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【ヴァサラ戦記:業《KARMA》スペシャル デイ・オブ・クライシス】の小ネタ・イースターエッグ解説

この記事は、「ヴァサラ戦記:業《KARMA》スペシャル デイ・オブ・クライシス」にて登場した小ネタやイースターエッグ等の解説動画となっています。

本編こちらから

ネタバレ注意となっていますので本編を聴いた後にご覧下さい。
...本編1時間くらいあるけど!!!

・冒頭のナレーション



これ、「劇場版ヴァサラ戦記 FILM:SWORD」から引用しています。

ーその日、ゆっくりと、しかし、確実にこの国の時間は乱れていった。過去、未来、現在は居場所を無くし、民は入り乱れ、混乱の一途を辿るー

ーしかし、時間の乱れに気づいた者は数名いたー

【劇場版ヴァサラ戦記】FILM:SWORD 妖刀と呪いの始祖【劇場版第四弾】


・旧一番隊隊舎に思わぬ来客

聞き覚えのある専用BGMに載せて現れるのは、業時間軸より20年後が舞台のヴァサラ戦記のキャラクター。
【ヴァサラ軍一番隊隊長“鬼神”ラショウ】と、【ヴァサラ軍十一番隊隊長“狂神”パンテラ】。

業での旧一番隊隊舎はヴァサラ邸から少し離れた空き家を改築し隊舎にしている設定があるので、ラショウからしたらだいぶボロかったのかも知れません。
ちなみに、時系列としては、

「みんな、こんな時に悪いわね。今日みんなを集めたのはあたしとシンラよ」

「すみません、隊長達が少ないこの状況でこのような場を作っていただき…」

シンラと呼ばれた口髭の男は、並んでいる数人に頭を下げる。

【劇場版ヴァサラ戦記】FILM:SWORD 妖刀と呪いの始祖【劇場版第四弾】


の前です。
ラショウとパンテラはハズキに呼ばれるまで魔女姫の脅威に気づかなかったのかも。

カムイの名を聞き、少し怪訝な態度になるラショウ。
業時間軸では墓標で眠る闇の帝王が未来で復活し、再び猛威を振るうことになろうとは。

・なんよ現る

七福が魔女姫の事をなぜ知っているかは、おそらくメイネから昔聞いていたからなのでしょう。
この時点でかなり時の攪拌が進み
七福も体調が悪くなったオルキスの看病をしないといけないという事でかなり切羽詰まっています。
ルフ・タダンラシュを【フランス料理屋】呼びは完全に【血は争えない】の様相を呈していますね。

・「久々の出番や」

....これに関しては、少しメタ的なセリフです。
なんせ2ヶ月弱ぶりの更新ですからね...
ほら...音声モノだから扇風機とかの音はいるから撮れんかったんすよぉ...
あとオフ会で頭がいっぱいで...

シネマンガテレビだって暑い中頑張ってんだから推し子創作作家の俺も頑張れや!!!

・「お喋りピエロの招待状」

創造主“ディ・クリエイター”からの招待の手紙。
実はメイネにも届いていました。
メイネはこれを用いて異界の魔女姫に会いに行きました。
ちなみに、この収録時期はお喋りピエロさんのリアルイベント「ピエロマツリ」開催前後で、タイムリーだった為に入れさせて頂きました。

・宵闇表裏

五つの妖刀とダンザイを集めるのが罪姫の目的ですが、カムイの持つ【宵闇表裏】も妖刀のカテゴライズされる一つ。
「極みを持つ者の波動を、刀身から放たれる振動を持って全身に馴染ませ極みに近い力を付与する」という曰く付きの刀でもあります。

・メイネと魔女姫・罪姫の関係

メイネと罪姫は、実は実の親子。
同じルケミア族の出でもあります。
罪姫が関係を持った国王との間に身ごもった子供で、メイネは物心着く前に捨てられています。
劇場版では、メイネとの関係は制作時期の関係もあり薄められています。
この親と子の再会は、業スペシャルの目玉のひとつでもあります。

・「Lchemian eid drah」

読みは「ルケミアン・エイダーフ」
意味は「ルケミアの騎士よ、戦い散れ!」
「eid drah」を1単語ずつ逆読みにすると「die hard」
=意:「激しく戦い死ね」
この掛け声はMCU「ブラックパンサー」の「wakanda forever」が元ネタであります。

