スクールでここまでやっちゃう!?クライアントの課題解決のため企画からプレゼンまで1泊2日でガチ合宿した話
こんにちは!
SLash卒業生のみさき(@inspiration03m)です。
私は2期生として2022年7月にSLashに入りました。
7月から12月までの濃ゆ〜い半年間の中で日々カリキュラムに励んでいたのですが、その中でも強く印象に残っている〝合宿〟について今回はお話していきたいと思います!
SLash合宿って何?
合宿があったのはもう皆がとっくにSLashに慣れて打ち解け合い、卒業が間近に迫っていた12月半ば。
そのとある土日に行われました。
場所は千葉県房総台地「Sport & Do Resort リソルの森」。
ここは、
をコンセプトに、静かに自然を感じていたい、心弾むような新しい体験をしたいといった最高の休暇を望む方に向けた自然豊かな体験型リゾート施設です。
自然との触れ合いから、心と体のケア、初めてのスポーツ、新しい食との出会いまで、さまざまな体験が用意されているとてもステキな施設でした。
下記が当時の合宿の日程表です。
食事の時間もしっかり確保されていたので日程表を見ているときは特になんとも思わなかったのですが、実際は日程表の印象よりもずっとずっと……ハードでした!
ですが、Webサイト制作の学習を目的とした合宿ではありません。
もっとずっと本質的な、どのクライアントも自社のWebサイトを求めるにあたり必要としている「クライアントの課題解決」を学ぶのが当合宿の目的でした。
そしてまさかのリアルガチなクライアント様!
今回のクライアントは当合宿の宿泊施設である「Sport & Do Resort リソルの森」!
合宿施設に宿泊しながらその合宿施設の課題解決に取り組もうという、なんと無駄のない構成!
合宿の内容を聞いたときは、Webサイト制作のスクールなのに合宿でWebサイト制作を学ばない意外性と、リアルなクライアントを相手に課題解決のプレゼンを行うという二重の驚きに包まれていました。
そして今回のクライアントの課題は「閑散期の集客」。
詳細は述べませんが、様々な事情や制約を抱えた上での閑散期の集客を目的に、どのような手段や手法があるかをチーム毎にプレゼンをしていくのが今回の合宿のメインとなります。
日頃からその課題に向き合っているクライアントに対して、1日で改善策を考えて資料を作って提示することの重みを、その場に立って初めて実感しました。
体験型リゾート施設「Sport & Do Resort リソルの森」ってどんなところ?
まず初めに、今回お世話になった体験型リゾート施設「Sport & Do Resort リソルの森」についてご紹介します。
前述の通り、場所は千葉県房総台地。
「Sport & Do Resort 休暇にコンシェルジュを」をコンセプトに、静かに自然を感じていたい、心弾むような新しい体験をしたいといった最高の休暇を望む方に向けた自然豊かな体験型リゾート施設です。
コンセプト通り、ここには宿施設だけではなく様々な環境が用意されています。
自然を楽しみたい方には森林に包まれた広大な土地やその中にあるフォレストアドベンチャーエリア、グランピングテントなど。
スポーツをされたい方にはゴルフ場やプール、ジムにダンススタジオまであらゆる目的に対応したスポーツ施設の完備。
合宿をされる方には吹奏楽や合唱、演劇などに対応したホールや研修施設。
お食事を楽しみたい方にはビュッフェやBBQ、アラカルトといった様々な食事スタイルを提供。
といった具合で、紹介しきれないほどの様々な環境で様々なニーズにお応えしています。
こんな恵まれた環境の中でわたしたちは合宿を行いました。
ついに始まったSLash合宿!
では、実際にどのように過ごしたのかをお話していきたいと思います。
まず、朝の8時30分に最寄り駅に集合しました。
2期生の参加人数は12人。
2期生は全体で24人なので、その中の半数が千葉県に集まりました。
SLashは基本的にオンラインのスクールなので、メンバーは全国にいます。各地にいるメンバーの半数が、SLash合宿のために全国から関東に集合したのです。
普段はバーチャルラウンジやZoom講義で顔を合わせる仲間たちですが、その大半がこの合宿で初めて実際にお会いできました。
顔を合わせるだけで嬉しくて、朝からテンションが上がります。
最寄りの駅からは送迎バスに乗って合宿場へ向かいます。敷地内に入り、森林に囲まれた建物の中にある研修ルームに案内されました。
「ついに始まるんだ」というワクワクとほのかな緊張感が漂ってきました。
悪夢の作業時間、開始!
