記憶障害による記憶の収納とは
わたしの日記の中、前書きや後書きに
「記憶を呼び起こす」とか
「記憶の収納」というわけわからない事を言う事がありますが。
わたしの脳ではどのようになっているか
書いてみようと思います。
お医者さん以外で説明するのは初めてで、
しかも文にするのも初めてです。
いつか説明が必要な時に役に立ちそうなので、
わかりにくいかもしれませんが
日記にしてみました。
まず通常時に過去の記憶がないわけではないです。
とりわけ大きな出来事が起き
心身に甚大なストレスを感じた
出来事からの前後が1つのデーターロム見たいにまとめられます。
イメージとしては本棚に少し大きめの
ポワポワした物体が並べられている感じです。
その表面にはラベルがあり
その記憶の題名が書かれています。
この題名は変わることがあります。
ほとんどが年代別で置かれていますが、
たまに記憶同士が重なっていて、
どっちが先かわからなくなることもあります。
記憶のストレス度合いにより
その記憶の様相が変わります。
違いは重さ、色、感触です。
ストレスの大きい記憶は重く、
濃い色をしています。
逆にストレスの少ない記憶は軽く、
色も薄めです。
あまり負荷のかからない記憶は
収納されないです。
ストレスのある記憶以外でも
収納されることがあります。
例を挙げると以前の日記で書いた「翼くん」や「占い師のおばさん」「合唱会」などです。
(別サイトで書きましたがnoteでは
まだ掲載していません)
これらは記憶と収納された記憶の
どちらでも思い出すことができます。
通常の記憶より収納された記憶の方が
細かく頭に入ってきます。
また通常の記憶は薄れますが、
収納された記憶はほぼ鮮明に残り続けます。
収納された記憶を呼び起こすには
頭の中の仮想的棚からソレを取り出します。
取り出す時は頭の中の手で取り出します。
ストレスの低い記憶は
風船の様に掴むことができ、
それを棚に戻すと現在の自分に戻ります。
また、呼び起こしている最中に簡単な行動もできます。お茶を飲んだりメモしたり。
ストレスの大きい記憶は
掴もうとすると手に纏わりついて
頭から全身に染み込む感じがします。
これが記憶に侵食されてしまう状態です。
こうなると記憶を棚に戻せないので
強引に現在の自分に戻る必要があります。
それは大きな音やアラーム音など
最初に条件を設けます。
「ここまで侵食されたら戻る」
と言うのも条件として活用できますが、
精神状態によっては
その条件が無効になる場合があります。
そうなると現在の自分が
当時の記憶の精神状態に陥ってしまう事があるので、心身ともに余裕がある時でないと少し怖いです。
日記にした記憶は色が薄くなり
比較的軽くなる事が多いです。
これはまさに皆さんに楽しんでもらえたり、反応があり共有する事でストレスが軽減したのだとおもいます。
かなりドス黒い記憶の体験談日記
「昔の動画みつけた」
「地獄の様な1週間」
「ホームレスとの体験談」
(これらもまだ未掲載)
などは記憶を取り出す時に
間違っても触れない様にしていた
謂わば禁忌に近いものでした。
それらも比較的軽くなり、
色も薄まっています。
収納された記憶には
ラベルのないものがあります。
これは基本的に放置しています。
それを呼び起こすと良いことはないので。
ラベルのない記憶の年代は
並び具合でおおよそはわかります。
色は真っ黒でその物体の中で何かがぐるぐる回っている感じがします。
収納された記憶はいきなり増える事があります。
増える時は「ぼーっ」としている時や
寝ている時、それにまつわる体験をした時に出来上がります。
記憶の収納が確立してからのストレスの強い体験は、自身の精神状態が回復した頃に形成され始めます。
一瞬で忘れると言うことではないです。
歳を重ねるごとに記憶は収納されにくくなりますが、ストレスに耐えられるからだとも思います。
記憶の改ざんがあるかどうかはわからないです、
記憶の真実を証明しようと思ったことはないし、
或いはその可能性もあります。
現に新たな記憶が生まれた際、
収納された記憶に書き換えがあったりします。
収納された記憶を呼び起こした時は、
音、風景、匂い、感情、痛みなどが
詳細に頭に流れてきます。
ほとんどが主観視点ですが、
たまに俯瞰視点の時もあります。
最後に日記が完成するまでの工程ですが、
記憶を呼び起こす、可能なら最中にメモを取る、
一定の時間で終わらせて詳細を再度メモする。
また記憶を呼び起こすの繰り返しです。
日記書き初めの頃は作成中に
これを繰り返していましたが、
思いがけない強いストレスで
日記の更新が数日止まることもあったため
今はメモが終わってからそのメモを見ながら作成しています。
以上がわたしの「記憶の収納」についてです。
ドス黒い記憶の体験談をnoteに掲載していいのかはわかりませんが、どうやら自動でアダルトカテゴリーに分類される様なので掲載すると思います。
まだまだ以前のサイトと比べると反響はありませんがこうして再度振り返ることも、記憶に囚われている自身には大きな進展となるので引き続きよろしくお願いします。