よく寝たな

ロラセバムとレキサプロで
しっかり寝れた夜。

いつも見たいな食欲がない。

いつも食べてるものが
美味しそうに見えない　
コンビニの陳列棚。

スマホゲームをしようにも
いつもなら出来るはずなのに
画面上で何が起きてるのか
わからない感覚になった。

電子音が楽しくないな。
スマホの画面に詰め込まれた
情報、色彩がいつもよりも
激しく感じて疲れてしまう。

頭が刺激しないでと言っている気がする。

安らかに滑ならかな1日を過ごして欲しい。
私の中の小さい頃の私が泣いている。

景色が、綺麗なのに
フラッシュバックと重なって
寂しく見えて冷たく感じた。

不眠よりいいのだけど
常にふわふわしていて
時間が早く過ぎるようで
でも私はまだ時の中に閉じ籠もっているような。

生まれ故郷の限界集落で
おばあちゃんといた頃の記憶とか
今日はあたたかい記憶に戻りたい。

あたたかい日差しと
冷たい風が辛い日々を思い出させるから。

記憶のなかで歩く私は
辿り着かないで欲しい場所に　
行ってはいけないところに
行ってしまうから。

私はもうそこには行かなくていい、
病気が悪さしたんだから
行かなくて良いんだから。

私の器が悪さしたんじゃない。
私の中の違う馬鹿が悪さした。

腕を切るのも過食嘔吐もそうだよ。

私の中の悪魔がやれって言ってた。
どんな精神科の薬よりも
セックスよりも過食嘔吐は気持ちが良かったし
リスカの現実に戻ってきた感覚は
もう一生触れられないのかな。

　
痛みが足りない。

自傷でしか味わえないあの感覚。

今日みたいな日は　少し戻りたくなる。

だけど痛みも苦しさもなく
秋の風にあたりながら　　
横になっていれるから。

こんな穏やかな一日に
地の処理も吐瀉物の片付けもしたくないな。

良い匂いの髪の毛
あったかいブランケット。

それだけでいい。