HILLSめぐり(3)
前回の続き。
HILLSめぐりラストを飾るのは
「麻布台ヒルズ」です。
昨年開業したものの、まだ建設途中のショップがいくつか。とはいえ、もともと縁のないお店だったりするので、そのあたりは全く気にならず。
ハイブランドゾーンをさーっと通過して広場の方へ。
こちらも虎ノ門同様、パブリックアートがいたるところに。
タワーに向かう途中、行列しているお店を発見。
せっかくなので並ぶことにする。
20分ほど待って、クレームブリュレのクレープをget。中はカスタードとブルーベリー。生地がやや甘過ぎたけど、おいしくいただきました。
2度目のおやつを済ませて、タワープラザへ。
インテリアショップのみじっくり見て、あとはさらっと流すのが、こういった場所での行動パターン。
飲食店もひととおりチェック。
良さげなカフェが新宿や渋谷ほどは混んでないのがいいなと思う。(ペリカンはさすがに混んでいた)
HILLSめぐり感想
続々と現れる商業ビルに対して淡く冷ややかな視点を持ちながらも、洒落たカフェやキラキラな品々を見るとやはり気分は上がるし、真新しく合理的な空間は快適だし、どーんとそびえ立つビルは子供の頃に見たアニメの未来都市のようでわくわくもする。
今はどこか味気ない薄っぺらな建物のように思えても、やがては東京タワーや新宿ビル群のように、愛着を感じるランドマークになるのかも…などとも思ったり。
そもそも大原美術館だって、建設当初は世間から批判的な目で見られていたのだとか。多くの観光客が訪れる世界中の歴史的建造物は、圧倒的な格差の中から生まれている。
いろんな傲慢さの上に技術と文化が花開くことを思うと、そこにマイナスもプラスもないのかもしれない。全ては人の営みなわけで。
ならば、両方を見据えた上で素直に楽しむのもアリかと。少し無責任な気もするけれど。
そんなことをつらつらと考えたHILLSめぐりでした。