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社員は見た!公認会計士試験合格者の活躍ポテンシャル
はじめまして、スローガン株式会社経理担当のナツカミです。2012年新卒で金融機関に入社し、1年半でテレビ番組の制作会社に転職、4年ほど勤め、2018年にスローガン株式会社に経理職として入社しました。現在35歳で、スローガン経理歴は7年目になります。
今回は、会計士試験受験生、合格者の皆さんをスローガンの経理インターンとして迎える側の気持ちを書いていきたいと思います。
スローガンで経理インターンをすることに興味があるけれど、経理チームにどういう人たちがいて、どう考えているのか気になる、不安を感じている、という人に読んでもらえると嬉しいです。
インターン生を受け入れることになったときの気持ち
スローガンの経理チームでは、2022年から会計士試験の勉強中または合格者をインターンとして受け入れています。受け入れることになったきっかけは、副社長(公認会計士、コーポレート部長)である北川の「インターン生を入れようと思います。」という一言でした。
それまでの経理チームには社員しかおらず、インターン生を受け入れたことがありませんでした。ですが、もともとスローガンは創業者の伊藤がインターン生と大きくしてきた会社であると聞いていましたし、北川自身もインターン生としてスローガンにジョインしていたことは知っていたので、「なるほど、いいですね。」という気持ちで、大きな驚きなく受け入れた記憶があります。スローガンという会社自体にハイポテンシャルなインターン生が多く活躍している実績があったので、抵抗がなかったのだと思います。
一方で、当時は在学中から公認会計士を目指して勉強している(ましてや合格までしている)ような学生が一体どんな人なのかが全く未知だったので、どのような人が来てくれるのか、どういう業務に携わってもらうのかはまったく見えない状態ではありました。
どういう風に働いてもらって、どんな仕事を用意すればいいだろう。
あとは、公認会計士試験の受験生もしくは合格者にやってもらえる仕事なんてあるかな?と、少し緊張したのを憶えています。
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いざ受け入れてみると、そんな心配は杞憂でした。インターン生が仲間になってくれてよかったことばかりでした。たくさんある中の一部を詳しく書いていきます。
インターン生に任せてよかったこと
①マニュアルの作成、アップデート
普段私たちがしている業務を誰がやっても正確に再現してもらうためには、わかりやすい業務マニュアルが必要です。これまでも業務に関するマニュアルはあったものの、事業に対する背景知識がある前提での記載になっていたり、イレギュラーな対応を口伝で行っていたり、経験でカバーしたりしている部分があり、業務が属人化してしまっていました。そこで、インターン生に業務内容をウォークスルーして理解してもらい、交通整理をし、よりわかりやすいマニュアルへアップデートする作業をお任せしました。
結果として、だれがやってもクオリティの高い業務を再現できる状態にすることができるようになっています。現在も日々変化するフローに合わせて経理チーム全体でマニュアルの作成、アップデートを行っています。
②オペレーションの改善
上場企業のオペレーションに改善することなんてあるの?と思う人がいるかもしれません。「今ある業務オペレーションのムダをなくしてフローをブラッシュアップしていく面白さ」は、イノベーションを起こそうとするスタートアップ企業に対してサービスを提供しているスローガンの経理だからこそだと思います。
変化が激しい環境に合わせて急激に変化していく事業を適切な会計処理で表現されている状態にするために、インターン生の持つ会計知識を活用しながら、オペレーションの改善に取り組んでもらっています。「このタスクは本当に必要なのか」、「こうすれば会計処理が正確な状態でムダを省けるのではないか」という小さな「気づき」からどんどん改善施策が生まれています。
③月次決算業務
①と②を掛け合わせ、毎月の月次決算業務のタスクを社員、インターン生の区別なくお任せしています。月次決算業務の中で複雑なオペレーションや修正が発生したときに、どうしたらミスなくシンプルなオペレーションにできるか、を経理チーム全体で「デトックス会議」を行っています。
④決算業務、監査対応、開示業務
③と同様に、社員、インターン生の区別なくタスクをお任せしています。複雑な会計処理の検討が必要な場合には、基準を参照して検討してもらったり、監査法人とのすり合わせもインターン生が行う場合もあります。かなり心強いです。
社員からみたインターン生
「インターン生に任せてよかったこと」で一部を挙げたように、既にインターン生はスローガンの経理チームにとって大切な存在になっています。
そしてインターン生の1期生、2期生が積み上げた資産が大きくなり、どんどん経理業務の範囲が拡がっています。既存の業務にとらわれずに付加価値の高い業務にも取り掛かれるような準備ができてきました。
会計士試験で身につけた知識はもちろん、インターン生自身が持つ思考力や洞察力をフル活用してもらえる環境があると思っています。そこに少しだけ必要になるビジネス上のノウハウやあるあるをこのインターンで経験してもらえれば、かなり最強の状態で社会に出られるのではないでしょうか。
会計士試験の合格者は監査法人やFASをキャリアとして志望される方が多いと聞きました。もし将来そのようなキャリアを考えていらっしゃるのであれば、ぜひスローガンのような環境で事業会社の経理がどういったことをしているのか?を経験してみて欲しいです。
会計士試験を通して身につけた知識が実務でどのように活かせるのか試してみるチャンスだと思います。
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました。スローガンでの経理インターンに興味を持ってくれた方が、この記事を通して少しでも安心して応募に進んでくれたら嬉しいです。お会いできるのを楽しみにしています!
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