言葉の音とか見た目とか言葉狩りとか
noteをはじめてみたもののなにを書こうかわからずなんとなく眺めている今日この頃、とりあえず何か書こうと動き出してみます。
noteがはじまったとき、「Twitterとブログのあいのこだなー」みたいな感想が頭に浮かんだのですが、「あいのこ」ってなんだろうって思ったんですよね。
なにかをふたつくっつけたなにかみたいなイメージはあったのですが、正確にはなんだろうってググってみたらハーフの子を貶すための悪口だったらしく「知らなかった」とツイートしたら「知らなかったんかい!」とつっこまれました。
まあ、知らなかったものはしょうがないのでおいてといて、今後はできるだけつかわないようにしようと胸に誓いました。そして、今、ここで何度か書いてしまっているわけですが、「あいのこ」って音とか文字列の見た目がかわいいと思いませんか?
悪口だったのかーと思ったときに、感じたことはこんな響きとかわいい見た目の文字を悪口に使用してしまうなんてもったいないなーということでした。
悪口ではなく単純に「ふたつのくっついたものからできたもの」という意味にしておけば素直に使えたわけです。でも、悪口だと知ってしまった今はもう素直に使うことができなくなりました。
そこで思ったことはこういった方法を使えば音の素敵な言葉を「言葉狩り」できるかもしれないなということでした。
「あいのこ」という言葉は最初から悪口だったのかもしれません。ですが悪口でない素敵な言葉も悪口として使用することを繰り返せば、使わないようにという空気を作ることができるのではないでしょうか。
たとえば、
「おまえのかあちゃんウンテルデンリンデン!」
「おまえのとうちゃんシュトゥットガルト!」
とか悪口としての使用を繰り返すとウンテルデンリンデンやシュトゥットガルトという素敵な響きと見た目の言葉を使ってはいけないような空気を作り出せそうです。……出せませんか? ウンテルデンリンデンではちょっと厳しい気はしてきましたがそこはちょっと目を瞑りましょう。
そんなこんなで世の中にはいろいろな音と見た目を持った言葉がいろいろな意味で使われています。
わたしは「凛々しい」という言葉が好きだなとさっき帰り道を歩いていて思いました。
「凛々しい」という表示が素敵です。
「りりしい」という響きが素敵です。
頭の中で響かせるとすーっとするような感覚を覚えます。
わたしは「深々」という言葉が好きだなと封神演義の漫画を読んだとき思いました。よみは「ふかぶか」ではなく「しんしん」です。
というわけで、わたしは「ポジティブ」という概念が嫌いです(ひゃっはー)。
「ネガティブ」という概念が好きです(うぇーい)。
みなさんに「好きな言葉なんですか?」なんて聞いて素敵に終わらせるようなわたしではありません!(にこにこ)
次回からは世のポジティブあるいは正負で考えるならプラスの性質を持つような印象の言葉について、「それってほんとうにいいのかよ?」と疑問をぶつけるようなことを10回ぐらい書いてみようかなーと思いました。あきなければ。
ちなみにわたしは「めんどくさい」という言葉が大好きです。
ではでは。