会場設営などの準備が終わり、くじ引きで4人1チームの5チームに分かれました。
各自席について待っていると扉が開き、今回の(ガチな)クライアントであるリソルの森施設の社員の方々が入ってきました。
しんと静まった空気の中で社員の方々のご挨拶が始まり、そのままリソルの森の現状や課題などを伺いました。
そしてすぐにチーム毎の作業に入ります。
日程表を見ればわかるのですが、実は今回の合宿は次の日の朝すぐにプレゼン発表が始まります。なので初日で改善策の案出し・まとめ・プレゼン資料の作成までを終わらせないといけません。
そう!
実は!
思っているより時間がないのです!!
日程表では夜21時以降全て自由時間になっているのですが、「この時間に自由に遊べる」というのが幻想であることに全員が早々に気付くことになるのです。
日程表上では作業時間が[午前中の2時間]と[午後の5時間半]あったので、午前中の2時間でブレスト案出しを行ってさっさと内容を固めて午後にはまとめ始め、早々にプレゼン資料を作ろう!と意気込んでいました。
ですが、プレゼンに挑めるほどの案なんてそんなに簡単に出てくるわけもありません。
案出しは早々に煮詰まり、「これはリソルの森の正確な現状や競合他社などのリサーチをしないと課題の解決なんて到底できない」と悟り、案出しもそこそこに、分担してリサーチを始めました。
そして、大した案も出ないまま……昼食になりました。
何も進んでいないまま昼食の時間で作業を中断された現状には、さすがに皆唖然としていました。
SLash2期生の受講特典「おぎのさんによるポートレート写真撮影」
昼食の席は自然とチーム毎に分かれました。美味しい昼食を食べながら雑談をしつつ、時間を惜しんでいたのでメインの話題はやはりプレゼン発表についてでした。
そして食事が終わり、席を立ち向かった先はリソルの森の自然豊かな中庭でした。
たどり着く頃には始まっていました。
おぎのさんによるポートレート写真の撮影会が。
実は、SLashの2期生は募集の段階で、受講特典のひとつとして「ポートレート写真をおぎのさんに撮影してもらえる」というものがありました。
リソルの森の自然豊かな背景がポートレート写真にピッタリだったので、中庭に集まって写真撮影が行われていたのです。
おぎのさんは特技であるカメラ撮影をWebサイト制作に活かしており、その知識と経験を元に撮影いただいた私のポートレート写真がこちらです。
何枚も撮っていただき、最終的に数枚のお写真をレタッチされた状態で戴きました。
ポートレート写真を撮っていただく機会はまず無いので、この合宿で撮っていただいたものは今でも唯一持ってるポートレート写真となっており、ものすごく重宝しています。
そして午後。
5時間半もあったはずの作業時間は、リサーチして案出ししてウンウン悩んでいるうちにあっという間に終わりました。
お酒も入る!BBQ!!
作業時間から一時的に開放される夕食どき。時間が迫るにつれ皆が(主に私が)ソワソワし始めます。
そう、夜ご飯はお酒アリの屋外BBQなのです!!
会場に向かうと次々と食材が運ばれてきました。
立派なお肉だけではなくプリプリの大きなエビやホタテなどの海鮮に、様々な野菜も充実していました。
代わる代わる皆でお肉を焼き、お酒も入り皆の会話も弾みます。
会話が弾んだ流れでおぎのさんの馴れ初めも聞けちゃったり!
普段話す機会の少なかったメンバーともたくさん話せてグッと近付けた、とてもいい時間になりました。
夜の自由時間。………じゆう???
楽しかったBBQが終わり、現実に振り戻されます。
そう、日程表上では作業時間はもうないのです。
でも、プレゼン準備が全く終わってないのです!
自由時間。それは、真の作業時間の幕開けだったのです。
各コテージに戻って少し息抜きをしてから、誰からともなくおもむろにパソコンを持ってリビングに集まり、席に着き始めました。
チームで集まり、昼に出し合った案を元に作業担当を割り振って必死に作業を進めていきます。
テッペンを回っても終わりが見えない中、交代でお風呂に入りつつ夜中まで食らいついていきました。
方向性が定まってからはプレゼン資料作成が進んでいることが目に見えはじめ、眠くて手の動かないメンバーを励ましつつ怒涛の作業を行っていきました。
そして深夜。
たしか4時頃。
満身創痍の中、ついにプレゼン資料作成も概ね終わりを迎えました。
ついに来た発表当日!
