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ココロが凝ったときに聴いている曲
発病には至らないものの軽い症状がある状態のことを未病というそうだ。
身体と同様に心にも未病と呼ぶべき状態が存在するとしたら、おそらくそれは肩が凝るように、心が感受性を失って硬くなっているのではないだろうか。
#私のプレイリスト というお題を目にしてしばらく考えたのちに浮かんできた、そんなココロの凝った時に聴く楽曲を列挙してみようと思う。
期せずしてアコースティックギターの比率が高くなったが、あくまで偶然である。
プレイリストとして面白いかどうかは分からないが、音楽をスタイルや流行で聴くのとは違う、心の耳で聴くことの例えと思ってもらえればいい。
① ”Masquarade” YES(Steve Howe)
イエスのアルバム”UNION”のこの曲、実際にはスティーヴ・ハウのギターのみの「どソロ」である。緩やかな流れを思わせる。
② ”Begin The Beguin” Tuck Andress
聴き流しているとあっという間に終わるので、タック・アンドレスの名手ぶりに気づけないかもしれない。コーヒー片手にヘッドフォンでじっくり、という聴き方が出来るオトナのための演奏。
③ ”If He’s Enver Near” Karla Bonoff
先のT・アンドレスとは真逆の拙いギターだが、それゆえに心を打つ。コーラスに参加のグレン・フライはもうこの世にはいない。
④ "Operator" Jim Croce
流麗なギターだけでも秀逸な曲だが、やはり歌詞と、主人公の置かれた状況を知っていると聴こえ方が、感動の質が違ってくる。
興味のある方はこちらを。
⑤ "メロディ” 新居昭乃
メロディも詩も全てが調和している。ソングライター、感性に圧倒されてしまい、言葉を吞み込んでしまうような曲を多く書いて歌う人。
⑥ ”君の名を呼ぶ” 浜田省吾
後にリメイクされるがこちらは2001年のシングルのバージョン。
切々と歌われる心情を自分のことのように感じ取れる聴き手のためにある曲である。若い世代には少し難しいかもしれない。