・カムイの流れ着いた世界

ディ・クリエイターの招待状により流れ着いた世界は
「元特殊工作員シリーズ」や「スパイ映画あるある」が繰り広げられている「第8世界」


FILM:SWORDでは、ハートランド、ルト、下柳翔吾、ケインが鎧や分身体と戦っていました。
現時間軸では、元特殊工作員シリーズにて、ザ・ロイヤルがカポルにより戦場となりウォルターやランドーがドンパチドンパチうぉおおお!しているのでよくマスター協力してくれたな...って感じです。
罪姫により石器時代に戻されちゃカポルもたまらんでしょう。


・呼び出された異世界のシネマンガキャラクター

正直演じていていちばん楽しかった。
ディ・クリエイターに呼び出された異世界のシネマンガテレビあるあるシリーズの主人公と協力者。

①「ビッグJ」(映画あるある・刑務所内カースト上のデブ)

恒例の「ビ、ビッグJ!!」もカムイにより発されました。
刑務所カースト上のデブの世界自体、ワンピースや鬼滅概念からかなり分岐していますが、基本世界から召喚されたビッグJでしょう。

②「モモモーモ・モーモモ」(ギャグ漫画あるある)

本編に存在しないキャラクターがだいぶ登場。
(いきなりキャラクターが生えてくるのも元ネタのあるあるって事でどうか一つ。)
モーモモは勿論、元ネタ原作第1話に登場した野菜連合のパロディキャラクター「魚介連合」と、つけもののパロディキャラクター「セトモノ」も登場。
これに関しては、元ネタとギャグ漫画あるあるを見てだいぶ練習しました。形にはなりましたね...
ちなみに、カムイがバイクを「珍妙な乗り物」と呼んでいますが、業時間軸では「ポイゾナ・スコルピ」(ヤミナベさん考案)が乗り回しているんですよね...カムイほ見た事が無かったのかも。
ちなみに「相手は虫の息だ」はヴァサラ戦記第1話のヴァサラ登場前の悪党のセリフから。
「ジェイソン・ステイサムー!!」はモーモモ本編の「ドウェイン・ジョンソンー!!」のオマージュ。
「モモモーモ・モーモモなのか?」「気安く呼ぶな」はボーボボアニメ版第1話のオマージュです。

③「マスター(ランス)」(映画あるある暗殺者シリーズ、スパイ映画あるある、映画あるある元特殊工作員シリーズ)

今カポルがザ・ロイヤルを石器時代に戻そうという時にわざわざ参戦してくれました。
登場シーンは、元特殊工作員シリーズ 76話のラストシーンから。(BGMもタイミングなどオマージュしています。)
ちなみに、「エージェントから話は聞いている」は、シネマンガフェスタvol.2で、エージェント・ハートランドがゲームに参加した際のことをマスターは聞いていたのでしょう。

・唐突に始まる敵四天王シリーズパート

これもやってて楽しかった。
本来敵四天王シリーズパートは、本編ではなくディレクターズカットの際に本編に追加されたもの。
ちなみに、劇場版連動編第2話配信前にXにて公開しました。
ちなみに時系列は、冥界武術会第3回戦と準決勝の間に起こった出来事です。

・彼岸島チーム

FILM:SWORDにて唐突に登場したはなまるさんオリジナルのキャラクターにして、ラブリーチャーミーな?敵役「彼岸島チーム」
丸太を武器に戦う...という設定なのですが、FILM:SWORDではそれらしい戦闘はありませんでした。
ちなみに、実を言うと筆者は彼岸島を読んだことは無いため完全に作品名と登場キャラを借りた別物に近いです。
4人は、第3回戦でマサカドの使用した「刀魂解放」ならぬ「棒魂解放」を使用します。

【メンバー(敵四天王パート時点)】

・ビャミ

元ネタは彼岸島の登場人物「雅」
イメージは、ビッグ.J.諸岡さん演ずるパワーファイター。
棒魂解放は、ただ丸太を持ち突撃するだけ(失敗)

