ガジェット:EIZO FlexScan 2795 & 2495(タテヨコ2画面、実際どーよ?)
タテ/ヨコ・デュアルディスプレイを購入から10日ほど用いて、現段階での感想らしきものを大雑把に3つ、参考までに書き記しておく備忘録。
デュアルディスプレイ初体験の感想
(重要)感想1.EIZOモニターはノイズ対策必須。密集して置くとノイズがヤバい。アースを繋いでないせいか?(『必ず』アース線を接続しなさいと取説には書いてある)。簡単に付け外しできる延長アースが欲しいね。
感想2.27型 WQHDモニター(横置き)は思ったほどデカくない。程よい大きさで快適に使える。但し画面の拡大率は125%を推奨。デフォでは文字が小さくて見辛い。27型で4Kだと、描画が細かすぎて見辛さMAXなのでは?
感想3.24.1型 WUXGAモニター(縦置き)は、画像鑑賞や文章閲覧に良。向き不向きがハッキリしており、縦長のサイト構成にハマれば強い。SNSや文筆系サイトに限らず、企業の商品紹介HPなどにも適性を発揮するだろう。なお27型の縦置きは持て余すことが容易に予見されるため、試していない。
EIZOモニターをローン(無金利)組んで買った男
どうも、slaughtercult です。昨年のクリスマスは久しぶりに奮発しました。
PCモニターを16万円/2台、12ヶ月分割ローン(信販会社のキャンペーンで無金利として扱われる分割限度だ)で買った。憧れのEIZOモニターを!
素浪汰 狩人はSIG推しです。55X/75X系以外はSIGじゃないんだよなぁ(極右)
EIZO FlexScan 2795と、同シリーズの2495。いずれも2020年中に発売された最新モデルでUSB-Cに自信ニキである。最初は高価な最新機種を買う気など端から無かったが、デイジーチェーンとかUSB-PD(最高出力 100W)とか色々と要求スッペコを精査した結果、最新型を買うしかないと結論づけた。
つーか有り得ぬだろ。画面に16万円やで。安価なメーカーなら1/2……場合によっては1/3近くの廉価で、同様の構成を実現できるんじゃないですの?
1台6万円で投げ売りしてた、旧型機のFlexScan 2780は巧妙な罠。色が白しか選べないという時点で相当アレだったが、USB-PDの出力が30Wのみなのが最大のネック。デスクトップ使い限定なら無問題だが、私のようにノートも接続する輩は迂闊に飛びつくと泣きを見る。私のPCは65W給電だからだ。
グチャグチャと話したが、この画面の良さをまとめると……USB-C接続すれば何か色々上手く行くとゆーわけ。デスクトップPCの画像出力でUSB-C接続は現時点で一般的ではないので、この利点はノートPCとの接続が主である。
SIG SG系マヂ尊ひ……いい加減にマルイのSG553買うべきか。モナカ構造と分かってるからイマイチ購入に踏み切れないのよね。SYSTEMAのトレポンにSIG 55X系のガワ被せてワンオフ銃作ってくれんかな?(値段は幾らだ)
現在のデスク環境な。Lenovo Thinkpad A485、左に接続したケーブル2本がUSB-Cである。手前側はスマホでテザるためのUSB-C/マイクロUSB。奥側が画面左側の27型と繋いだUSB-C(USB-PD 100W対応のぶっといヤツ) だ。
アレ? ノートPCなのに、電源アダプタは? と思った貴方は鋭い。構成が意味不明だろうと思うので説明すると、画面と繋いだUSB-Cケーブル1本でノートPCへの充電と、HDMI規格準拠の画像出力と、ついでに音の出力まで行えるのだ(音はPCからBOSE COMPANIONⅡに直で繋いでますけどね)。
クレイジーノイジービザールモニター
つか、この坊主も買ったの高校生の頃で(遠い目)10年選手の大概ベテランだからな。さっさと引退させろと冷たい視線を日々感じるが、金が無いので騙し騙し使い続けている。そもそも壊れんしな。しかしこいつが、新調したモニターに由来すると思われるノイズを、無音時に滅茶苦茶に撒き散らす。
不思議なのは、音を吐き出している時はノイズがしないのな。実際のところ音にノイズが乗っていて、私が自分で気づいていない可能性もあるが。
まあ、音質を鑑みればステレオミニプラグ出力と言うのが、そも有り得ない選択肢ではある。USB-DACやデジタルアンプ、サウンドボードとか噛ませて出力すれば、ノイズが低減される可能性は無くもない。デスクトップPCとは違って自由度が低いから、サウンドボードの搭載は厳しい物があるがね。
