現代こそ漢字を学べ
どもども、椛(もみじ)です。
少し前にエッシュの初記事が投稿されました。その記事を載せておきます。
我々、書く頻度はそんなに高くないので、記事が投稿されても「スキ」されないと他の人が投稿したって気づかないんですよね。何が言いたいかと言うと、School Life Dictionary(発音良さげ)の記事を「スキ」してくださった方、そして読んでくださった方、ありがとうございます。
さて、エッシュの初投稿は漢字に関する内容でした。そこで、漢字好きな私が黙っているわけにはいかないわけです。
では、まず私がなぜ漢字を好きになったか、経緯(いきさつ)をお話しましょう。(こうやって普通とは違う読み方をさせるから周囲から浮くわけですね。はい。)
なぜ漢字を好きになったのか
皆さんは褒められるのが好きですか?「褒められると伸びるんです。」「褒められるとだらけちゃうんです。」とか関係無しに褒められると嬉しいですか?基本的には嬉しいと思います。ではどうすれば褒められるんでしょう。1つの方法として、他の人より秀でた能力を持つ、ということが挙げられるのではないでしょうか。
私はそのような方法を思いつきました。ただ、当時は勉強が大嫌いで、1時間勉強することすらできませんでした。なんなら5分も続けられませんでした。(ただし試験2日前ぐらいからは30〜60分は勉強を続けられていました。)
そのため、勉強で秀でるというのはあまり現実的ではないと考えました。だからといって、部活には入っていなかったので運動や、芸術系を磨こうと思っても、さすがに部活に入っている人には敵いません。しかし、褒められたい、すなわち他人より優れていたい、優越感を持ちたいという下衆(ゲス)だったので何かないか、と考えました。そして考えた末に辿り着いた答えが「漢字」でした。
よくクイズ番組などで漢検準一級を取得された方を見ることがあるかもしれません。私も当時、見かけていたんです。「これだ!」と思いました。現代の若い人たちはスマホのおかげで予測変換のときに「ああ、これこれ」と変換できてしまいます。つまり、少し難しい漢字でも書ける人が少ないわけです。しかも、漢字なんていうものは、その1字を覚えてしまえばもう使えるわけで、覚えたものを組み合わせてさらに難しいものも作れるわけです。要は割と簡単なんです。
簡単なのに、他の人は勉強していないから書けない、これ幸いと漢字を勉強し始めました。そして学校へ行き、難読漢字の問題出して、と友達に言ってマウントを取るわけです。(嫌なやつですね〜。)そうすると下衆な私は優越感に浸れるわけです。こうなると楽しくてもっと勉強します。こうして漢字が好きになっていきました。しかし、これは優越感という、卑しいと言われても仕方のない考えで漢字を好きになりました。本当に好きになるのはこれからでした。
友達に問題を出してもらっていると、友達も漢字を勉強するようになりました。すると私は「負けないぞ」という思いでさらに漢字を勉強するようになりました。誰かと競い合い、高め合う、この状況が、私を真の漢字好きにしました。このような状況が大事なのです。勉強においても、友達と高め合うことで勉強を好きになれます。また、ゲームが好きな人はなぜゲームが好きなのか。それは主な理由としてネット上の他のプレイヤー、コンピューターと競い、高め合うことが楽しいからではないでしょうか。(ストレス発散が原因であるゲームもありますが。)
勉強嫌いな学生に伝えたい
私は以上の経験を経て、漢字だけでなく、勉強を好きになることができました。よく、勉強する癖をつけるために朝起きたらすぐに机に向かう(最初は勉強はしなくてもいい)、勉強をゲーム感覚にする、といった工夫があります。それで勉強を好きになれる人はそれでいいと思います。ただ、そもそも本当に嫌いなら取り組まないんですよね。ただゲーム大好きな人なら分かると思います。優越感っていいんですよ(下衆)。そんな勉強嫌いでゲーム大好きな人には特に伝えておきたい。漢字を勉強しろ。
ちょっと覚えるだけで凄い人なれます。難しい漢字・熟語を数個書けるだけでも凄いんです。こんな楽なことが他にありますか、いや、ない(反語)。実際、楽かは人によるかもしれませんが。ただ、もし学校で習ってる漢字もろくに書けないから無理だ、まずは学校で習う漢字をやらなきゃと思っているならその考えは捨てるべきです。そんなことを考えておいてちゃんと行動に移せているなら学校の漢字なんてすぐ終わります。こういう方に大事なのは今のままでは「勉強に追われる」だけだということを理解することです。思い切って勉強を振り払いましょう。そして後からでも「勉強を追いかける」ようにしていきましょう。
もう一度書くと、勉強嫌いな学生こそ
漢字を学べ。
面白くて簡単で難しい漢字
書きたいことを書いたので最後に私が面白いと思った、(書くのが)簡単で(読むのが)難しい漢字を5つ紹介します。なんならこっちがメインですけれどもね!
※読み方は複数ありますが1つだけ紹介します。自分で他の読み方を調べるのも勉強への大きな一歩ですね!
まず1つ目がこちら。
読み方:あげまき
これ、最早アルファベットの「Y」ですよね。ちなみにあげまきは結び方の一種、また髪型の一種らしいですよ。あんまり詳しく調べてないのでどちらが大元かは分かりませんが。
2つ目がこちら。
読み方:ほの(か)
おおっと。これは知っている人が多い漢字かもしれません。「仄かな光」、「仄仄(ほのぼの)する。」で使われます。「灰(はい)」ではないですよ!
続いて3つ目はこちら。
は?と思った方、よく見てください。これの読み方は「かき」ではなく、「こけら」です。
読み方:こけら
「柿」と比較するとこうなります。
右側(つくり)の一番長い縦棒(語彙力ry)が分かれているか、一本線か、の違いです。友達に問題として出すのも面白いですね。新しい劇場の最初の催しを「こけら落とし」というので、漢字を知っている人もいるかもしれません。ちなみに元々「こけら」は材木の削り屑です。おおっと、エッシュの記事で出ていた「屑(いさぎよ)い」という読みの方ではなく、「屑(くず)」の方ですよ。
次に4つ目はこちら。
読み方:こつ
あー、残念ながら円周率の「π(パイ)」でなければ読み方も違うんですよ。「兀兀(こつこつ)勉強することで内容がよく定着し、楽しい。」(洗脳しにきてる)とかで使われます。
最後に5つ目はこちら。
読み方:とて(も)
これは日本で作られた漢字(国字)です。最後は使用頻度が高そうな言葉を選んでおきました。元々は「迚も」と、二点しんにょうなのですが、二点しんにょうの漢字は全て一点しんにょうにしても問題ありません。逆はダメな場合がありますが。
それにしても、こんな漢字、迚もではないですが、読めませんね。
最後に
いかがでしたでしょうか。今すぐにでも使えそうな漢字を用意しましたが、まだまだ面白い漢字はたくさんあります。ちなみに紹介した漢字のほとんどは漢検一級の漢字です。「そマ?(それ、マジ?)」って思いました?私はそう思ったときに「杣(そま)」(意味が全然違う)って使うんですよ。おっと。6つ目の漢字を紹介してしまいました。
漢字を書けない若者が増えていると言われている中で、ちょっと勉強するだけで凄い人になってしまいましょう!記事を読んでくださりありがとうございました。
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