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スキンケアに大差なし

洗顔とクレンジング、化粧水って何使ってもそんなに変わらない

麻布十番えむスキンクリニック院長・沼尾真美

化粧品やスキンケア商品は、あくまでカラダを清潔にしたり、見た目を美しくするために皮膚の表面に塗りつけるだけの商品だっ。

どんな効果効能がうたわれていても、肌にわかりやすい変化がでてくるほどの量は含まれていない。

考え方は、ファッションと同じ。

服なんて生きていくだけならユニクロで十分だ。ただ自分が好きなタイプのデザインだったり、人が羨むようなブランドものだったり、推しが着ているものだったりだったらテンションがあがる。気分が高揚する。

スキンケアも同じ。

お肌に良さそうなイメージのCMだったり、パッケージが高級だったり、植物由来だ天然由来だ、値段が高かったり誰々が使っていたりしたものを使うとテンションがあがる。気分が高揚する。

無印商品
SK-II

満足感が違う、ワクワクできる。そのために余計なお金を払っているのだ。

酵素洗顔

もちっとだけ掘ると、たとえば酵素洗顔。

マウスや試験管の中の皮膚細胞で意味があったり、ヒトで少人数相手にけっこうなレベルの量を塗って角栓が綺麗に除去できるような効果があっという研究結果があった、と。

それを受けて商魂たくましいメーカーが目をキラリとさせて酵素を配合した商品を開発、酵素こんなにすごいよーと効果効能をアピールしていたとしても残念!

その商品には研究で使われて効果があっただけの量は配合されていない。たとえば10gで意味があったとしたら、スキンケア商品には1gあるいは0.1gしか配合されていないみたいなイメージ。

ならぜなら、薬機法で人体に明確に変化がでるレベルの作用があるものを化粧品(スキンケア)にまぜちゃダメって決まっているから。なにか大きな作用があったら反作用、副作用があらわれる人もなかにはでてきてしまうから。

結論

スキンケア商品は安いのでOK。使い心地がいいものや気分を高揚させたいなら余計にマネー注入💛


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