・アギラ
元ネタは彼岸島の登場人物「明」
イメージは、ストーム丸山さん演ずる姑息な頭脳派。
棒魂解放は、丸太を研ぎ澄まし尖らせ突き刺す(失敗)

・ジャオニ
元ネタは彼岸島の登場人物「邪鬼」
イメージは、おざき映画館演ずる冷静沈着なクールキャラ。
棒魂解放は「869号」と呼ばれる丸太をフルスイングし殴打する技(失敗)

・モージャ
元ネタは彼岸島の登場人物「亡者」
棒魂解放する直前で青龍にやられる。
ちなみに設定での棒魂解放は斜面から丸太を転がし巻き込む技を使う。

この一件から、開き掛けた現界の扉を通じ、時の攪拌が起こった第一世界へ逃げ込みます。

その後のユウタチームの活躍は、FILM:SWORDをチェック。

・ちなみに。

ちなみに敵四天王チームと本作ヴァサラ戦記:業
公開時期の都合でかなり技やキャラクターの設定が被ってしまっている事でおなじみ。
例:敵四天王→炎帝の魂解「クリムゾンキング」は人型のエネルギー体を具現化させる技。
ヴァサラ戦記:業→ユノの水の極み・絶海彼女は極みの波動を人型のエネルギー体として具現化させる技。

・ストーム丸山

マスター(ランス)をへっぴり丸、調達屋、ファンファンと間違える展開。
こちらは主にシネマンガフェスタvol.2の動画であった要素。(イブキ隊長がハリー・ワイルドをジンに似ているというアレ)

・BGM

かなり本家シネマンガテレビで使われたBGMが使用されている本作。
フリーBGM探しの際は、googleアシスタントがかなり役立ちました。
DOVAや魔王魂、YouTubeライブラリは確実に探し出せます。(ちなみに甘茶の音楽工房は一部のみ。)

・キツネ山賊団登場

魔女姫の魔力により故人となっていた者も多数甦り。
その中のひと組が「キツネ山賊団」。
ちなみに、キツネ、イナリ、コリの動向は
以前Xにてはなまるさんが裏設定として語っていたものを参考にしています。
ちなみに、コリがあとから登場した理由は
彼は別班にて救護にあたっていました。

使用していた技に関しては、たろちゃん組先生がnoteにて公開していた「ヴァサラ戦記・技の書」に記載されていたデータから。


キツネは火を水に、水を火に見せる幻想的な極み技、
イナリは木を地面から生やす極み技、
コリは回復系の極みなのでトドメ技を回転斬りにしました。


ちなみにキツネボットの名前の由来でもあります。
昔ヴァサラからキツネ山賊団の話を聞いて、感銘を受けたのでしょう。

・アドニス様再び

ヴァサラ戦記:業第1話、第2話にて現れた「キモセクハラショタコンDV激キショクソテロリスト」のアドニス様。
後続のノロイビトが現れる度に株が下がりまくるのでおなじみです。
...今更ながらキツネ山賊団はもったいない気もしますね。

・彼岸島チームin人間界

タイミング最悪なところに彼岸島チーム到着。
ちなみに丸太は無限に生成できます。
ただ、前回は丸太を使用し負けたので今回は使いませんでした。

【彼岸島チームのそれぞれの魂解】

・ビャミ(D級悪魔)

【搦手・滅殺滅殺】《ハンドソープ・キレイキレイ》(操作系魂)
「相手の手を無菌状態にする」という能力。

・アギラ(D級悪魔)
【明かし屋・電視台】《ワンダフル・ビジョン》(特質系魂)
「相手の下着の色を当てる」という能力。
ちなみに童貞であった。

・ジャオニ(D級悪魔)
【獲物を屠る狩人】《アタック・オン・タイタン》(放出系魂)
「腕を作り出し相手の睾丸を握りつぶす」という能力。

・モージャ(C級悪魔)
【読者急病により休載】《レベル・E》(操作系魂)
「紙に相手の全身を描き、握りつぶす事で相手を木っ端微塵にする」という能力。

なお、全員負けた模様。
ちなみに技の元ネタはこの動画から。


・閻魔王

彼岸島チームを連れ戻しに現れたのは敵四天王シリーズの師匠にしてマスコットキャラクター、閻魔王。
今年8月のオフ会にてコスプレをさせて頂いた縁もありこちらも演じさせて頂きました。
ちなみに、ジャオニに金的が効いて閻魔王に金的が効かない理由はまあ、ランクの違いでしょう。

