稽留流産
こんばんは!いわおです。
タイトルの通り、稽留流産と診断され、今日手術を受けてきました。
9週目に心拍を確認しに行きましたが、動いていないだけでなく、ちょっと縮まってしまっていました。
エコーを見た時、悲しさはほとんどなく
「本当に今日までよく頑張ってくれた!」
と、称賛の気持ちが強かったです。
だから今日手術を迎えるまでは、もちろん心の片隅に悲しさもやるせなさもありますが、
いつも通り笑って、美味しいものを美味しいと食べて、たくさん寝て、したいことをして過ごせました。
1ヶ月くらい確かにお母さんであったこと、その間に覚えた高揚感や全能感…もちろん、やきもきして苦しい日々もありましたが、そんな色々な感情や記憶。
お腹の子がもたらしてくれた全てに感謝しかありません。
今までのいわおだったら、
焦りとか、後悔とか、自分を呪うだとか、そんな感情に支配されて悲嘆に暮れるばかりだったと思うのですが、
不思議と前を向いて、次に授かる命へ無理なく前進していきたいと感じています。
お腹の子が、ネガティブな感情を全て持って行ってくれたのか…
そんな風に思うと、ちょっと悲しいですね。
スピリチュアルに傾倒しているつもりは全くないのですが、そんな風にも考えてしまいます。
現実か空想かは、どうでも良いのです。
体調がひと段落したらご先祖様へ、今日までのご加護へのお礼と、お腹の子について静かに報告をしに行く予定です。
今日の手術は、今まで体験したあらゆる肉体的苦しさの中でもダントツできつかったです。
たまたまだとは思うのですが、今日、初めてつわりらしきものが現れたのです。
手術への緊張、不安、色々重なった結果とは思うのですが。
クリニックについても嘔気が止まらず、内診室に呼ばれるまで何度トイレに駆け込んだことか。
またスピリチュアルめいた話で恐縮ですが、何だか最後の力を振り絞ってお別れの挨拶をしてくれているのでは、なんて感じるとトイレでちょっと涙が出たのはここだけの秘密です。
子宮口を広げる処置の後は、その痛みから?吐き気があり、頭も痛くなってきて手術が一通り終わるまでしんどさオンパレードでした。
しかも、手術後に目が覚めてふと寝返りを打ったらベッドが血の海!!!
看護師さんが「院長先生呼んできて!!」とかなり物々しい雰囲気に空気が張り詰めましたが、特に問題はなく1時間の点滴追加で事なきを得ました。
という訳で、病院到着が9時、病院を出たのが18時過ぎと、フルタイム勤務並みに在院していました。もう疲れた…夕飯作っておいて良かった…。
夫も仕事を休んで待機&迎えに来てくれて、感謝感謝です。
食欲は旺盛だったので、傷の修復のためレバーと鶏肉をたくさん食べました。
血液検査の結果は問題なかったのですが、今でも切れかけた古い蛍光灯の「ジジジジジジ・・・」という明かりの下に居るようで、視界がぼやぼやしています。
とにかく明日からは、鉄分を積極的に補給じゃ~!
クリニックの方針として、2回生理を見送ってから次の移植が開始となります。
1回生理が終わったらタイミングは取っても良いらしいのですが、ちょっと妊活のことは忘れてのんびり過ごしたいなと思っています。
そして、せっかく空いたこの数ヶ月間で、今しかできないことをたくさんしていきたいと色々計画しています!
今までは妊活中心に全てを考えてしまっていました。
もちろんこれからも大事な柱ではあるのですが、
それに振り回されず、自分自身を好きになれることを見つけたいのです。
いきなり話が変わるようですが、私は昔から世界で一番私が嫌いです。
でも、30年以上人生を過ごしていると、好きだと思う瞬間もあります。
大好きな友達と一緒に居る時。夫と一緒に居る時。
この2つしか無いんですけど…( ^ω^)
なので、1人で完結できて、かつ自分自身の良さを知って好きになれる何かを見つけたいなと、ゆるーく考えています。
自分の人生の主人公は生涯自分ですからね。
自分を好きになって、自分自身を大切にできた時、周りの人ももっと大切にできる。
そうしたら、私も人の親としてようやくスタートラインに立てるのかな。そうだといいな!と期待して。
とか言って、だらだら~と過ごすかもしれませんが、
それでもまぁ良いか!そんな自分も悪くないな!
そんな風に、おっきく構えていられるようになりたいです。
お読みいただき、ありがとうございました。