朝、発表までの少しの時間でギリギリまでブラッシュアップをして、ついに発表時間を迎えました。
発表はチームから代表1人を選出して、プレゼン資料を元に発表を行いました。
案出しの時点ではどこかしらのチームが内容が被るのではないかと思っていましたが、どのチームも内容が被らずに各メンバーの特色が出ていて面白く、切り口が違うのでとても勉強になりました。
しかも、発表後にはクライアントからの質疑応答タイムがあり、
といったような質問が飛んでくる場面もあり、とても考えさせられました。
クライアントの課題を解決することの難しさと、クライアントの貴重な時間を戴いて合宿にお付き合いくださっている稀有な状況への有り難みを改めて噛み締めました。
そして全てのチームが発表が終わり、最後にクライアントからどのチームのプレゼンが1番よかったか発表されました。
幸運なことに、選ばれたのは自分のチームでした。
そして、選ばれた理由は予想とは少し違いました。
私のチームではコンセプトを考え、それに沿った複数の案をまとめて提示したのですが、そのうちのひとつがクライアントが元々検討していた案と被っていたらしく、更に発表の中に新しい情報が含まれていたことが選ばれた一番の理由でした。
そして、選ばれたチームのメンバーはなんとSLash講師から好きな書籍を1人1冊プレゼントされました!
私は普段から欲しい書籍があれば自分で躊躇なく買ってしまう質なので、そのタイミングで欲しかった本が少しお高めのものしかなかったのですが、図々しくもお伺いを立てたら承諾してくださいました…感謝です。
一生モノの参考資料として今でも大事に使っています。
2日目午後の交流イベント
満身創痍のプレゼン大会が無事に終わり、公式の合宿イベントとしては無事に終わりを迎えました。
お昼はリソルの森を離れて自由解散となり、受講生の皆と共にファミレスで食事を取りました。
そして14時になり、とあるレンタルスペースに再度集合しました。
行われるのはボードゲーム会です!
講師のあしざわさんがボードゲームが好きで、私もボードゲームサークルに通うほどハマっているので、主にあしざわさんと私の持ち寄ったボードゲームを使用しました。
各テーブル毎に卓を立てて、メンバーも代わる代わる変えながら様々なボードゲームを楽しんでいました。
どのテーブルも和気あいあいと盛り上がっていました♪
ボードゲームには「喋ってはいけないルールの中で相手と無言で空気を読み合う協力ゲーム」や、「会話をしながらお互いの価値観をすり合わせていくゲーム」など、コミュニケーション力を磨くものも多くあります。
ただの遊びではなくチームでのWebサイト制作に繋がるものをイベントに持ってくるあたり、無駄が無くてさすがSLashだと思いました。
そして楽しすぎてあっという間の3時間が終わり、名残を惜しみながら解散となりました。
その後は講師のお2人と、都合のついた受講生数名で飲み会へ行きました。
普段話せなかった込み入った話や、講師の想いや考え方など様々なお話を聞けました。
そして二次会が終わり、本当に解散となりました。
振り返って
SLash合宿から一年以上経ってからこの記事を書きました。
記憶力があまり良くはないので、記事を書く前は一年以上前のことをちゃんと思い出して書けるのか正直不安でしたが、書いてみたら当時の情景がありありと思い浮かび、比較的スムーズに書くことができました。
受講生の仲間たちと深夜まで頑張ったことも思い返せば青春のようで、プレゼンも食事もボードゲームも全ての場面が印象に残ってキラキラしていました。
こんな経験が社会人になってから味わえるなんて、なんて恵まれているんだろうとしみじみ感じます。
Webサイト制作を直接学ぶ合宿ではありませんでしたが、たった1泊で皆でデザインやコーディングを学ぶよりももっとずっと価値のある、より本質的な学びでした。
全く同じ内容にはなりませんが、これから始まる3期生以降も合宿を検討しているらしく、これから経験できる方を心から羨ましく思います。何度でも参加したいです。
本当に本当に、貴重な経験をありがとうございました!
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