靴:FLORSHEIMのビジネスシューズが、もう買えなくなるかも知れない。
「What's your name?」
「……FLORSHEIM, № 5620. I was came from CHICAGO, U.S.A.」
「Huh, that's freaking」
「Freaking what?」
「You said, you came from U.S. but……YOU LOOKS LIKE A JAPANESE!」
「Yes! Of course! 'Cause I'm JAPANESE FLORSHEIM'S COUSIN! So what?」
「Shame you! YOU ARE NOT FLORSHEIM. Fu×k you, liar!」
「No! I'm not liar! F×ck you, too! I'm FLORSHEIM too. Do you understand?」
「I OVERSTAND」
(~以下乱闘~)
靴紐なんざ蝶結びでいいんだ上等だろ
ハイ、元気? 私こと場末のしがない低賃金労働者、slaughtercultです。
突然ですが皆様、靴に拘りはありますか? 私は、別に大して無いです(笑)
靴のブランドなんて殆ど知らないし、買い集める趣味もありません……(;'∀')
……が! 実用靴、オン/オフを問わずに愛用している革靴ならあります。
しかし困りました。これは由々しき事態です。全く笑い事ではありません!
それというのも、私が数年来買い替えを重ね、愛用し続けてきた『靴』が!
もう何足も履き潰しては購入を繰り返してきた、我らがFLORSHEIMが!
脱ぎ履き楽チンのスリッポン型で、ものぐさ太郎にも優しい№ 5623が!
無い! 履けるサイズが、店頭に無い! 展示品のサイズは……24.5cm。
ンなもん履けるかァ~ッ! そんな小さなサイズなら、そりゃ売れ残るわ!
FLORSHEIM № 5620。U.S.ブランド、日本製の履き心地抜群なローファー。
お値段は7~8,000円程度と、普及品にしては高くブランド靴にしては安い。
本場U.S.メイドのFLORSHEIMは数万円が相場。貧乏人には手が届きません!
一方こちらは、品質はともかく、価格も履き心地もお手軽な日本製。
まあそれはともかく、サイズの合う在庫が紐靴しか無かったかなしみ(怒)
何か勢いで買っちゃったけど、紐靴は雑に脱ぎ履き出来ない気配……(;^ω^)
量販品の靴の在庫が干上がるなんてこと、あるの!?
slaughtercult、たましいのさけび。じっさいにあるからしかたがない。
実用靴など何を履こうが一緒だろう、と思う人もいるかも知れませんが。
……違うんです。皆様も、靴の好みはおありでしょう、私だって譲れない。
このFLORSHEIM(の日本のいとこ)、ただの黒染めの革靴じゃござんせん!
さあさ先ずは御覧なさいな、このガッチガチのグリップを感じるゴム底を。
う~ん、お色気0点! 好色なスーツより、硬派な作業着がお似合い?
このクッション性抜群、グリップ力ばつ牛ンのソールが日常使いにGOOD!
正に縁の下の力持ち! 誰も見ない部分のオシャレより、実用性のが大事!
余談ながらこの靴、入手先は地元の靴屋で、東京靴流通センターの系列店。
MADE IN JAPANの文字が眩しいですが、製造下請先は杳として知れません。
数年前は、ググったら日本のサイトに行き当たった気がするんですがね?
今調べ直しても、ネット通販以外ヒットしない……どこで作ってたんだろ?
つうかネット通販でも在庫僅少。マジで干上がってんな……笑うしかない。
ともかく製造下請け工場は謎。自社ブランドを持たないOEM専業なのかな?
ブランドはいいから、いっそその下請け工場の靴が欲しいんですがね(爆)
お客さん、踵に発砲スチロールついてますよ
と言わんばかりにソールに惜しげも無く配された、ゴムのクッション材。
とにかく、きく(迫真)。革底の靴とも、3,000円ぐらいのペラ底靴とも違う!
足を突っ込んで、床にトコトコしたら「ファ~www」ってなるのね。
「LOOK AT THIIIIIIIIIS! This has un……believable, bigger, mighty, thick soles!」
とイギリス訛りで言いたくなるような、履き潰し甲斐のある靴底の妙味。
オマケに軽く、革も柔らかくて足に馴染むので、とにかく歩けます!
その代わり、アッパー革の耐久性……特に私の場合、爪先の損耗は要注意。
見た目を気にしなければ、マジで底が擦り切れるまで快適に履き潰せます。
これ買ってから、他のビジネスシューズ買ってないからね、マジで。
一度は買ったばかりの靴を、会社の忘年会の席でパクられた嫌な思い出も。
靴を盗んだヤツは誰だァ~? 私は何年経っても絶対忘れないですわゾ~?
1足1,000円ぐらいの、似ても似つかない合皮靴を残して逃げやがってよ~。
スペアの靴が無かったから、暫く仕方なくその中古を履いたんだぜ私よ~。
あぁ~屈辱だったぜ~即買い直したぜ~靴よ~。もう許さねぇからなァ~?
突然のDISCONTINUED(NO FUTURE)
これから先、残り少ない全国各地の店頭在庫も干上がっていく一方かと。
というわけで、入手困難ならステマには当たらんでしょという思いです。
どうして……どうして私の愛用する物は悉く消滅していってしまうのだ!
もう許せるぞオイ! いかないでFLORSHEIM! 私はどうすればよいのだ!
出来れば一生、FLORSHEIMを買っては履き潰すだけの人生を送りたかった。
完全に盲点の分野の商品だったから、現実を突きつけられて混乱している。
……というわけで、この次は新たなる相棒を模索することになりそうです。
オススメ(で安価)の実用靴などございましたら、情報お寄せ下さいませ。
持ち合わせの少ない身でして、1足10,000円以下の物ですと助かります。
何? いっそマジモンを買えばいいじゃないかと? それはちょっと(予算)
……何? 一山いくらの靴を山と買って使い捨てろですと? ペッ!(唾棄)
ああ、今の内に靴屋を探して、手頃なサイズを買い溜めておくべきかしら。
ネットはほぼ全滅なので、微かな望みはチェーン店の店頭在庫だけ。
ああ、しかしそれは果てしない試練……遥かなる巡礼の旅の始まり……。
そんなことはしたくないような、でもやっちゃうかもしれないような。
ともかく今日はもう寝ますね。戯言にお付き合いくださって感謝です。
FLORSHEIMの再販を望みつつ……以上、slaughtercultでした。
From: slaughtercult
THANK YOU FOR YOUR READING!
SEE YOU NEXT TIME!