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車いすの妻と素潜りしてみた。

まだまだコロナが収束する気配もない。
このゴールデンウィークは、娘を遊ばせに近くの公園くらいしか行けていません。
同じような境遇の方は多いかもしれません。

今日は、娘が保育園に行っていたので
「何か子どもがいない時間だから出来ることをやろう!」
ということで、妻と「どうぶつの森」へ遊びに行きました。

妻は毎日森に行くハードユーザーですが、僕は8ヶ月の来森です。

今日はこの「どうぶつの森」をやってみて感じたことを書きます。

① ゲームなら障害は関係ない

現実の海には、子供が生まれる前に何度か一緒に行きました。
海に入ったりは出来ないので、近くから眺めるだけ。
あまり近くに寄ると、砂浜に埋まるんですよね。
浜辺の移動はかなり大変です。

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なので海に遊びに行くときは、水族館に行ったり、近くから海を眺めるくらいです。
鎌倉とか場所によって車いすで海まで行けるようにベニア板を設置しているところ(イベントの時だけ?)もあるようです。
いつか体験してみたい。

車いすでの海水浴にはハードルが非常に高いのですが、この「どうぶつの森」では手軽に海で遊べるんです。
ゲームのなかのキャラクターでは障害の有無は関係ありませんからね。

「タコとれたよ!」
「あそこになんかいる!」
「ワカメやないかい!」

なんて会話は今までならできませんでした。
一緒に素潜りを疑似体験できる。これって想像以上に面白い体験でした。

お互いに海の生き物を見ることは好きなので(特にナメダンゴ)、とても盛り上がります。捕獲した生物の名前や簡単な特色も知れていいです。

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今日の収穫はウニ、メンダコ。現実だったらめちゃくちゃ食べたい・・・。
妻はウニがドックフードの味がするなんて言うのですが、僕はドックフードを食べたことないので知りません。
#ウニに謝れ

次は釣りに挑戦しようかな。

② 思いついたらすぐ出来る手軽さ

車いすで出かけようと思ったら、着替えて準備してと何かと時間がかかります。これが車いすで外出するネックになってますね。

ゲームならあっという間ですね。海だろうが虫取りだろうが気持ち次第ですぐいけます。

天候も結構気にします。雨の日はなるべく外出しません。
傘さしながら移動するのは結構大変で、どちらかが濡れます。傘より先に心が折れます。

③ 結論

とはいえ、現実世界の海も行きたいですね。

子供がもう少し大きくなって、コロナも落ち着いたら家族でアウトドアしてみたいです。
実際に肌で感じる自然って素晴らしい。

毎週、花壇ボランティアで土いじりをしているので強く感じます。
自然と戯れることが人間として一番「自然」なのかもしれません。
妻にも味わって欲しいと思っている今日この頃です。

今は今でしか味わえないこともあるだろうから、withコロナで楽しめることをやっていこうと思います。

車いすでもいっぱい楽しめること、あるね!

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しづ ひろし | 車いす快適社会
最後までお読みいただきありがとうございます。今後も一人でも多くの車いすユーザーに「笑顔」を与えられるバリアフリーを進めて参ります。

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