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ガラスの器と静物画展へ
2月某日、新宿へ。
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まずはランチということで
MORETHAN BAKERYへ。
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ホテルの1Fにあるこちらのお店は、購入したパンをラウンジで食べることもできます。
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行き交う旅人たちを眺めつつ、おいしくいただきました。
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この日の目的は、東京オペラシティアートギャラリーにて開催中の「ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家」。
ちょっと複雑な構成なので、展覧会詳細については美術手帖のレポートを引用させていただきました↓
本展はガラス作家・山野アンダーソン陽子の作品を収録したアートブックを制作するプロジェクトの一環として開催されている。まず、山野が声をかけた18人の画家が、それぞれの画家が自身が描きたいと思うガラス作品を言葉で表現。その言葉に応答するかたちで山野がガラス作品を制作し、そのガラス作品を画家が描くというものだ。さらに、できあがった絵画と山野のガラス作品を写真家・三部正博が撮影、さらにデザイナー・須山悠里のデザインによりアートブックがつくられている。本展では、この制作プロジェクトのなかで生まれたガラス作品、絵画作品、そして山野の言葉などによって構成されるものだ。
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要は、「画家の言葉から山野さんがガラス作品を生み出し、それを画家が絵にする」ということなのだけれど、素人目線では「18人は大変すぎないか」などと思ったり。アーティスト18人のクリエイティビティを受けて返すのはなかなかのエネルギーかと。
対して、画家側は結構うれしいオファーだったのではないかな〜、とも思ったり。自分の言葉がガラス作品になるなんてワクワクしかないし、それを自分の作品に取り込めるなんて絶対楽しいだろうし。
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…と、つい作家側の見方をしてしまいましたが、単に観客としては、ガラス作品と絵画のリンクするおもしろみと、それぞれの美しさを堪能しました。
どの言葉がどのガラス作品で、それがどの絵なのかを探しながら見る大変さは少しありましたが。
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プラスで嬉しかったのは、今展の参加作家でもある伊庭靖子さんのコーナーが併設されていたこと。
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以前、東京都美術館で開催されていた伊庭靖子展 まなざしのあわいは、忘れられない展覧会のひとつ。
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自分ごとではありますが、思い返せば「ジャンルの異なる作家が、それぞれの解釈を持ち寄ってひとつの作品を生み出す」というコラボにはもともと興味があって、かつて何度かイラストレーターの方とともに展示をしたことも。
それはそれで大変さもあったけれど、自分を超えた何かを引き出された実感がありました。ささやかながら。
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とはいえやはり、1人対18人はすごいと思う。