日記（8月11日〜8月17日）

8月11日（日）

それなりに忙しく働き退勤し、コインパーキングの隅でライフガードを飲みながら座り込んで煙草を吸う。ふと思い立って湯船さんに電話するが繋がらず、「暇だったら飯行こって話だから気にしないで」と送るとすぐに折り返し電話が来て、いたそさんと渋谷にいるらしく向かうことに。

井の頭線に乗ったタイミングで湯船さんから道玄坂の店のURLが送られてくる。渋谷なんて滅多に行かないので忘れていたが、井の頭線の下北-渋谷間はびっくりするぐらい近い。
渋谷に着き、よくわかんないけどとりあえず降りた出口が店のすぐ近くでラッキー。店に入って見つけた2人は髪が明るく、かく言う俺も銀色なので何かそういうコンセプトを持ったグループみたいになっていた。海鮮をつまみながら飲む。2人ともスト6をやっていて、俺はエアプだが最近その界隈のプロたちを少しずつ見るようになったのでその話で盛り上がる。
星乃珈琲へ。引き続きゲームの話。飲んだあと喫茶店でしめる大人になった。

8月12日（月）

早起きして洗濯し、絶対に今日中に乾いてもらわないと困るゲリラ豪雨マジ勘弁状態なのでコインランドリーへ。まだ8時台だというのに往復10分歩くだけで汗ばんだ。
着替えて働きに。暑すぎる。終わり、各停で座って帰る。途中数分間気絶していた。油そばを食べて帰宅。ずっとうっすら眠くて何をしても集中できないので諦めて寝た。

8月13日（火）

さすがに爆睡。掃除機をかけゴミを出し、準備して家を出る。年始ぶりの実家へ。
夜、焼肉を食べた。あとはひたすらだらだら。

8月14日（水）

昼に寿司と天ぷらが出てきてあまりにも実家。最高です。
部屋の本棚を眺め持って帰る本たちを選んでリュックに詰め込んで出発。初台に向かう。

今日は初めて初台のシフトでしかも山口氏と一緒という日。初台でのオペレーションを全く知らない俺は基本的に洗い物に徹してたまにオーダーをこなし、山口氏がその間に仕込みをがんがん進めるというスタイルで閉店まで駆け抜けた。
母親に持たされた小分けのバームクーヘンを2人で分け合い、煙草を吸いながらあーだこーだ話して退店。京王新線で新宿まで出て別れた。

帰って風呂で紫シャンプー。銀はもうとっくに落ちてきていて綺麗な金色になっている。

8月15日（木）

数時間で目が覚めてしまい時計を見ると6時半。思い立った今がチャンスということで洗濯して干しまた眠る。
昼過ぎに起きて洗濯物を取り込んでから働きに。途中、台風のため明日の営業の取りやめが決まったので明後日に向けたイレギュラーな動きになったがテキパキとこなし、あっという間に閉店時間。看板をすべて店内にしまって帰った。

8月16日（金）

家の窓から外を見る限りだと、騒ぎ立てるほどの荒天ではないっぽい。こういうのはその日になってみないとわからないのでしょうがない。

今日は新文芸坐の『ブルース・ブラザース』のチケットを取っているのだが、昨日台風のことを知ってダメ元でメールで「キャンセルってできないっすよね〜」と聞いたら「当日在来線が止まったりとかがない限りは通常営業、なんかあったら当日Twitterで言いま〜す」とのことで、まぁそりゃそうだわなという感じで、外の様子を見ると降ったり止んだりを繰り返してるようで、行けなくもない、というこの感じが一番めんどくさい。降るならひと思いに降れよ。

うわ〜どうすっかな〜、でもどうせまた強く降るタイミング来るんでしょ〜？などと考えているとどんどん億劫になってきてベッドの上から動けない。しばらくして朝のおそらく一番雨も風も強かった時を思い出して、「あの天気の中出勤させられて朝から定刻通りに映画をかけた人にちゃんと給料が支払われてくれればそれでいい」という答えを出し、今日は家から出ないことにした。

結果めちゃくちゃ寝た。

8月17日（土）

アラームに起こされだらだらと準備しながらゆっくり頭を起こし、働きに。大量の仕込みが控えているのがわかっていたので早出。お店に着くとそれらを次々に片付け開店。暑い。改めて天気予報を見ると最高37度らしい。広場には関係者しかいない。店内も落ち着いていたので1人でも大丈夫だろうということで任せ、ラウンジに移動して作業。無事に終えて戻ると特に変わらない様子でその調子のまま交代の時間を迎えた。

最寄りに着くと日高屋から2段階くらい派生した全然知らない名前だが日高屋系列の店でレバニラ定食を食べて腹パンで帰宅。
お店に持っていく本たちの中にコバケンさんの本があってパラパラと眺めていると、舞台に立っているコバケンさんが見たくなったのでYouTubeで『ポツネン氏の奇妙で平凡な日々』を見た。不思議な公演だった。台詞らしい台詞はなくて、発せられるのは何かに対してのリアクションとしての擬音だけだった。このフォーマットならすぐ海外でもやれちゃうんじゃない？と思っていたら実際にやっていたらしい。さすが。

V最スクリムBIG視点を見ながら寝た。