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#車いす

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車いすユーザーである妻との出会いで培った、車いす社会への僕の向き合い方
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#子育て

僕は保育ノートで本気を出す

保育ノートをご存じだろうか。 保育園に家で食べた夕食や朝食、その日の出来事を書く いわば保育園との交換日記のようなものだ。 交換日記と違うところは、子どもというテーマが決まっていること。 必ず毎日行うというストイックさも保育ノートの特徴だ。 皆さんは、この保育ノートにどれだけ力を入れてますか? 僕は保育ノートで本気を出している。 クスっと笑えってもらえるよう 一生懸命笑かしにいってる。 とくに力を入れているのが、一日の出来事のページ とある日の保育ノートの出来事

車いすの妻と素潜りしてみた。

まだまだコロナが収束する気配もない。 このゴールデンウィークは、娘を遊ばせに近くの公園くらいしか行けていません。 同じような境遇の方は多いかもしれません。 今日は、娘が保育園に行っていたので 「何か子どもがいない時間だから出来ることをやろう!」 ということで、妻と「どうぶつの森」へ遊びに行きました。 妻は毎日森に行くハードユーザーですが、僕は8ヶ月の来森です。 今日はこの「どうぶつの森」をやってみて感じたことを書きます。 ① ゲームなら障害は関係ない現実の海には、子供

マネキンは、「立」より「座」なり。

何も考えず教育テレビを見ることがある。 小学生の頃、まわりから「まだ教育テレビなんか見てるのかよー」とバカにされたくないので、おじゃる丸を見ていることは内緒にしたことがある。おじゃる丸はいまだに放送されているが、そろそろ尺は返したのだろうか? そんな繊細な時期を思い出させる教育テレビ。大人になってから気づいたことがある。改めて番組表をみると、面白そうな番組の多いのだ。 子育てが始まってからは、ますます教育テレビから離れられなくなった。NHK受信料の元は完全にとっていると

車椅子ファミリーの車探し

車を買い替えよう。 我が家のポルテには10年以上乗っている。 その分、思い出が詰まっているわけだが、 娘が誕生して以来、 さすがに手狭になってきた。 ベビーカーと車椅子を両方載せると 車内はギューギューになる。 完全に「密」だ。良くない。 距離もそこそこ走っていて ガタが出始めている。 スライドドアなんて 長押ししないと作動しないから 初見の人には開け閉めできない。 初見殺しのポルテと化してしまった。 定期的にメンテナンスを してくれる業者がいる。 今年の

子育て、車椅子。気づいたら僕が背負っていたもの。

最近3歳になり、ワンパク度の増した娘は抱っこちゃん。 娘と歩いている時には、唐突に抱っこをせがまれることが日常茶飯事です。 散歩に行きたがるクセに、大半は抱っこ移動なので、散歩で子どもを疲れさせるどころか1番疲れるのは僕です。 おかげで夜はスヤスヤ眠れます。 ありがとう娘よ。 娘を抱っこする時に持ち出すもの。 実は車椅子ユーザーである妻と出かける時にも共通していることに気づきました。 今回は「子育て、車椅子ユーザーとの生活を通じて僕が背負うようになったもの」をテーマ

旅行が怖い。非日常が怖い。でも旅行に行きたい。

この夏こそは、旅行に行きたい。 最後に旅行に行ったのは、コロナ旋風の前、3年以上は経つ。 娘はまだ0歳だったので、ろくに旅行を体験させていない。旅行は本当に楽しい。非日常ってやつを味わえるのが醍醐味だ。娘に非日常って伝わるか? アウトドア派に憧れを抱くインドア派の妻は、「旅行に行きたい」と四半期に一回は僕に言ってくる。 その一回が来た。 僕はいつもコロナ旋風を理由にしてきた。 本当は踏ん切りがつかなかった。 旅行が怖い。 というか遠出が怖い。 僕は非日常がとっても