普段から閻魔大王のような十一番隊隊長“暴神”エンキを見ている彼ら。
当然ガチの“閻魔大王”の「思ってたんと違う」感に戸惑っていました。

・一方異世界では。

ラセツと呼ばれる少年に稽古をつけている男。
彼は、異世界にて軍を率いる大将軍・カムイ。
「劇場版ヴァサラ戦記 FILM:REVERSE」でヴァサラと共に戦った異世界のカムイその人。
前作では病に悩む描写もあったカムイですが、今は病状も落ち着いている様子。
ディ・クリエイターの誘いに乗り、ヴァサラ軍に手を貸す決意をします。

この劇場版連動編の目玉の一つとして「カムイとカムイの共闘」をパンチラインに据えたいというのがありました。

実を言うと原作ヴァサラ戦記における闇の帝王カムイを登場させる案もあったのですが、諸々の事情から異世界カムイになりました。

・「黄泉の祈り歌」

ディ・クリエイターの手紙朗読バックに流れる歌。
こちらは、ルナ・δ先生が作曲してくださった「黄泉の祈り歌」
ルケミア人が祈りを捧げる時に歌う歌にして、魔女姫の呪力を高める力を持つ歌でもあります。
実はこちら、後述する劇場版ヴァサラ戦記:業にて使用される予定であった歌なのですが、諸事情あり劇場版ヴァサラ戦記:業が立ち消えになってしまいました。

女性二人の混声となっていますが、これはFILM:SWORDに登場する罪姫の分身体「チピ」と「チャパ」...じゃなく「キュラ」「キュロ」が歌っている設定です。

ちなみにメイネが「懐かしい」と言っていましたが、ルケミア人の間では古くから歌い継がれていた民謡なのでしょう。

・登場「魔女姫・罪姫」

劇場版FILM:SWORDのラスボスにして、メイネの母親でもある中心人物「魔女姫・罪姫」
思えば、かなり特異な経緯を持つキャラクターだと思います。
まだ、ヴァサラ戦記創作というものに対し右も左もわからない頃にいきなり筆が進むままに、欲のままに描いたキャラクターであった彼女。

実は双子の姉という設定があり
罪姫ともう一人「魔女姫・罰姫」というツインテールの女もいました。(途中で罪姫に一本化され、双子はキュラキュロに引き継がれました。)

そして、彼女は当初、タイムボカンの三悪のようなラブリーチャーミーな敵役3人組の親玉ポジションとして、「ヴァサラ戦記アニメオリジナル回の雰囲気」というシリーズでの登場が予定されていました。

すると、これがはなまるさんの目に止まり
REVERSEの次作、SWORDの悪役に抜擢して頂きました。
なんというシンデレラストーリー。
愛する人と結ばれなかったのにシンデレラとは皮肉。

蓋を開けるとエロ衣装は去ることながら、しぶとさでお馴染みになるとは...何があるか分からないものです。

・ゲスト声優

本作、「テレスペ、ないしは劇場版限定で芸能人ゲスト声優が起用される雰囲気」という感じで、ゲストの方に多数出演させて頂きました。
この場を借りて感謝の意を評したいと思います。
本当にありがとうございました。

・魔女姫・罪姫(CV.ストームらうら)

我が相方、【ボードの人】【火傷の人】【最近二次創作にも積極的】でお馴染みの【永遠の29歳】

罪姫がヴァサラ戦記:業に出る際は、らうにCVをやっていただきたいと常々思っておりました。
「女の嫌な面」を全面に出した芝居をして欲しいという制作側からの要望に“喉から血が出るレベル”まで応えて頂きました。
メイネと罪姫の「静かな親子喧嘩」により一掃のギスギス感が生まれ、本作のパンチラインとなりました。

