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写真が好きという気持ちだけで、ライカを買った話。

歩いていて気になった赤提灯をパシャリ。
すれ違いざまのヤマト運輸さん。いつもありがとうございます。
ハロウィン時期に店先にあったディスプレイが素敵だったのでパシャリ。


そんなに写真の腕はないのですが、数ヶ月前にライカQ2を買いました。

きっかけはYouTuberのドリキンさんや西田航さんの動画を見たことから。

どうしてもYouTubeのガジェット界隈とか見ていると、機材の知識や写真の技術に詳しい人ばかりで、高価な機材を買おうとすると

「自分はそこまで詳しくないし…」
「良い機材を買っても使いこなせない…」

と逡巡してしまう人が多いと思います。

自分もまさにその1人でしたが、
「悩んでいる間に、そのカメラで残すべき瞬間を逃しているのかも?」と
思い、勢いだけで50万円超の中古Q2を買いました。

結果、懐事情は厳しくなったけれど
日々の時間が愛おしく感じるような、何物にも代え難い時間を過ごせています。

自分の備忘録的な意味も込めて、Q2を買うまでのプロセスを簡単に記しておきたいと思います。

憧れの「ライカ」を買うに至るまで

1. 元々仕事でカメラに触れていた。

数年前までライター的な仕事をしており、ニコンのデジタル一眼を毎日持ち歩く仕事をしていました。
ご覧の通り、文章力はあまりなく毎日記事については怒られてばかりでしたが「居眠りの写真はたまに良い時があるな」とパワハラ上司に言われていたことがありました。

2. GRを買ったら、写真が楽しくて仕方なくなった

ライターの仕事から転職後、しばらくカメラから離れていましたが
YouTubeでRICOHの GRⅢxに出会い、そのコンパクトさに惹かれ購入。出かける時にいつも持ち歩き、写真を撮る楽しさを思い出しました。

GRはモノクロがカッコいい。

3. ライカQ2に出会ってしまう。

GRで写真を撮りながら、YouTubeやInstagramで色んな方から情報を収集していたときに出会ったのが前述のドリキンさんの動画たち。
「写真に苦手意識があった」というドリキンさんでしたが、カメラマンの西田さんに言われ日々の動画に上げられている「今日のライカQ2」
※現在は「今日の五撮」となっています。
で写真を上げられていて、その写真が本当に素敵で。

「写真が苦手と言っている人でもこんなに素敵な写真が撮れるのか…」

実際にはドリキンさんの写真が素敵なのは、その豊富な知識と動画で培った経験と技術があるからなのですが…。
動画を見た居眠りは、そう勘違いしてしまったのです。

写真に出てくる光の自然さ。黒の締まった色合い。筐体自体の塊感。レンズ交換ができないという不便さ。写真を撮ることに特化したその見た目。
ブラックボディの艶やかさ…。

気づけば撮れる写真にも、Q2というプロダクト自体にも沼ってしまい。
「かっこよすぎだろおおおおお」と、中古市場を毎日のようにググる始末。
予算確保もままならないまま、購入を決断し、中古のQ2を手に入れました。

4. 購入して大正解

購入してからの日々は本当に楽しいです。
何気ない日常の瞬間が、とても美しく記録できる。
自分が見た世界を、ライカの写真で残せるのは本当に喜びが多く、より写真が好きになれました。

見たものを撮るだけで、どこで撮ったかすぐに思い出せる。
美味しいものに出会った時もパシャリ。

結論:自分の記憶も一緒にキャプチャできるカメラに出会えた。

Q2を手に入れてからの日々は、本当に楽しいです。今はスマホでも十分過ぎるほど綺麗な写真が撮れますが
ライカQ2で撮影した写真はその時の空気感なども切り取れる気がしています。
なにより、自分の記憶に強く残るんですよね。

これはQ2だから、ではなくライカだから、でもなく、「自分が気に入ったカメラだから」なんだと思います。
思い入れの強い、愛着のあるカメラで写真を撮る日々は本当に楽しいです。

皆さんもお気に入りのカメラに出会った経験などがありましたら、ぜひ教えてください。

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