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就活生よ!ベンチャー企業で得られる価値なめてない? Vol.78

前回、中年の卑猥おじさんの癖に
生意気にも未来を担う就活生向けに
どう企業選びをすればいいのか?書かせてもらいました。 

要約すると、選球眼が養われてないんだから見た目で選んでないで
自分の価値観に合うか、もしくは価値観を許容できる企業を選びなよって話だね。

とはいえ、出会い系アプリでプロフィール写真を
ゴリゴリ加工してる女子が大多数だと気が付きつつある俺は

また盛ったな!!っと出会いがしらに 
「おいっ!!」って心の中で
ツッコミつつ、
いや、叫びつつ
価値観の許容という理論で
女子は化粧しようがすっぴんだろうが 
皆、日ごろから素敵だと心底、思える器に俺が成ればいいんじゃないって話だね。

・・・・・
・・

ん? 何の話??(笑)


ってことで
今回もまた悩める就活生に向けて、就活の続きを書くね。

悩める就活生に向けて

悩む


俺が学生の頃は
皆の知っている大手に就職できた奴がすげーって思われてた。
広告代理店の電〇とか、博〇堂とか メーカーの日〇とかパナ〇ニックとか、旅行のJT〇とかAN〇とか・・・・
そういう会社に入れたら勝ち組だった。

当然ながらそんな会社に入れるはずもない俺は
ベンチャー企業の営業マンとして経歴をスタートさせたわけだ。 
ただでさえ大手の方たちには羨望だし、ご一緒するのも恐縮なんだけど
営業マンの端くれだったもんで  
稀に接待で超大手の方たちとクラブでご一緒することがあった。

当時、名刺の社名と肩書で、
ホステスさんの目つきがハートに変わるほどの威力があったように俺は思えた。
正直、俺には持てない名刺で素直に羨ましかった。

でもあの若手時代から20年ほどが経った。
中年になった俺はそういうすげーって言われる会社に入らなくてよかったと思っている。
まぁ~俺みたいな卑猥は一生、入れてくれるわけがないんだけどね(笑)


俺がなぜ入らなくてよかったと思うのかを書いていくから 
負け惜しみだと思って見てね。

ベンチャー企業の魅力①


・成長市場(成長企業)がもたらせてくれるもの

俺は学生の時にほとんど就活をしなかった。
それを見かねた嫁(当時は彼女)が「ここ受けてみたら?」ってことで 
リクルートさん発刊の就職誌B-ingを4~5枚切ってきてくれた。

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手に職をつけたいって俺が言ってたもんだから 
嫁が選んでくれたのがたまたま「未経験でも可 C言語」と書いてあるIT業界だった。
その数社を受けて、かろうじて1社だけが営業なら採用すると言ってくれた。

手に職をつけたい俺は一度、お断りしたんだけど、
担当者(庄司)から食い気味で「西田君なら役員の座も用意できるかも・・・」と言われて
入社してしまった。

今、考えれば「んなわけねーだろ!!」って分かるもんだけど、
当時の俺は馬鹿で無知だった。
(今は卑猥で変態だけどw)


2000年ぐらいの日本は、ネットインフラが急速に整備され、
それに伴い企業のIT化が進んだ時期でもあった。
いわゆるITバブルへの流れそのものだった。
企業の情報化ニーズが爆発的に増えたおかげでIT人材は急激に不足し 
マーケットはすでに猫の手でも借りたいほどの人材不足
だった。 
これは成長市場にありがちな現象なんだ。

人いない

またまたこの業界に入った何も知らない青二才な俺だけど、
人が足りないもんだから色んな事をやらされた(やらせてもらえた)。

四季報(企業リストの辞書)を見て一人で先輩全員分のテレアポを取ったり、
入社して1か月しかたってないのに面接官が足りないから急に面接をしてみたり、
中国籍の人を勝手に雇ってみたり、
マネージャみたいな役職だけもらって管理職を気取って見たり、
IT知識もないくせに300人ぐらいの前でIT商材のプレゼンをしてみたり・・・etc
まぁ~今じゃ考えられないぐらい無茶苦茶な状況なんだわ~。

でも、ニーズがあるのに人が足りないから 
俺みたいな青二才に仕事が回ってきた。
その結果、経験できないことをたくさん経験させてもらえたわけだ。
以前このnoteでも書いたけどこの社会では経験は価値の一つなんだ、と。

青二才だし、初めてやるから上手くは出来てないかもしれない。
だけど、「実際にやった」経験として獲得したのは確かだ。

もし人不足の状況じゃなかったとしたら 
俺みたいな若造にそういう仕事をする経験は与えられたのだろうか?

