ケーブルパークの良さって何??
前回の記事では、ケーブルパークがどういったものかを軽く説明しましたね。
では近い将来、オリンピック競技にも入ると思われるケーブルウェークボードの良さとは一体なんでしょうか?
1つは環境に優しい事です!
ウェークボードを行うには2通りのやり方があって、一つはボートにトーイングされながら競技を行うものと、ケーブルシステムを用いたものです。ボートを使用する方は、ボートの燃料にガソリンを用いるので当然排気ガスが出ます。また事故や故障があった場合にエンジンオイル等が漏れ出し環境汚染につながる可能性も0ではありません。
しかし、ケーブルウェークボードで使用するケーブルシステムの動力源は電気!
ガソリンも使用しなければ、排気ガスも当然出ません。排気も無いので騒音もほぼ0なんです!そのため環境保全に厳しいヨーロッパではボートのウェークボードよりも、環境に優しいケーブルウェークボードの方が盛んなのです。またボーダーが水上を滑ることにより、水中への酸素供給をすることで水質改善にも貢献することになるのです!
2つ目は初心者に優しいことです。
初心者がウェークボードを行う際の第一関門はスタートで水の上に立つことです。
ボートのウェークボードでは、ドライバーのスピード調整が水上へ立ち上がるための非常に大事な鍵になります。しかしこのスピード調整が非常に難しかったり、ボートの引き波がスキーヤーが立つ際の障害になってしまうことも多く、初心者のほとんどが最初に苦労するのが立つことなのです。
ケーブルウェークボードでは、頭上に張ってあるワイヤーに上方向で引っ張り上げてもらって水中からスタートする事が出来るので、ボートウェークボードのスタートよりも簡単に水上に立つことが出来ます。さらにケーブルシステムのスピード調整も細かくコントローラーで操縦士が操作出来るので、大人から子供まで男女関係なく気軽にウェークボードを体験することが出来るのです!
3つ目は低価格でウェークボード等のマリンスポーツを楽しむことが出来るです!
日本では欧米にある様な、家族と友人と湖にボートを出して休日を楽しむといった文化は定着していません。そのためウェークボード等のマリンスポーツを体験したいとなると、遠方へ行き非常に高い体験料金を支払わなければなりません。それなのにも関わらず、15分や20分の短い時間で終わってしまいます。
しかしケーブルウェークボードの場合、動力源が電気のためボートでのウェークボードをする料金と同等かそれよりも安い料金で1時間や2時間単位の体験が可能になります。
どちらにもそれぞれの楽しみ方がありますが、今まで一般にハードルが高かったウェークボードもケーブルシステムを用いることで初見の方々にもアクセスしやすく、手軽にウェークボード等を楽しんでもらうことが出来るのです!
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