ラベンダーのアロマオイルでリラックス!やってよかった活用法3つ
リラックスできる香りとしてポピュラーなラベンダー。
エッセンシャルオイルを使えば、その香りを自宅で手軽に楽しむことができます。
この記事では、強いストレス状態で不調に陥ってからラベンダーオイルを使い始めた私が実際に試してみてよかった簡単活用術を3つ、みなさんに伝授したいと思います。
種類
まず最初に、ラベンダーのエッセンシャルオイルにはいくつか種類があります。
ネットで検索したり店頭で見かける「ラベンダー」とだけ書かれた商品も、説明書きやラベルをよく見ると、ラベンダーの産地と種類が記載されています。
検索するとたくさん具体的な情報が出てくるので説明はそちらに譲りますが、特にリラックスを求めて自分に合うラベンダーオイルを探している方へ私が伝えたいのは、たまたま最初に出会った商品が好みの香りじゃなくてもあまりガッカリせずに、裏書きをチェックしながら違う種類も試してみると、自分の思うラベンダーに近い香りのものに出会える可能性があるという点です。
他のオイルとブレンドした商品もたくさんあるので、ラベンダーだけでピンとくる香りに出会えなかった方は、そういうものを試すのもいいと思います。
それでは、私のおすすめ活用法を見ていきましょう。
活用法その1:木のアロマディフューザー×ラベンダーオイルで睡眠リズムづくり
木でできた市販のアロマディフューザーにオイルを垂らして、枕元に置く方法です。しばらく寝付きにくい日々が続いていたので、睡眠前のリラックスモードづくりのために使い始めました。
電動で部屋に香りを充満させてくれるディフューザーをご存知の方は多いと思いますが、いかんせん部屋のコンセント数に限りがあるため抵抗がありました。
ネットで探した結果、オイルを垂らすだけで使えるストーンタイプと木タイプのディフューザーがあることを知り、ストーンタイプも可愛いのですが真っ白な表面がしばらくするとオイルのシミが目立つというレビューがあったため、木のタイプを購入しました。
楠でできた手のひらサイズのもので、なんとお値段ワンコイン。
最初の数ヶ月は楠の香りが残っていて、森林浴のような気分も楽しめます。オイルを垂らしての使用感は、とにかく楽。
木にじんわりと染み込んでいくのを眺めていると癒やされますし、ほんの1滴で数秒のうちに周囲はラベンダーの香りに包まれるため、使用量の節約にもなります。
ストーンの方でレビューされていたようなオイル染みは、始めから木目のある木では、個人的にはさほど気になりませんでした。
また、たくさん染み込ませるわけではないので私は不要な気もしますが、もし置き場所が汚れないか気になる方は、下に小さいお皿を敷いておくといいでしょう。
木やストーンはまだ持っていないけどオイルはあるからすぐに試してみたい、という方には、不要になったハンカチや端切れに少し染み込ませて枕の近くに置くという方法もあります。
ラベンダーの香りは強すぎると逆に目が冴えてしまうため、私のように睡眠目的の方は1滴垂らせば十分ではないでしょうか。
枕元に近すぎると香りが強く感じることもあるため、その時は少し離れたところに置くか、風の向きを考えながら位置を変えていくと、ちょうどいい置き場が見つかります。
活用方法その2:お風呂×ラベンダーオイルでリラックス
お湯をためた湯船に入浴剤がわりに数滴ラベンダーオイルを垂らす方法です。
普段よりも疲れていて、入浴によって癒やされたい時におすすめです。浴室全てがラベンダーの香りになり、蒸気と一緒に胸いっぱいに吸い込むと全身の力が抜けていくようで、とても気に入っています。
お風呂から出た後も身体や髪からほんのりラベンダーの香りがするので、ふとした瞬間にほっと安心します。
髪にドライヤーをしている時にも向きによってふわっと香るので、とても楽しいです。
お風呂が好きで、香り癒やされるタイプの方にはぴったりの活用法ではないでしょうか。
