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残しものには福がある? /day60

この前家の整理をしていた時のこと。
僕は一人暮らしをやめた際に実家へ持ち帰ってきたベッドのマットレスを置く場所がなく、僕はそれを泣く泣く捨てようかと思っていた。

そんな時、母の実家に住んでいる祖母が捨てるようなら自分が使うと言ってきた。
僕がマットレスを祖母のところへ持って行き、祖母に一回横になってみて試してもらうと、祖母の今まで使っていたマットレスが薄かったらしく、ベッドマットレスの柔らかさにとても驚き、気持ちよさそうだった。

今まであまり目にしないほどの驚き様だったため、マットレスを捨てずに祖母へ渡せて本当に良かった。

話は変わり、整理していた時に処分に困った荷物がまだある。それが高さ100cm、径が50cmほどもあるゴミ箱だった。そのサイズ感だとどうにも部屋に置くには大きすぎることが懸念されており、こちらも捨てるかどうか迷うっていた。

そんな時、庭のほうきなどの掃除道具入れが無駄に幅を取りすぎていることから、先のゴミ箱を掃除道具入れにすることでスペースを小さく済む案が出た。こちらもおかげで大きすぎるゴミ箱を捨てることなく活用ができた。

本当は捨てられるはずだったゴミが、少しのアイデアで他の人の役に立てることができることを知った。ゴミも使い方次第で生活を便利にするものと化す。これからは工夫によってもっとゴミを減らしていきたいと思った。

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