成長するための仲間づくり Vol.91
今回は、俺のどーでもいい昔話を
少し交えて書きたいな~って思います。
いつまでも成長しなかった「駆け出しの俺」
新卒で働き出したばかりの俺は、アホで無知だと思われたくないから
恥ずかしいことに、知らないことでも いつも 知ってる風を装っていた。
先輩と営業に同席したときも
話している内容の半分以上は理解していないのにも関わらず、
「うんうん」と分かってる顔をしてやり過ごした。
時には
経験のないことが話題に出ても、あたかも知ってる風で
的外れなコメントを返したりしていた。
ほぼ100%お客さんに怪訝な顔をされていた。。。苦笑
ほんとに恥ずかしい。
そういう営業同行の後、
稀に「なんか分からないこと、あった?」って
聞いてくれる優しい先輩もいたけど、
俺の基本スペックが、アホだと思われたくない機能が搭載されてたもんだから
「大丈夫です!」って答え、聞くこともなく、
知らないことを知らないままにしていた。
今みたいに、後でググればいいじゃんって思うかもしれないけど、
当時、そもそもスマホが世の中にないからその選択肢はなかった。
ってか、俺にとってはそれ以前の問題だけどね。
まさに
「あほな奴ほど、アホになれない。」
この言葉通りの俺がいた。
分からないというのが恥ずかしかったし
出来ない奴だと思われたくなかった。
何もできない若造が、プライドだけご立派だから、
他人に頼ることがダサいとずっと思ってた。
アホなくせして、そんな自分を認めることができないお陰で、
いつまでも成長しなかった駆け出しの俺の恥ずかしいお話だ。
周りに頼ることができるようになった「今の俺」
あれから
20年以上過ぎた。
駆け出しのころの俺と比べたら
今の経験の差、知識の差は明らかだ。
でも、今の俺ってあほだな~って思うことが山ほどある。
というより、
世の中を知れば知るほど、自分ってな~んも知らないんだな~ってことを思い知らされるからだ。
だから、周りの人たちに助けてもらわないといけないし、
色んなことを教えてもらわないといけないと思うようになった。
所詮、俺が知っていることなんてたかが知れてるし、
それは、なーんも知らないのとほとんど同じように思えるからだ。
幸いなことに、
特定分野の専門家 や 俺の先を進んでいる先輩経営者が
周りにはたくさんいてくれている。
困ったらいつでも聞きに行くし、皆、快く教えてくれる。
時には手伝ってもくれるから
"むちゃくちゃ助かってるし、ありがたい"。
新入社員たちに覚えててほしいこと
さて、
6月に入って
うちに新しく入社した新入社員たちは
今頃、プログラミング研修を終えて、
各部署の業務を理解するために、
6月から、ジョブローテーションを一か月かけてぐるぐると回り始めている。
各部署を体験することで、業務に対する理解や、
そこでやっている人たちの思いに触れると思う。
専門用語も多いし、すぐに分からないかもしれないけど
でも、それはそれでいい。
今、分からないのは別に恥ずかしいことではないからね。
ただ、一番恥ずかしいのは、若い時の俺みたいに
いつまで経っても分からないことでいることだからね。
①知る
その上で、
「知る」というのは、行動が伴うことだということも合わせて覚えてほしい。
これは、昔のnoteに書いたから気になる人はこちらからどうぞ。
知った上で行動が伴えば、体感したその経験が
より深い理解につながるものだ。
所詮、「表面的な知る」に価値はほとんどないことは理解してほしい。
まるで、AVしか見たことないのに
性とは何ぞやを必死で語る童貞ぐらい、不毛な話と同じだからだ。
➁知識の四次元ポケット
入社したばかりの現時点で、知った上で
それをすぐに自分の行動へ落とし込めるのかは分からないと思う。
そもそも、配属された部署での業務範囲もあるだろうし、
覚えることが多すぎるし、
下手したら何が分からないのかすら分からないかもしれない。
でも、それはそれでいい。
むしろ、今からやってほしいのは、
分かりそうな人、先輩を仲間にしてほしいってことだ。
今、すぐには困らないかもしれないけど、
いつか困った時に、聞きに行けるように、助けてもらえるようにしてほしいんだ。
思い返せば、
俺が今、ありがたいことに、いろんな人に助けてもらえているのは、
まだまだ若いころから、そういう人たちといい関係を作れたからなんだ。
※ただ、遊んでただけなんだけどね・・・💦
困った時に、ドラえもんのように
四次元ポケットから知識を取り出すみたいな話だ。
言っとくけど、
そういう先を歩いてる先輩や、専門家や、答えを持ってそうな人たちだって、自分たちが汗水たらして獲得したノウハウを、易々と他人に教えたりするわけじゃない。
だから、ちゃんとその人たちに良くしないと、自分の知識の四次元ポケットに入ってくれないわけだよ。
自分たちがしてあげられることは限られてるかもしれないけど
思って考えてあげることぐらいは誰にでもできるからね。
意外に思いのある表現って、大人たちには届くもんだよ。
まとめ
今回の話は、
・知らないことは恥ずかしくない、知らないままにするのが恥ずかしい
・そうならないために、答えの持ってそうな人を仲間にちゃんとすること
はい! 以上!
PS:最近また、書くネタない病に感染した。早く特効薬をくれ~!!