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事業会社で活躍する公認会計士試験合格者のリアル

初めまして!令和5年公認会計士試験に合格し、スローガン株式会社にて正社員として働いている清野と申します。

私は、会計士に合格したのち、監査法人を経ず直接、スローガン株式会社という事業会社に入社しております。

最初は監査法人からキャリアをスタートする方が大多数である中で、いきなり事業会社に入って大丈夫なのか!?など、あまり知られることのない、事業会社で活躍する会計士合格者のリアルをお届けしたいと思います!


スローガンに入社した理由

一言でいえば、巡り合わせと直感です!

新卒就職活動での失敗

私は、学生時代の就職活動において、いわゆる「自己分析」をあまりしておらず、仕事内容や入社する組織に対して、希望や関心を持っていませんでした。しかし、それによって新卒で務めた組織は、早期に退職することとなり、「自分に合った仕事や組織を主体的に選択する」ために、会計士試験に挑むことを決意しました。

スローガン入社まで

会計士合格者として就職活動を行っている際に、今度こそは「自己分析」をしながら自分の内面に向き合ったり、予備校(CPA会計学院)のキャリアエージェントの方経由で様々な会計士の先輩方からお話を伺ったりし、ベストな環境を選択するべく奮闘しました。

そこで紹介されたのが、スローガンでした。
(スローガンを知ったのは、実は、別の機会ではあったのですが、ここでは割愛させていただきます笑)

人の可能性を引き出し 才能を最適に配置することで 新産業を創出し続ける。

スローガン株式会社 MISSION

このミッションのとおり、スローガンは、「人の可能性」に着目し、組織運営を行っています。取締役副社長である上司の北川(公認会計士)もこのミッションの実現に全力をかけており、この環境に飛び込むことがベストな選択であると直感的に感じ、入社を決意しました。

リアルな業務内容

2023年11月末よりほぼフルタイムでジョインしたため、この記事を執筆している2024年11月時点で、ジョインしてから約1年となりますが、多岐にわたり経験させていただいております。

月次決算、四半期・半期・年次決算、会計処理論点検討、開示作成、監査法人対応、J-SOX対応やコーポレートアクションに係る支援業務など、本当に様々なことを経験させていただいております。

月次決算

毎月行う、月次決算の作成業務です。
いかにミスなく、短い時間で、効率よく完了することができるかを毎月改善施策を回しながら、磨きこみをしています!

四半期・半期・年次決算

四半期決算ごとのタイミングで行われる決算業務です。
月次決算では仕訳を入力しないような、ファンドの損益取込や、各種相殺仕訳、税金・税効果などを決算整理仕訳として入力します。

会計処理論点検討

新規の取引や、事象が発生した際に、基準に照らして妥当な会計処理方法を検討します。会計基準や適用指針、実務指針などに照らしながら、妥当な会計処理を検討し、監査法人と合意を取り、実際に会計処理を行うまでが一連の流れとなります。

開示作成

決算短信、有価証券報告書、招集通知などの開示書類に関して、開示項目の検討及び作成を行います。監査法人では、会社側で作成済みの開示書類を監査するものでありますが、会社側では作成フローについての一部始終を味わいつくせます!

監査法人対応

決算手続きや、開示書類、J-SOXなどについて監査法人とやり取りをしながら、進めていきます。監査法人として求められる事項に関しても、勘所は会計士試験の勉強でカバーできているため、対等に会話ができます。自分は会計士合格1年目にもかかわらず、監査法人の担当者の方はベテラン(マネージャーやパートナー)の方ばかりで、対等ではありますが、大変勉強になることが多いです。

J-SOX対応

J-SOXに関しても、会計監査と同様に進めなければならず、内部監査担当者や監査法人と協力しながら、進めております。会社のガバナンス機能の大切さについて、非常に理解が進む業務です。

コーポレートアクションに係る支援業務

上記のほかに、各種コーポレートアクション(ストック・オプションの発行や自己株式の取得など)についての検討や関連業務(開示の要否検討/関係各所との連携など)の支援を行っております。

さいごに

私自身、丁度入社して1年というタイミングで執筆しているため、個人的な振り返りにもつながりましたが・・(笑)

とにかく、たくさんの業務と、たくさんの人(会計士に限らず)と共に業務を行っております!

会計士試験合格者インターンの募集

会計士だから監査法人に行かなければならないとは、決まっておりません。

自分が心の底から願う環境や組織を見つけ、そこで働くことが「Well-being」につながります。

ウェルビーイング(Well-being)は、well(よい)とbeing(状態)からなる言葉。

世界保健機関(WHO)では、ウェルビーイングのことを個人や社会のよい状態。健康と同じように日常生活の一要素であり、社会的、経済的、環境的な状況によって決定される(翻訳)と紹介しています。

ベネッセ ウェルビーイングLab

スローガンは会計士合格者インターン生をどしどしお待ちしております!!

監査法人に行くことは決定しているが、残りの学生生活は人と違ったことをしてみたいや、将来的に事業会社でのキャリアを考えている方など、どんな方でもウェルカムですので、お話だけでもお待ちしております!