この方法を家族も使用するお風呂で試す場合、お湯を替えても浴室内には香りが残ったり、きちんと掃除しないと翌日もほのかに感じたりするので、使おうとしているオイルの香りが嫌いじゃないかどうかを、先にみんなに確認しておきましょう。
かすかにですが、身体を拭いたタオルや、足拭きマットにも香りはうつります。
我が家の場合、使用している私本人はまったく気になりませんが、やりたい日には先に断っておかないと他の人には驚かれてしまいます。
活用方法その3:化粧水×ラベンダーオイルで気持ちを落ち着かせる
スプレー式の容器に化粧水とラベンダーオイルを入れておき、日常でストレスを感じたタイミングでシュッと顔に一吹きする方法です。緊張しやすい方やストレスの多い時期におすすめの方法です。
私は百均で買ってきた携帯用サイズのスプレー式容器に、安く買えるハトムギ化粧水とラベンダーオイル数滴を入れて、デスクの横に置いています。イライラしたり、首や肩が緊張して凝ってきたタイミングで自分の顔に一吹きすると、肌と気持ちが潤った気がして緊張が少し収まります。
お守り代わりにリラックスの素を持ち歩いて手軽に使えるという心強さもあるかもしれません。
もちろん自室に置いておいて好きな時に、もしくは脱衣所に置いてお風呂上がりに全身に吹きかけたり等、いろいろな場所で使えます。
この方法で気をつけるのは、吹きかける際に周囲の人や物にかけないことと、オイルと化粧水は分離するため使用前に容器を少し振ることです。
また、お風呂での活用法同様、かかってしまった箇所からはラベンダーの香りがすることになるので、周囲にその香りが嫌いな方がいないかどうかは気をつけておきましょう。
最後まで使い切るためのアイディア
アロマオイルの瓶って、たくさん残量がある時には気になりませんが、最後まで使おうと思うとなかなか難しいと感じませんか?まだ少し残っているのに捨てたくない時のアイディアをご紹介しましょう。
それは、ティッシュに染み込ませること。
まずティッシュでこよりを作って、アロマオイル瓶の丸い穴をふさぐようにぐっとさし込み、逆さにして少し待つと、オイルが染み込んできます。あとはティッシュがちぎれないようにそっと穴から抜き、広げて、ラベンダーの香りをさせたい場所へ行きヒラヒラと振るだけで、ふんわりとしたラベンダー香る空間のできあがり。
もちろん枕元に置いてもいいですし、衣類につかないようクローゼット内に入れておく、タオル置き場に挟んでおくなど、いろいろな使い方ができるラベンダーティッシュになります。
他にも、瓶の穴に綿棒を当てておいてオイルを染み込ませ、耳の後ろや手首にちょんちょんとコロンのようにつける、なんてこともできます。
上手にオイルが出てこない最後の方の使い方として覚えておくと、残してしまった罪悪感も減りますし、毎回1つ瓶が終わる時の楽しみが増えます。
まとめ
ここまで手軽にできるラベンダーオイルの活用法をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
エッセンシャルオイルを使う習慣のない方には、最初は少しハードルが高いかもしれませんが、小さい瓶なら安価で購入でき、身の回りにあるものやちょっとした道具ですぐに始められる、ラベンダーのエッセンシャルオイルでのリラックス生活は本当におすすめです。
私も、寝付きが悪くうまく興奮とリラックスを切り替えられない状態から、ラベンダーオイルのちからを借りて日常生活に戻ることができました。その後、お気に入りの香りに出会えたことと、使用方法を工夫する楽しさに目覚めて、今でも毎日ラベンダーの香りに包まれながら過ごしています。不安な状態から香りひとつで自分の生活のリズムができていくのも、とても興味深い体験でした。
この記事を読んでいる方も、ご自分に合った香りに出会うことができて、生活が豊かになりますように。
私の活用法がそのひとつのアイディアになれば、とても嬉しく思います。
アロマ関連記事