きっと与えられなかったんだと思うんだよね。
となると、俺は自分の価値をあげることができなかったんだと思うんだ。

ちちち

この要領で考えたら、
成長しているマーケットや成長している企業ならいざ知らず
成長してないマーケットで成長幅の少ない大企業に就社したことを想像してみてほしい。
何もできない新卒がその会社に入社したとして
経験させてくれる機会はいかほどのモノなのかを。

よーく考えてほしいのは
君たち若者が入社する前から 
君たちよりも優秀で、社会経験があって、
その会社で貢献してきた先輩方が皆、今か今かと経験する機会を待っているわけだよ。

君たちがその会社の経営陣だとして
何もできない新入社員と今まで頑張ってきてくれた経験ある社員、
どちらにチャンスをあげますか?


答えは簡単だ。
俺なら
可愛い女子にチャンスをあげ・・・ 
・・
あ、失礼!
俺なら今まで頑張ってきてくれた社員にチャンスを上げる。

だから、大手企業に入社した時点でもう安泰だと安心しちゃってるかもしれないけど、
それは違う。
成長するチャンスを待つ長蛇列の、しかも最後尾に並んだことになるだけなんだ。

自分の価値をあげたいとか成長をしたいとか言っときながら
スーパー遠回りをすることになる。

こんなに国際競争が激しい時代に
負けたらすぐに外国企業に買収されたり、統合されたりしちゃう現代に
コロナも有ったするし、想像だにしなった戦争も有ったりする・・・・ 
どの業種がとか、どのサイズの企業がとか関係なく
そんなやすやすともたれ掛かれさせてくれるわけじゃない。   

ベンチャー企業の魅力②


・企業に依存しない個人の時代

もう一つ言えるのは
インターネットが繋がっていなくて情報が取れない時代なら
確かにそういった体力ある大手企業に居たほうがよかったと思う。
リサーチ力、宣伝力、販路など 
あらゆる面で強みを持ってたし
そこに入社することによってそれらの資源を活用できた。

でも、今の時代は違う。
昔のように大手に居なかったら出来なかったことが 
今ではほぼほぼ、いち個人で出来るんだ。
調査もググればいいし、SNSで宣伝も出来ちゃうし、アマゾンでも楽天でも物は売れちゃうからだ。

昔は広告代理店の電〇の西田だって自己紹介して 
企業の看板で信用してもらうところがあったと思うけど
情報化されている今は、資源をおおよそは個人に集約させられるんだから 
力さえあれば、企業の看板に頼らずとも、バイネームでご指名がもらえるんだ。

つまり、時代は西田が居る〇通になって来てるんだということだ。 

就活生たちはこのことを認識してるだろうか?

あ、こう言うと大手に行くことが良くないように聞こえるかもしれないけど
言いたいことはそうじゃない。
自分が自分の仕事人生をどのようにしていきたいのか?
それをしっかり考えてから選ぶべきだと言いたいんだ。

そのうえで 
別に公務員のようにやりたいならそれはそれでもちろん良いに決まっている。
残業がなくて福利厚生がちゃんとした大手企業でゆっくりやりたいのもアリだしね。

ただ、俺が言っているのは
早めに自分の社会価値をあげたいのなら、
経験をたくさんさせてくれる企業を選ぶべきだと思う

成長している企業(成長しているマーケット)なら 
その成長速度を体感することもできる。
ということだ。

・経験=価値
・企業の時代から個人の時代へ

さいご

だらだらと長く書いたけど、この二つだけ覚えてくれたらうれしい卑猥なおじさんでした。

PS:去年の記事のやき回しだけどちょっと手は入れてるんだよほんのちょっと(笑)