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入院人間観察記 #16 登山の思い出

登山の思い出

両手が包帯でぐるぐるの岡田さん、家では自分で料理をし、奥さんに作ってあげているそうだ。そんな岡田さんは化学の先生をやった後に民間の研究施設で働いていたようだ。どちらが面白かったかと振り返ってみると、やっぱり先生をやっていた時が面白かったと。

若い頃から登山をやっていた岡田さん、その話を教えている子供達にも話していると行ってみたいとなり予定を立てて一緒に行くことになったそうな。実際に登山に一緒に行ってみると、夜に山小屋で過ごしている時に、一緒に来ている女子生徒に何かあればいけないと思い、気がかりで夜も落ち着かない時間を過ごしたのだとか。結局、夜は寝付けない時間を過ごした岡田さん、実際に子供たちと登山をやってみた結果、登山は自分だけで行った方が気楽でいいやという結論になったそうな。



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