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#車いす

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車いすユーザーである妻との出会いで培った、車いす社会への僕の向き合い方
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#車いす

車いすの雨対策は「屋根」が9割

たまには近所をぶらぶらする。 梅雨だからか、日ごろの行いなのか、 雨の日がつづいている。 束の間の晴天をみると 体がセロトニンを欲するのだ。 前世は日光浴が好きな植物かなにかに違いない。 その時の行いがよくて、人間に生まれ変わらせてくれた。 ありがとう、天のすごい人 さぁ、どこをぶらぶらしよう。 ぶらぶらと言ったら商店街だ。 商店街はぶらぶらするだけで番組を作っていい場所だ。 何か発見があるに違いない。 歩いて10分くらいの商店街を目指す。 途中、どでかい敷地に

僕は保育ノートで本気を出す

保育ノートをご存じだろうか。 保育園に家で食べた夕食や朝食、その日の出来事を書く いわば保育園との交換日記のようなものだ。 交換日記と違うところは、子どもというテーマが決まっていること。 必ず毎日行うというストイックさも保育ノートの特徴だ。 皆さんは、この保育ノートにどれだけ力を入れてますか? 僕は保育ノートで本気を出している。 クスっと笑えってもらえるよう 一生懸命笑かしにいってる。 とくに力を入れているのが、一日の出来事のページ とある日の保育ノートの出来事

車椅子ファミリーの車探し

車を買い替えよう。 我が家のポルテには10年以上乗っている。 その分、思い出が詰まっているわけだが、 娘が誕生して以来、 さすがに手狭になってきた。 ベビーカーと車椅子を両方載せると 車内はギューギューになる。 完全に「密」だ。良くない。 距離もそこそこ走っていて ガタが出始めている。 スライドドアなんて 長押ししないと作動しないから 初見の人には開け閉めできない。 初見殺しのポルテと化してしまった。 定期的にメンテナンスを してくれる業者がいる。 今年の

消毒液の選択肢。車椅子や子どもにやさしい店づくり

車椅子ユーザーである妻とショッピングへ。 妻は出不精のアウトドア派なので、 休日はなるべく一緒に外出する提案をする。 家から出るのは面倒だけど、 外出する気持ちは我が家一強い。 ショッピングセンターへ到着。 すると、嬉しいお出迎えが待っていた。 「背の低い消毒液」だ。 実は消毒液は我が家にとって コロナ禍ゆえに増えた不便の一つなのだ。 消毒バリアも消し去る「背の低い消毒液」 ここ数年で目にする機会が増えた消毒液。 消毒した気持ちはヤマヤマなのだが 車椅子で使用で

車いすで車から降りるって大変な作業

かなり唐突ですが、みなさんは車いす駐車場にどんなイメージをもっていますか? イメージって言われても‥ そりゃそうです。当事者にならないと車いす駐車場について考えることもないですよね。 車いす駐車場の存在は知っていても、その意味や必要性について考えることって少ないんじゃないかな。 だって学校で習わない。義務教育に必要とされていないんですから。 僕だって以前はその1人でした。 車いすユーザーである妻と一緒に行動するようになるまでは。 車いすについて考える機会がなく、

子育て、車椅子。気づいたら僕が背負っていたもの。

最近3歳になり、ワンパク度の増した娘は抱っこちゃん。 娘と歩いている時には、唐突に抱っこをせがまれることが日常茶飯事です。 散歩に行きたがるクセに、大半は抱っこ移動なので、散歩で子どもを疲れさせるどころか1番疲れるのは僕です。 おかげで夜はスヤスヤ眠れます。 ありがとう娘よ。 娘を抱っこする時に持ち出すもの。 実は車椅子ユーザーである妻と出かける時にも共通していることに気づきました。 今回は「子育て、車椅子ユーザーとの生活を通じて僕が背負うようになったもの」をテーマ

雪の日に車椅子で外出。みんなどうしてる?(まとめ)

2月に入り寒さが本格化! この寒さを越えたら、お待ちかねの春ですね。 待ちました僕。 寒い寒い冬も終わりがみえてくると ますますワクワクが止まりません。 さて、 2月になると避けて通れないのが「雪」です。 運よく避けて通れる年もあるのですが 東京都に住んでいても降るもんは降ります。 今回は、雪の日に車椅子ユーザーの方々はどうすごしているのか いい対策がないか、皆さんの意見をネットで探してみました。 我が家はもちろん 車椅子ユーザーの方、車椅子ファミリーの方々 是非参

旅行が怖い。非日常が怖い。でも旅行に行きたい。

この夏こそは、旅行に行きたい。 最後に旅行に行ったのは、コロナ旋風の前、3年以上は経つ。 娘はまだ0歳だったので、ろくに旅行を体験させていない。旅行は本当に楽しい。非日常ってやつを味わえるのが醍醐味だ。娘に非日常って伝わるか? アウトドア派に憧れを抱くインドア派の妻は、「旅行に行きたい」と四半期に一回は僕に言ってくる。 その一回が来た。 僕はいつもコロナ旋風を理由にしてきた。 本当は踏ん切りがつかなかった。 旅行が怖い。 というか遠出が怖い。 僕は非日常がとっても