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相手を知る力 Vol.2_9
前回は知ってもらう、覚えてもらうことの重要性について書きました。
沢山あるうちの一人になって埋もれてしまえば
それはもはや存在してないのも同じことになっちゃうからね。
折角、接点を作ったんだから素晴らしいプレゼン資料を作って表現するのもいいけど、その前に自分自身のプレゼンをちゃんとしたいもんだよね。
この流れから、今回は逆の観点で書こうと思う。
「相手を知る力の話」
相手を理解しない人の行きつく先
いろんなおじさんと、キャバクラ行くんだけど
稀にキャバ嬢が席に着くなり、ハシタナイ仕事
してんだよ的に説教から始めるおじさまが居る。
もちろん相手のことを何も知りもしないでね。
まぁ~高いお金をおじさまは払ってるわけだから
楽しみ方は人それぞれで良いんだけどさ・・・。
でも、そういうおじさまに限って
説教したキャバ嬢に同伴ないし
アフターを断られると決まって怒り出す。
注釈:
同伴は夜飯を食べてから一緒にお店に出勤すること
アフターはお店が終わった後に一緒にどっかに行くこと
きっとおじさまは、自分のほうが社会的に上で
ハシタナイお前ごときを誘ってるんだから
来るのは当たり前だよな~って感覚なんだろうね。
当たり前なのに断られるんだから、頭にくるってところなんだろ。
どんな立場なんだろうが
所詮は、キャバ嬢を口説きたいだけなんだから
傍から見ていてちょっとこっ恥ずかしい限りだ。
こういうマウントを取るおじさまは結局
相手にされないからな
要するに
マウンテン NO デュー だ!
![](https://assets.st-note.com/img/1675996957224-p9QinmRjgo.jpg?width=1200)
ん?
どいう事?
そんなにうまくねーし、デューって何?
チューのこと?
っは!!
失礼しました。今から正気に戻ります。
たまに出くわす、ひたすら
おねーちゃんたちに自慢するじじぃーも
結局は同じ系統の手口なんだと思う。
勝手に「所詮はこんな子でしょ!」って決めつけて
自分の話ばかりで
相手のことを知ろうとしないんだよね。
相手のことを知りもしないで、
果たして口説けますかね?って聞きたいよね。
金を払えばいいという観点もあるかもしれないが
それは口説きじゃなくて業者との交渉なっ(笑)
~お客様~
分かりやすいから異性の話で表現してきたけど
お客様を口説くときも同じことだと思うんだよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1675995552409-Ms3VWVVW5t.jpg?width=1200)
自分たちの商品がいかに素晴らしいのかをひたすら説明するよりも、お客様がどこを目指していて、現状はどうなてって、何に困っていて、どこに課題感があるのかを知るほうが先だと思うんだよね。
それさえ分かれば
自分の持ってるソリューションがどうお客様の役に立つのか
イメージできるもんだ。
マニュアル通りに説明ができることが、目的ではないからね。
目的はお客様の課題を解決を手伝う事なんだよね。
そういう意味からすると
お客様の課題がどこにあるのか俺らは知らないし
その異性が交際相手がいるのかどうかも知らない。
異性もお客様も、所詮は俺らじゃないから、付き合うも、発注をもらうも、俺らはその答えを持ってない。
だから、ちゃんとその答えを教えてもらわないといけないんだ。
それが相手を知るってことだ。
相手に興味をもって知ろうとする。
もう一つ言えることは
実は相手のことを知っている量が増えていくと
なぜか相手が勝手に俺らの信用度に加点してくれるんだ。
答えを教えてくれる上に
信用までしてくれる。
なんて不思議な技なんだ!!
これはぜひ覚えて帰ってほしい!!
例えば 美容室。
![](https://assets.st-note.com/img/1675995874844-zz7PXIB1Hv.png?width=1200)
俺は別にある程度の腕前ならどこで切ってもらってもいい。だけど、ついついいつも同じ美容師に切ってもらいに行ってしまう。
髪の毛の癖や、髪型のこだわりを知ってることもそうだけど、カットしてる最中の世間話から
知らず知らずのうちに自分の個人情報などが
引き出されているからね。
するといつの間にか、ただの美容師から
自分を知ってる美容師に変わっていく。
「自分を知ってるという安心感」
人はコンフォートゾーンからなかなか出られないもんだから、知らない人のところに行くぐらいなら、自分を知ってるところ、自分が慣れ親しんだところに安心感を覚える。
だから、また同じ美容師のところに行ってしまう。
この現象は
洋服屋でも歯医者でも、飲食店でも同じ傾向にあると思う。
結局、俺らは
自分を知ってる人たちからモノ(サービス)を
買う傾向にあるようだ。
相手を知る、そしてより興味を持って深く知る。
それは目に見えない信用を積み上げてる行為だとも言える。
~マネジメント~
![](https://assets.st-note.com/img/1675996295666-tuqCBctKgf.jpg?width=1200)
異性とお客様でこの話をしてきたけど、
マネージメントがうまく行かない管理職にも同じことが言える。
部下が思い通りに動かないのは、部下のことを
知ることが極端に足りてないケースが多い。
部下が何が得意で苦手で
どういう働き方を目指してて
どんな成長ペースがあっているのかとか
相手を知る力があればこそ、
部下を納得させて動かすことができるんだよね。
うまく行かない上司というのは往々にして
上司の立場や仕事を振りかざせば人は動くと思い込んでいる。
仕事の発注だけで思い通りに動いてくれるのは
ハッキリ言ってプロ中のプロだけだ。
会社の若手は、まだこの領域に
たどりついていないことが多いからね。
だから、興味を持ってみてあげないといけないってことだ。
さらに相手の深いところを知るということは
つまり言い難いことも聞けるということだ。
例えば自分がどう思われてるのかとかね。
自分の評価を知れる=自分が客観性を持つことが出来る手段
なんだ。
マウンテンNOデュー おじさんが
いつまでもモテないまのは「客観性がないから」
そのままで問題ないと勘違いしてるということだ。