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ショーシャンクのビール!

真夏と聞いて真っ先に私が連想するのはビールです。いや、私だけでなく、ビールを連想する人は多いと思います。
キンキンに冷えたビールこそ真夏を謳歌し、乗り切れるNo1の必須アイテムでしょう。

以前、おいしそうに感じるビールのコマーシャルが無い、と言う記事を書きました。う~ん、書いた記憶があります。

大ジョッキに並々と注がれたビールを、喉を鳴らしながら、ググーッと全部、または半分くらいまで一気に飲み、鼻の下に付いた泡をプーッ!と吹っ飛ばす! これですよ、うまそうに見えるビールの飲み方は!

ちょびっと一口飲んで、「あーおいし!」なんて、「ウソつけー!」と言いたいところですが、一気に飲む飲み方は映像として見せるのはダメなんだそうです。時代は変わったんですねー。なんかせせこましい世の中になった気がします。あー寂し。

私も別に暇じゃないんです。むしろ忙しいくらいです。でも、楽しい事も考えないと人生つまらないですからね。と言う事で、
うまそうー!、あー飲みたーい! そう思う映像は無かったかな?と考えていたら・・・ありましたよ。そんな映像が。

映画 ショーシンクの空に の中で、ティム・ロビンス、モーガン・フリーマンたち受刑者が、刑務所の屋根の防水工事の作業をするシーンです。

真夏の屋根の上は地上よりもはるかに暑いです。建築業の私にはよくわかります。その暑さの中で、防水材料の真っ黒いタール(アスファルト)をモップのような道具でビチャビチャと塗る、という単純作業ですが、いかんせん真夏のピーカン天気の下ですから、当然喉はカラカラになります。
しかし、受刑者と言う立場上、飲ませて貰えるとしても水くらいでしょう。

ところが、刑務官長が財産処分に困っている事を小耳に鋏んだ元銀行員であるロビンスは、自分に任せてくれればおいしい財産処分ができる、と言う話を持ち掛け、こともあろうか、見返りにビールをせしめる事に成功します。それも、他の仲間の受刑者の分までのビールをです。

真夏の屋上での防水作業。汗だくで火照った体に、冷たいビール。、受刑者たちが嬉しそうに冷えたビールをラッパ飲みするシーンは実にうまそうでした。それも、受刑者ですから、ビールが飲めるなんて思いもしませんから、そりゃあ旨かったでしょう。また、小瓶と言うのが良かったですね。見ている方も飲みてぇー!と思わずにはいられない、良いシーンでした。

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