわざわざ作る。その時間が楽しいから。
僕はDIYはしないけど、旅行の計画をする手間は割と好きだ。

もう梅雨に入ろうとしている
旅行の計画を立てよう

早く旅行に行きたい

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しづ ひろし | 車いす快適社会
最後までお読みいただきありがとうございます。今後も一人でも多くの車いすユーザーに「笑顔」を与えられるバリアフリーを進めて参ります。