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【受験体験記】公認会計士試験_短期合格者(1年未満)が伝える勉強スケジュール


自己紹介

私(清野)は、大学を卒業後、新卒で務めた職場を退職したのち、公認会計士試験の勉強に専念し、令和5年公認会計士試験(論文式)に11ヶ月で合格し、その後スローガンに正社員として入社し、働いております!

予備校は、圧倒的シェアを誇っているCPA会計学院の講座を受講していました。講義はすべてオンラインで受講していましたが、CPA新宿校の自習室には朝一番乗りで行くこともしばしば。。といった生活を送っておりました!

これから会計士試験を受けようか迷っている方や、現在勉強中の受験生の方に向けて、自分の失敗体験も踏まえ、正しい勉強法をお伝えし、お役立てできたら幸いです!

参考までに、短答と論文の成績表を公開します。

  • 短答

    • 財務会計:140/200

    • 管理会計:60/100

    • 監査論:75/100

    • 企業法:70/100

    • 合計:345/500(69%)

この時のボーダーは69%ぴったりだったので、短答は本当にギリギリで合格でした💦

☟論文式試験時の成績表

論文式試験 成績表

短期合格の秘訣

会計士試験合格=覚悟×正しい勉強法。この2つであると思います。
公認会計士試験は科目数も多く、かつ試験範囲も膨大なため、短期間でこれだけの知識を自身の血肉にするためには、相当の覚悟と正しい勉強法の習得が必須です。

覚悟

覚悟とは、一言で言えば「自分は絶対、短期で公認会計士試験に合格する!!」という気合です。最初から精神論を炸裂しており、コイツただのゴリゴリパワー系なんじゃ・・と思われているかもしれませんが、この「覚悟」は短期でなくとも公認会計士試験に合格するためには、必須であると思います!

絶対(短期で)合格する!という気持ちがあり、
その上で合格のための正しい勉強法をすることで知識が血となり肉となり、自分のものになるのです

正しい勉強法

前述したように、覚悟や気合だけあっても正しい勉強法がなければ、ただのパワー系です。短答式試験は、「暗記」に頼り、パワー系でゴリ押せるかもしれません。しかし論文式試験では、自分自身で文章を書く必要があるため、しっかりと理解していなければ自分の字で書くことができません。そして、合格後、実務へ出てからはさらに暗記ではなく、基準の理解が大切であると感じております。

私の失敗談

私は、あまりに「覚悟」のみが先行し、「すべて暗記するぞ!!」と爆速で講義を受けていました。ですが、もちろんすべて暗記するなど不可能で、全科目の講義を受け終った頃には、何が何だか全然わからなくなっていました

ですが、この状態でも「理解」することに重きは置かず、とりあえず問題集を進めて行くうちにいつか理解するだろう!と思って進めていたものの、精神的にも崩れていき、挙句の果てに全く勉強に手がつかなくなってしまいました

最初から理解しながら進めていれば、精神的に不調になることもなかったと思いますし、大変後悔しています。。。皆さんは同じ道を歩まないように。。。

勉強スケジュール

私の勉強期間である9月末~翌8月末まで大まかな勉強スケジュールをお伝えさせていただきます。全体のスケジュール感を大まかに捉えることが非常に大事です!

  • 9月末~11月中旬 
    財務会計論(計算・理論)、管理会計論(計算・理論)の講義消化&講義対応のレギュラー答練

  • 11月中旬~年末 
    財務会計論、管理会計論の復習
    企業法、監査論の講義消化&講義対応のレギュラー答練

  • 年明け~3月末
    租税法、経営学の講義消化
    短答4科目:論文対策用の講義や答練

  • 4月中旬~5月短答試験
    短答科目:集中対策

  • 短答試験後~8月論文試験
    論文科目:集中対策

各科目の詳しい勉強方法については、順次更新していければと思います!

最後に

会計士試験は暗記ではなく理解であると言われますが、本当にその通りです。合格するための本質的な勉強の大部分が暗記ではなく「理解」であることに自分自身でいち早く気が付き、正しい勉強を確立することこそが、会計士試験合格の最短ルートです。

現在、スローガンという事業会社に所属しておりますが、会計士試験を通じて勉強した内容はすべて役に立っています

何よりも趣旨を理解した勉強をしていたからこそ、実務として社内での検討や監査法人との折衝においても、一歩踏み込んだ検討をすることができると感じております。

是非、実務の現場でお会いできるのを楽しみにしております!!