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提供「する側」になって初めてわかること
みんなが一度、なにかを提供「する側」になってみれば、世の中がすこし優しくなるかも?と思ったお話です。
2022年は、初めて出展者として展示会に参加したり、知人が経営するオンラインストアの開設〜運営までさせてもらう機会などをいただいた年でした。
最近では、日ごろ感じていることやシェアしたいと思ったことを、(本当に少しずつだけど)こうしてnoteで発信したりしています。
そんな経験を経てあらためて認識したのは、なにかをゼロから作って提供するというのは、想像以上に、本っ当に、大変だということ。
正直なところ、これまでは誰かがつくったものを見て「もっとこうしたらいいのに」と安易に思ってみたり、誰かが書いた文章を読んでも「ちょっと頑張ればもっと読みやすい文章にできるんじゃない?」とか感じたりしていました。
それ自体は悪いことではないけれど、ゼロからものを生み出して提供することの大変さについては、私はなーーんにも理解していなかったなぁ。と気づかされたのでした。
SNS等での発信についても同じで、見ているだけと、大勢に見られることを前提に自分自身が発信するのとでは大違い。これは実際にやってみないと、想像だけでは本当の意味はわからないことでした。
よく言われる「”わかる” と ”できる” は違う」をようやく肚に落とせた感じです。
(もしかしたらこれもわかったつもりなのかもしれない…笑)
それからというもの、良いと思ったサービスや作品などには積極的に高評価をつけたり、素敵な気分にさせてくれたSNSの投稿にはできる限りいいねを付けて、できるならコメントも残そう、と思うようになりました。
加えて、たとえ自分の好みではなかったとしても、誰かがなにかを作って発信していること自体に尊敬の気持ちを持てるようにもなりました。
自力ですべてを生み出していくのは本当に大変だったけど、思いがけず謙虚さを身につけたり新しい視点を持つことができて、振り返ってみればそれが一番の成果だったなと思うのです。