ちなみにアフレコ後三日間も、罪姫が喉に居座っていたよう。罪姫恐るべし。

・氷の軍勢“氷神”ヒムロ

ヴァサラ戦記:業時点ではまだ十三番隊副隊長なヒムロですが、未来の時間軸においては氷の軍勢“氷神”ヒムロとして、ヴァサラ軍と激闘を繰り広げております。
ヒムロが現れてからのメイネとのシーンで言えば、
FILM:REVERSEを見てから、劇場版あるあるでのヒムロを見ると「ルーチェの事として考えたら辛い」という感情が生まれます。
その感情を内包した上でダイアログを考えました。
「なにが笑止じゃ阿呆」は、メイネの本気の怒りなのかもしれません。

・メイゆき

某論破王のような口ぶりのメイネ。
殺人鬼シリーズであったハリーワイルドの言い回しをオマージュ。
...というかおざきさんがやる某論破王のオマージュ。

・一番隊隊長

ヒムロと対峙する一番隊の隊長
というシチュエーションは、ヴァサラ戦記劇場版あるあるの冒頭のオマージュ。
やりとりも一部インスパイアしています。

・生配信のアレ

ディユと対峙する「ブンスカ」「血に飢えた奴」「女だからって舐められたくない奴」は、過去のシネマンガテレビ生配信にて生み出されたキャラクター。


ブンスカは諸岡さん、血に飢えた奴はたろちゃん、女だからってはたなか茜さんがベースとなっています。

ディユの怒りを買い、一瞬にして養分となりました。

感じとしては、「デッドプール&ウルヴァリン」に登場した虚無世界にいるガンビットに近いのかもしれません。

・分身体罪姫vsシネマンガキャラクターズ

このCVもらうにやって頂きました。
前述の通り吐血モノの芝居、感服です。

それぞれのキャラクターの戦闘スタイル

・マスター

回し蹴り主体の戦いを音で表現するのはかなり苦労しました。
セリフは暗殺者シリーズ本編のものや、一部「仮面ライダーG」(テレビ朝日開局50周年記念番組「SMAPがんばります」にて制作された稲垣吾郎主演の仮面ライダー)のセリフをインスパイア。
他にも、暗殺者シリーズで使用したシェイカー爆弾も使いました。

・ビッグJ

「世界一安全な場所」に巻き込んではねとばす技を使用。
ちなみにオフ会にて「取材」済み。
柔らかかった。

・モーモモ
特筆すべきは、原作オマージュの
「アフロから花札遊太朗を出す」攻撃。
ちゃんとシリウスの天空龍を召喚。
ちなみにSEは一部本家を使用しております。

ちなみに没セリフは「残念なことにスレッジの表現力が追いついてねー!!!!」

・カムイとカムイ

カムイの危機に現れた異世界カムイ。
魔女姫の大群を圧倒的な強さで圧倒。
彼は、FILM:REVERSEで交わしたヴァサラとの宴の約束の為、世界を守るために戦います。

・仲間たち

分身体と戦うナバリ、ゴンゾウ、レノン、ユノの元に駆けつける旧ヴァサラ軍メンバー。
二番隊隊長・アサヒ、
九番隊隊長・ロポポ、
九番隊副隊長・ウキグモ、
十番隊隊長・マルル、
十一番隊隊長・クガイ。

アサヒの「夜明けを導こうや」は、一緒に戦ってくれたキツネへの感謝もあるのでしょう。

そして、ヒムロと戦うメイネ。
「ヴァサラ軍の魂」が流れる「阿呆の血」の力でヒムロに勝ちます。
メイネはヒムロの未来を憂いて、最悪の未来を回避したい気持ちでいるのでしょう。
ちなみにメイネはこの後罪姫の所へ向かいましたが、既に遅かったです。

・異世界カムイの技

カムイおなじみの「オオォォォ-」をふんだんに使用し、「炎」「風」の技で分身体を倒すカムイ。
実は「冥府魔道“氷”《修羅雪姫》」も放つ予定でした。

分身体の養分を吸い、完全体に姿を変えるカムイ。
暗夜行路で分身体を薙ぎ払います。

・皆の波動を受けて

やはりみんなの思いで強くなるのは少年漫画原作アニメの劇場版あるあるでしょう。
ヴァサラ戦記:業は作風的に合わないかなと思いつつもスペシャルという事で思い切って組み込みました。