余談だが、最近ではIK Multimediaというメーカーの『iLoud MTM』というスピーカーが気になっている。どうせパワードスピーカーだよ文句あっか。
ともかく、このノイズ対策と言うのが事前のリサーチでは出てこなかった、一つ大きな問題ではある。多分アース接続で解決するとは思うけど、万が一解決しなかった時は面倒なことになるかも。まあそのうち何とかしますわ。
一筋縄ではいかない、PCとモニターの接続
それより問題なのは、デイジーチェーンの仕様を私が勘違いしていたこと。
デイジーチェーンというのは……USB-Cで画面を数珠繋ぎにすると、一画面の設定が全画面に反映されて、デイジーチェーン接続したPCを起動したらば、設定を保存した画面も芋蔓式で、PC起動に合わせて一斉に点灯する機能だ。かなり適当な説明だが、多分これで間違っていないと思われる。
しかしこの機能には大きな落とし穴があって、接続するPCのマザーボードがThunderbolt 3 対応でなきゃダメという第一関門。んで画面とPCとの接続はUSB-Cでなきゃ(少なくともEIZOの画面は)ダメと言うのが第二関門。
私のデスクトップPC……10年前の自作で、⚡3に対応してないのは当然だしそれ以前にグラボがUSB-C出力できん。やっべ致命的ミスだわ(白目)
どうしたか? 力技よ。HDMI接続で……デュアル!(できない)なぜなら私の使っているグラボ『ASUS ROG STRIX RX570』には、DVI-D出力こそ2つあるものの、HDMI出力とDP出力は1つずつしかないからだ。マジかよ!
どうしたか? やはり力技よ。ハードオフ行って、中古DPケーブル買え!
ディスプレイポートは新品だと微妙に高いんじゃ! 550円の中古で充分!
唸れ右手、HDMIケーブル! 唸れ左手、DPケーブル(中古)! デュアルプラグイン! ようやく、デスクトップPCでも映るよーになりました。
現時点での総括
買う前には入念にリサーチしたつもりでも、実際に使ってみないと分からんことは色々あるもんです。本当は、27型と24.1型のどちらか片方、同型機を2個買う予定だったのですが、それもどちらのサイズが優れているか結論を出すことが出来ず……『それならいっそ試しに使い、優れたモニターを後で買い足し、要らない方は売ればいい!』という最高に頭の悪い思い付き案に従うことにしました。ともかく、使ってみなきゃ始まらないと結論づけた。
いざ使ってみると……凸凹コンビも意外と悪くないです。長期的な保守性はブン投げておりますが、24.1型の縦置きの『ハマるところにはハマる』この絶妙なシャープシューター感と、27型の『大きいには大きいが、常識外れに大きくは無い』絶妙なSAWガンナー感が良い感じにマリアージュである。
これは……PCモニターのアーミー・オブ・ツーや~!(古すぎるネタ)
ノートPCと接続した時は、ツーマンセルじゃなくスリーマンセルなのだが。ノートも14型と決して小さくは無いが、27型と比べたらお子ちゃまである。
23型モニターからの買い替えで、チキって22.5型を選ばなくて良かったなと思っている。27型は動画を見るにも、PDFでA4資料を見開き表示するにも、色々と使い勝手が良くて捗る。24.1型の良さも今まで述べた通り。解像度が少し特殊なWUXGA(1,920×1,200)なので、16:9サイズの動画視聴みたいな用途には向いていないが。あくまで事務の補佐に徹する立場がクールだ。
まあ、私の使用感としてはこんな所。鉄は熱いうちに打て、感想はホットなうちに残しておけと言うことで、何かの参考になればと残させてもらう。
最後になるが、私の使う机のサイズは『幅100㎝弱、奥行き75㎝前後』だ。記事に掲載した写真と見比べて、実際の使用感は各自想像してほしい。
PC手前の、富士通コンポーネントのキーボードと、CSTのトラックボールはどちらもフルサイズ。かなりデカイ。デュアルディスプレイしても、面積にこれだけ余裕があるというか、机面積の余裕から逆算して画面を選んだ節もあるので参考までに。タテ/ヨコ・デュアル、個人的には万人にオススメは出来ない物だと思うけど、実際使ってみれば意外と捗るし、何より面白い。
それでは今日はこれまで。良いディスプレイライフを! See-Ya!
From: slaughtercult
THANK YOU FOR YOUR READING!
SEE YOU NEXT TIME!