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「廊下に鎮座し三種の神器」四畳半滞在記②12月9日

今年のサケベースナエバは月火が定休。そのルーティーンに合わせるべく、到着して2日間はお休みになった。
三重に2週間滞在後、東京で2泊ほどしてからの苗場入りだったため旅の疲れが残っていて、一息つけるのは嬉しい。

9日は食材と備品の買い出し。前日も買い出しはしたけど、実際に寮に行くと必要なものが足りないことに気づいた。

「寮」という言葉が出たので「四畳半滞在記」というタイトルに触れなければならない。まあ読んでそのままだが、寮における僕の自室は四畳半なのだ。
こんなに嬉しいことはない。現代で生きていて、四畳半に住める機会なんてなかなかない。京都好きの自分にとって、四畳半は神聖かつ牧歌的な領域なのだ。この気持ちがヨクワカランという方は今すぐdアニメストアにサブスク登録して、四畳半神話大系を見てください。

この寮では調理場が使用できないため、大分で毎朝のようにベーコンエッグを食していた僕にとっては朝ご飯の用意が少々困難である。

去年に続き今年も社員さんの神対応で、廊下にはラック上に電子レンジ、トースター、ティファールが鎮座。まさに三種の神器。この機器たちをどう生かすかが朝ご飯問題の命運を左右する。

皆にとって、最高の朝食とは如何なるものであろうか?
僕の答えは単純明快、「米とタンパク質」。以上。

朝ご飯は無類の米派。力の湧き方が断然違う。イナズマイレブンの円堂守くらい信用でできる、米。
女子寮の方には炊飯器があるのでパートナーに頼んでそっちで炊いてもらう。ラップして冷凍。これをストックしておく。
そうすれば朝起きて、レンジでチンして熱々ご飯の完成である。米はクリア。

次はタンパク質。できれば卵がいいけども三種の神器でどう調理する?さっきも言ったようにコンロは使用できないため、電子レンジでチン!か、トースターで焼くかである。試したことがある人ならわかると思うが、電子レンジやトースターで卵を美味しく調理するのは難しすぎる。なぜあんなにムラができる?
パンに乗せてエッグトーストを作ろうと思ってもパンばかり焦げて卵はドゥルドゥルなのが大半。おまえは今までトーストのフチから黄身をポタポタさせた回数を覚えているか?あれやるたびに大変立腹する。話が逸れたけど、そもそもパン食べない。

卵の代わりではないが、有力候補として納豆がある。調理しなくていいし、食器もいらない。調理場が使えないという条件にぴったりである。しかも安いんだこれが。タンパク質クリア。

コレでほぼ完成だが、ここに味噌汁があれば完璧だということに気づき、味噌汁の実現を思案する。
ここで、お弁当屋さんで日雇いバイトした知見が生きてくる。
その知見こそが「液状みそ+乾燥の具」だ。液状みそはお湯でめーちゃ簡単に溶ける。コレ飲むだけで美味い。ホテルの朝食バイキングとか、ファミレスのスープバーで飲む味噌汁の味がする。全然満足。そこに乾燥の具。わかめとお麩入りのやつで、食感がプラスされ満足度はさらに上昇。ありがとう食品会社。
朝イチで温かいものが飲めるだけでQOLが高いのだが、実は塩分の摂取が朝起きれない〜って人には割といいらしい。ソースはYouTubeなのであんまり信用しないでください。
器は紙コップで代用。毎日紙コップを消費するのは環境にあまり良くない気がして気が引けるが、メンタルを左右する問題なので背に腹は変えられない。そのほかの部分で頑張ろうと思います。

一応、気になるビタミンはたまにバナナやみかんを買ったり、サプリメントで対応したりな想定。冬バテ的なメンタルの不調に抗うべく、日照時間を補完するビタミンDとミロもパーティに加えた。

以上、買い出しの話を書こうと思っていたら朝ご飯の話になってしまいました。そして三種の神器と言ったけど、トースター使ってないね。二種の神器でした。ほな。

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