巷で話題のお絵描きAIで絵を描いてみた。vol.2 DreamStudio編

AIでお絵描きしてみた、vol.2、今回はDreamStudioでお絵描きしてみました！
DreamStudioは現時点（2022/08/24）ではβ版です。

前回のMidjourneyと同様、キーワードを入れるとAIが自動で画像を作成してくれます。

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DreamStudioは画像の緻密さやどれくらいキーワードに近づけるかなど色々設定できるようなのですが、、、最初は適当に設定しました（こら）

せっかくなので前回試したMidjourneyとDreamStudio、同じキーワードを入れて比較してみたいと思います。

まずは前回Midjourneyでいい感じだった魔法系🧙‍♂️のもの。

キーワード：alice in wonderland,a happy boy with a hat sitting on a magical chair reading a magical book,magic,realistic,hyper quality,castle
不思議の国のアリス、魔法の椅子に座って魔法の本を読む幸せな男の子、魔法、リアリスティック、超高画質、お城

DreamStudioが作成したもの↓

あら素敵。世界観が不思議の国のアリスだわ。

キーワードに忠実に描こうとしている感じがありますね。
不思議の国のアリス感がものすごく出ている・・・
お城はどこいった？？背景？
人物がめちゃくちゃ笑ってますね・・・怖い・・・

ちなみにDreamStudioでは画像の生成数を1〜9枚まで選べるのですが、今回は4枚にしてみました。

それぞれレイアウトが異なりますね。
右下の子供の顔が怖い・・・

ここで同じキーワードでMidjourneyで作成したものと比較してみましょう。

midjourneyで作成したもの。

midjourneyで作成した方が絵画感？？？？がある感じが。

次！
シシガミ様をMidjourneyとDreamStudioで比較！

キーワード：fictitious creatures,wander in the woods,hyper quality,realistic,in Studio Ghibli style,a golden deer passing by like a shining god of gold,very Japanese,sublimity
架空の生き物、森の中で彷徨う、超高画質、リアリスティック、スタジオジブリのスタイル、黄金に輝く神のような黄金の鹿、すごく日本的、崇高な

DreamStudioが作成したもの↓

 えっ

ちょっ・・・！

↑急激なクオリティの劣化にショックを隠せませんが何があったのかはわかりません。（設定は変えていない・・・！）

びっくりした…

いきなりのクオリティの急降下が衝撃でしたが気を取り直して数回生成してみると

あぁ、うんうん・・・。ぽいね。
よかった・・・キレイな絵に戻った・・・
よくみると上の方にも鹿がいっぱいいるね

こちらは同じキーワードでMidjourneyで作成したもの。

きらきら感がこっちの方が好き・・・

DreamStudioの方が色々自分で設定できて調整できるようですが、midjourneyの方が絵画感があって個人的には好みです。。（キーワードの問題？）

というかDreamStudioのクオリティの振り幅が気になりますね。
何回か生成してみるとキレイな画像に辿り着きました、がそのうち数回は上記のような事故画像（？）が生成されました。。。。
（そこは、β版だから致し方ないのかも！）

DreamStudioに関しても出来上がりのクオリティはキーワードと詳細設定次第でどうにでもなるのではないかな、と思いました。
自分の描きたい世界観にマッチした言語を的確に提示すればする程、クオリティも上がるし、Cfg ScaleやStepsの値でどれくらい緻密に近づけるかなども調整もできるので。

つまりAIを使って絵を上手く描くには
AIとコミュニケーションを上手く取るための言語化能力を上げなさい、ということみたいです！
コミュニケーション力💪

ちなみに、DreamStudioでは以下のことが設定できました。

・Width：生成する画像の幅
・Height：生成する画像の高さ
・Cfg Scale：入力したキーワードにどれくらい近づけるか。0から20までの数値で設定。
・Steps：「DreamStudio」が画像を生成するのに費やすステップ数（多分多い方がより緻密）
・Number of Images：画像の生成枚数。最大9枚。
・Sampler：これの意味はわかりません。。。デフォルトは「k_lms」
・Seed：これの意味もわかりません。。。

作業画面はこんな感じ↓

右側のエリアでサイズ、枚数、クオリティの設定ができます。

UI的は個人的にはDreamStudioの方が使いやすいです。

ちなみに、、、、不思議の国のアリスと同じキーワード、同じ設定でもう一度別々に2枚生成してみたらこのような差が！！！↓

もうどうしていいかわからん。
同じキーワードで同じ設定で出来上がりの差がこれって・・・
どっちにしろ、両方怖い

ちょっとアンタ、何わろてんねん！
（a happy boyの過剰な抽出・・・！）
お城しょぼ！焼却炉やん！
ワンピースなところは最近の時代の流れなのかしら。
（ジェンダーレス）

言語化の能力を上げてロジカルにAIに提示できればできるほどクオリティが上がるんだなと思いました。

人間の顔（動物も？）に関しては、DreamStudioはMidjourneyとは違う意味で怖いです。
基本的に顔歪んでる。不気味に笑ってる（happyって入れたから？）。怖い。直視できない怖さがある・・・（MidjourneyはTHE AI的な、無機質さはあったけど歪んではいなかった）

全体的な印象としてDreamStudioのアウトプットの方が個人的によりAIを感じました・・・人間的な感情を排除された感じと言いますか・・・
（AIの知能に無意識に恐怖でも感じているのでしょうか・・・人間とは違う血が通っていない感じと言いますか・・・）

おまけ：デフォルトで入っているキーワードに気づかずアリスのキーワードを付け足してしまいできたもの↓

うーん。不思議な絵ができた。
こういう感じの画家いなかったっけ・・・
キーワードにあったCaspar David Friedrichていう人か。。

この絵のキーワードは
A dream of a distant galaxy, by Caspar David Friedrich, matte painting trending on artstation HQ,alice in wonderland,a happy boy with a hat sitting on a magical chair reading a magical book,magic,realistic,hyper quality,castle
遠い銀河の夢、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ作　、artstation HQでトレンドのマットペイント、不思議の国のアリス,魔法の椅子に座って魔法の本を読んでいる帽子をかぶった幸せな少年,魔法,リアル,超高画質,お城

言語化、これから流行るんじゃないの・・・
ちなみにカイユウさんのこちらの記事を参考にしました！

とりあえず人間の顔全部怖い！

おしまい！