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特殊なコミュニティでの立ち位置

 先日、ニコニコ生放送で「ぶっちゃけ箱」という配信を視聴した。(詳細はURLを参照)

 その中で「ここ数年、このコミュニティで行われている凸待ちなどの視聴者参加企画を楽しめなくなった」「みんな凸待ちに本気を出しすぎて競争が激しくなっているから機会を増やしてほしい」といった旨のメールが読まれた。
 この配信の特性上、誰が送ったかを知ることはできないがかなり思うところがあって送ったのだと推測する。
 このコミュニティで凸待ちに参加している身として、このメール及び配信主であるぱんちどらんか〜さんやコメント欄の反応を見聞きして思ったことを文字に起こしてみようと思った次第である。

⓪凸待ちとは(知ってる人はスルーしてよし)

 「凸待ち」(とつまち)とは、先方からのコンタクトを待つこと。「突撃(=先方からのコンタクト)待ち」の略。
 配信界隈では、ライバーが自分のSkypeID等を公開し、相手からの通話を待つことを指す。(numanより引用)
 通話内容は雑談・相談・議論・クイズ・声真似などのネタ見せ・歌など多種にわたり、会議通話機能を用いて多人数で通話する放送もある。(ニコニコ大百科より引用)
 
 配信者が提示した通話アプリを用いて実際に通話する放送を「凸待ち配信」と呼び、配信によっては配信者以外のリスナーからの凸を待つものもある。自分が属しているコミュニティでは、こうしたリスナーも参加できる凸待ち配信が数多く行われている。

①凸待ちにおける立ち位置

 この凸待ちに自分は2021年から参加しており、何度もネタ等を披露してきた。おそらく通算で100回以上は凸取られてると思う。
 ネタ凸(ネタを披露する凸待ち)においては、「安定したネタを見せてくれる人」「インパクトのあるネタを見せてくれる人」「確実にウケを取れるシブいネタを見せてくれる人」などに分けることができるという。配信内ではこの3グループに当てはまる具体的な常連凸者の名前が出ていたが、「-シブいネタ-」のグループに自分の名前も挙がった。
 自分は2022年の7月に「SLIME」から「エアーマンが竿姉妹」(変な名前!)に改名を行い、そこからしばらく凸をよく取られるようになった。当時の自分の心境としては「名前負けしないような強いネタをしたいが、中々上手くいかず小さくまとまってしまう」ことが悩みであった。インパクトの強いネタは「www」のコメントも多く、配信終了後のツイートでも印象に残ったネタとして挙げられやすいため、自分はこうしたネタを量産できる凸者に憧れを抱いていた。面白い人って言われたいわな。実際のところそんなネタは出来ず、「www」コメントもそこそこくらいのネタが数多くできるのみであった。
 先の配信でシブいネタを見せてくれる人の例として自分の名前が挙げられたとき、驚きを感じるとともに、嬉しさも感じた。自分の凸のスタイルを見てくれていたことや、自分のネタは小さくまとまっているのではなく、破壊力のあるネタをする凸者の脇を固められるポジションであると評価をしてくれたことで「自分が3年くらいやってきたことが認められた」気持ちになった。

②これからのスタンス

 自分がシブいネタを披露することで破壊力のあるネタとのバランスを保てるメンバーという認識をもらったことで、これまで悩んでいた「インパクトのあるネタが作れない」問題は「別に無理して作らなくて良い」という結論に至った。
 「安定感」、「インパクト」、「シブ知」、「シュール」のバランスがちょうど良い具合になることでネタ凸配信全体が面白いものになるならば自分はこれまでやってきたことを変える必要は無いのだ。トンカツやカレーを食べた後の酢の物みたいなネタが出来ればそれで満足である。たまにはメイン張りたいけどね。

③最後に

 自分がやってきたことが評価されていると分かったので、これからも楽しく参加型企画に参加していこうと思う。そう考えたら夜勤で参加できないのモヤモヤするな、転職してぇな…

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