キャビネットは続くよどこまでも・・・
なんてね,続いても意味ないよw
なので潔く最終回だ(キャビネットの・・・).
前回までのnoteでどーしてアンプ・キャビネットを作ることになったのか,どんな仕様で作ったのかということを書いてきたけど,まだ言ってないことが一つだけある.
それは,このキャビネット「オープンバック」だ!!
って,強調するほどでもないか・・・
ギターアンプのキャビネットにはいくつか種類があって,代表的なのがクローズドバックとこのオープンバック.他にもバスレフなんて有るけど今回は無視.
クローズドバックは密閉構造で,我らのPOLYTONE(メーカー潰れたけど・・・)なんてそれだ.ZT LunchBoxもそうね.完全に箱になって密閉されているのがクローズドバック.理屈を超簡単にいうと,スピーカーってコーン紙を振動させて音を出してるわけだが,コーン紙が前に行くと前方の空気は濃くなり,後方の空気は薄くなる.ちょうどコーン紙の前と後ろでは真逆の空気の波が発生する訳.で,この後ろの波(逆位相)を閉じ込めて外に出さないようにすると,音に締まりが出てガツンとなる.要は音の芯がそのまま前に飛んでいく感じ.
で,オープンバックはというと,後ろからの逆位相も混ざってくるので芯がブレる.かわりに逆位相がぶつかってきても影響を受けづらい高音域が心地よく鳴る.カリフォルニアの晴れた空の音だ!金沢の冬の空ではない.
で,作ったキャビネット.オープンバック!!
って,これ上につらつら書いた音がどうこうというウンチクに従って決めた訳ではない(じゃあ,書くな・・・的な・・・)
単に,アンプの周辺器具を入れておきたいから・・・それだけだ(^^;
とくに,今回のアンプ・ヘッドYAMAHA THR-100HDは専用フットスイッチが必須.これがないと機能が半減どころか使い勝手がむちゃくちゃ悪くなる.ところがそれなりのサイズなので運ぶ時には邪魔になりそう&忘れたら大変・・・と,言うことでオープンバックのキャビネットにして,キャビネットをケースにもしてしまおうと言う考えだ.
こんな感じで収まる.パチパチパチ!
ケーブル類もここに突っ込む・・・いやいや「収納」するのだ.
あ,THR-100HDで一つ言いたいことがあった!
もう一回つづく.
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