・エージェント・ハートランド(CV.ハートランドー)

別の場所にて戦っていたハートランド。
FILM:SWORDとの繋がりを強める役割をハトちゃんは果たしてくれました。
本当にありがとうございました!
ハトちゃん曰く、声で演じる事に興味を持っていただけた模様。
本当に嬉しい限りです。

・「劇場版ヴァサラ戦記:業」

実はこの劇場版連動編。
2024年夏公開予定だった「劇場版ヴァサラ戦記:業」でやるはずだったアイデアをだいぶ盛り込んでいます。

当初の予定でのあらすじは
「親友・カムイの墓前で手を合わせるヴァサラ。
カムイはジョギング途中でヴァサラと邂逅。
ヴァサラからカムイの事を聞くのだが、そこで謎の女“スピリットスピリタス”に出会う。
一番隊も駆けつけるのだが、5人はスピリタスから「メイネを捉えた」と聞かされる。
スピリタスは、次元の扉を開け、はるか昔に一番隊を飛ばす。
目が覚めたカムイ、そして別の場所でナバリ、ユノ、ゴンゾウ、レノンが目覚める。
4人の前に現れたのは、派手な風貌の3人組。
カムイの前には、白髪の青年と赤髪の青年。
一番隊は、ヴァサラ軍創設当時にタイムスリップしてしまったのだ。」

この話、「スケールがでかい」「時間がかかる」という理由で、ダイアログが出来ていたものの没に。

この話から、組み込めそうな所を抽出し
劇場版連動編に組み込みました。

正直、完成した脚本を没にするのは相当辛かった..
ので、成仏されたようで嬉しかったです。

・ジン(CV.はなまる)、ルト(CV.さくらもち)

原作者と挿入歌の作曲家登場です。
ほら、「少年漫画原作アニメの劇場版で原作者が何かしらで出る雰囲気」ってやつです。
はなちゃん、さくちゃん本当にありがとうございました。

ちなみにこのシーン、時の攪拌が徐々に治りかけている瞬間というシチュエーションです。

ハズキ隊長がジンを呼んでいたのは、
同調合体した後の体のデータを調べる為になのでしょう。

・魔女姫分身体

アマテは新たな力のため、魔女姫分身体を一体さらっていました。
これは、後々ヴァサラ戦記:業本編で明かされます。

・乳首ハミ出し女

ユノは戦う時八割方乳首がはみ出しているという
裏設定があります。多分。
(このセリフなんで言ったのか覚えてないんだよな...)

・ラストシーン

旧一番隊が撮った写真ですが、
未来で暗黒綿菓子が掃除中に見つけ出します。
最初の旧一番隊隊舎にラショウが居たシーンと少し意趣返し的なものになりました。

・最後に

完全たる自己満で作り出した「ヴァサラ戦記:業」ですが、皆さんの力でひとつの大きなものを創り出せて本当に嬉しいです。
これも、「ヴァサラ戦記:業」を聞いてくださる皆さん、
創作において一から教えてくださったヴァサラ創作勢の皆さん、
僕と普段からSNSなどで交流してくださった皆さん。
そして、寛容な対応と間口の広さで二次創作を歓迎して下さるたろちゃん組先生並びにシネマンガテレビ公式様のお陰にほかなりません。

休止期間中、意外に聞いてくださっていた方居て、
なんというか、やっていて良かったと改めて思いました。

現在、ヴァサラ戦記は連載休止期間にあります。
ですが、私自身そんなに寂しさみたいなものを感じないのは、ファミリーのみんなが「ヴァサラ戦記」を忘れず、多種多様に作り出しているからだろうと。

そりゃみんなが見た少年漫画の数だけあるあるはあるし、その分だけヴァサラ戦記は産まれる。

だから今日までヴァサラ戦記を忘れずいただろうし、ヴァサラ戦記の熱も冷めなかった。

僕自身、ヴァサラ戦記がいつ始まっても良いように気長に待っています。

色々飛び越えないといけないハードルはあるだろうけど、その時まで、ヴァサラ戦記の二次創作ひとつとして頑張ってやっていきます。

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「劇場版ヴァサラ戦記:業 Prelude」
制作決定。

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