プレミアリーグ マンCvsブレントフォード
ブレントフォードのキックオフ 衝撃の23秒
右サイドに人数をかけたキックオフで颯爽と先制点を奪うホームブレントフォード。その勢いのままハイプレスを仕掛け試合開始の主導権を握る。
10分以降は・・・
いつものようにボールを握り出すシティ。ブレントフォードも5-3-2で撤退をしスペースを消していく。シティはリコ・ルイスがトップ下の位置へ可変する3-1-5-1へ。
ブレントフォードの保持とシティの非保持
シティはデ・ブライネを前に出して4-4-2。ブレントフォードは両WBを高い位置へ出す3-5-2へ。ブレントフォードの3CBに対し2FWで監視をするが,自由に持たせたくないため,両WGをサイドCBに当てる形で対応を変更していく。
追いつくシティ
同点弾は6人目のウォーカーの絡みから。右サイドに寄せられたブレントフォード。フリーのウォーカーへ。右WBポッターはサヴィーニョの対応,中盤のスライドが間に合わない。ポケットへ侵入したウォーカーからデ・ブライネ,最後にハーランド。
5トップに5バック。それじゃあ6人目といった,5バック崩しのお手本であった。
そして,逆転へ・・・
前から嵌めようとするブレントフォードだが,そこに登場するエデルソン。ブレントフォードはエデルソン以外に対しマンマークで対応するが,両WGが内側へ移動する動きをみせると,ハーランドとピノックの1対1に。そこへ間髪入れず蹴り込むエデルソン。
1対1は巧みに体を入れ替えたハーランドが制した。
後半からの大きな変更は特になし
シティはコバチッチをロドリと,リコ・ルイスをグバルディオルと交代する。グバルディオルにそのままリコ・ルイスの役割をさせる。
変更の意図はロドリはコバチは1枚イエローカードをもらっているため,グバルディオルはブレントフォードの対角のロングボールに対する高さを補うためかと考える。
後半押し込まれる時間が長くなるブレントフォード。マイボールになっても素早いネガトラに餌食にあい,繋ごうとしても繋げない。ロングボールも回収されてしまう。押し込むシティはミドルや細かいコンビネーションからチャンスを作り出すも得点は生まれずなんとか耐え忍ぶブレントフォード。
やっとこさ,相手陣地に侵入すれば,SBとは思えないドリブルでカウンターを繰り出すグバルディオル。なんとも恐ろしい・・・
試合終了
ブレントフォードの先制で始まった試合。しかし,じわじわとシティが主導権を握り返しあっという間の逆転。
撤退してスペースを消そうが,6人目が現れ,ならばハイプレスをしようものなら飛び道具エデルソンからハーランドに。
選手交代で高さの優位性を消され,素早いネガトラで思うようにカウンターも打てず,交代で出てくる選手はスタートの選手と変わらない実力。
特に目新しい戦術はないシティだが,ハーランドの爆発もあり開幕4連勝。どのチームがこのチームを止められるのだろか・・・。