住まい給付金と格安SIMと
こんなタイトルだとなんだか
ブロガーっぽくなるけど。
この2つは僕にとっては少し重要で
自身の価値観に少し影響している。
「知らなきゃ損」って聞くと
少しポップな印象を受けるけど
要は知ってる人は得してる。
知らない人は損はしていないのかもしれない
ただ、ずっとそのままなんだなって。
家を購入後
住まい給付金で20万もらって。
ケータイを格安SIMに変えて
夫婦で年間15万コストカットできた。
このどちらも、何もしていない僕に
誰かが優しさで教えてくれたものではない。
不動産屋さんは手取り足取り、住まい給付金の
申請方法を教えてくれなかったし
ケータイショップの店員さんは
月々の通信費に悩む僕の事を想って
SIMフリーとかMVNOについて
教えてくれなかった。
全部自分で動いて調べた。
ややこしかった。
でもややこしいのは最初だけだった。
最初のほんのちょっとの
ややこしさを乗り越えるだけで
貰えるものが貰えて
減らしたかったものが減らせた。
そんな経験をすると
周りに、ちょっとのややこしさを理由に
考える事をやめてる人が多いことに気づく。
家計がしんどいって言ってる人の
月々のケータイ代を聞いて驚く事もある。
純粋な親切心で教えても
ややこしいとか、怪しいとか言われる。
こんな不思議なことはない。
そんな事を慕っている先輩に伝えた。
「世の中、些細な事でも知ってる人が得して
知らない人はずっとそのままなんですね」って
先輩がこう言った。
「どうでもいい事や損な話はそのへんに
転がってるし、すぐ手に入るねんけど
得な話は自分で動かな手に入らへんから」って
こんな話を周りにすると
やれネットワークビジネスっぽいとか
カルトっぽいって言われる。
そういう事じゃないんやけどなー。
知らないよりも
知ってる方が良くない?ってこと。
そう想ってから最近は
もっといろんな事知りたい!って思う。
お金の事ばっかじゃないですよ。
歴史の事とか自然の事とかもですよ。
今まで知ろうとも思わなかった
知らなかった事を知りたいと思える
自分を大切にしたいですね。
そして新しい事をややこしさを理由に
避けるようになる事が老いなんですかね。
アルバイトのおばちゃんの昔話。
新採の若手の子供じみた話。
シングルマザーの苦労話。
全て僕は知らない、体験したことのない話。
日々の何気ない会話が愛おしい。
自分には関係ないと思ってた
妖しく光る情報も拒絶せずに
指先だけでも触れてみる事。
それを繰り返すだけで
人生は少しだけ変わるのかな。