君がどう思ったかはわからないけど
9月1日 朝6時30分
悪酔いをすることもなく、宙に浮いたような気持ちのまま家に着いた。
明るくも暗くもない気持ち。
先ほど歩きながら考えていたことを臆することなく書く。
今回の企画に向けて、一緒に作り上げてくれた皆さま、ご来場いただいた皆さま。本当にありがとうございました。
“ありがとうございました”以外に言える言葉がないもどかしさと、”これ以上の言葉が見つからない”という額縁に収めることへの歯がゆさがある。
言わなきゃ伝わらない。なにかをしなきゃ伝わらない。
でも、誰になにを言ったってどこかに角が立つ。いつか誰かを傷つける瞬間が来るんだ。疲れるよ。
疲れた自分を救うために、罪悪感という傷をこしらえる。
それでもまだつらいから、曲を作って演奏する。
人と人が支え合って生きる義務などない。音楽が世界を救ってたまるか。ものすごく狭い部屋で、1秒間、景色が変わるところを見てみたいだけだ。
こうやって書き連ねた一連の心の動きに、夏の終わりというわかりやすい名前をつける。
僕も、お客さん自身も、全員が自分の世界で1人になったような、あの感覚を忘れないために。
P.S. 一週間ほど引きこもってアニメを見ます。
「スキ」を押して頂いた方は僕が考えた適当おみくじを引けます。凶はでません。