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煌杯ベスト8 WBS解説
※2021/01/06追記
こんにちは。Slackerです。もう年が明けますね。
さて、今回は今年最後の非公認、煌杯(58人規模)においてベスト8に入賞することが出来たので、軽く解説をしていきます。
最後まで読んで頂けると幸いです。それではどうぞ。
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採用カード解説
WBS王者ゼオフィラス/殻面の王者ゼオフィラス・WBS
今回握るきっかけになったカードです。
破棄される代わりに手元に置かれる効果には《クライド》《イシャン》のバリューを高める役割があり、召喚時効果も相まって大きなアドバンテージを稼ぐことができます。
広く知られていると思いますが、召喚時効果が
「そうしたとき、相手はドローする」
という書き方であるため、手札に《絶甲氷盾》等の効果を受けないカードを抱えている際にプレイすれば、その1枚を残して全てハンデスするもののその後のドローはできないという処理になります。
本当にこれだけは覚えておいてください。このデッキを使う理由です。
かつて《ヘクトル》を手元に仕込んでから《ゼオフィラス》を投げて全ハンデスや!wなんてよくわからん理由で注目されていた事がありましたが、そんなカードを積まなくとも環境的にそれと同じような動きが可能になったわけです。
転醒時のターン中にわたるバーストを発揮させない効果、一体を重疲労させる効果もシンプルながら強力で、この1枚から質の高い攻撃を仕掛けていけます。
アルケーガンダム
言わずと知れた凶悪な汎用フィニッシャー。1枚で盤面を壊しつつ打点が揃います。
雑に切って速攻で押し通す場合、受けで提示して肉壁にする場合、複数温存してLOプランをとる場合と試合と対面によって用途が様々で、それなりに対面知識とプラン立てが必要な、カードパワーは高いものの扱いの難しいカードです。
《絶甲氷盾》と同時に定時して返しのターンでそのまま走る動きがかなり強力でした。このムーブ、wbs以外からも平気で飛んできそうで嫌すぎ。
持ってない人は今のうちに買っておきましょうね。
WBSエース 吉祥女神ローカマーター
WBSの化神。
このカードの1番の強みは「ブロックされない」という点にあり、耐性貫通がないこのデッキにおいては盤面を固められた後の最後の切り札となります。
《ゼオフィラス》→《ローカマーター》でほぼ勝ちです。頭に入れておきましょう。
このカードが光るシーンは他カードと比較しそれほど多くは無いですが、必要なシーンも間違いなく存在するため1枚の採用。
インペリアルドラモン パラディンモード
デジモンを代表するパワーカード。導魔対面を楽に勝つために使うことが多かったです。
《アルケーガンダム》との連携はもちろん、《ゼオフィラス》とチェンジして雑に打点を伸ばしたり、ピン刺しの《ローカマーター》とチェンジすることで再利用しつブロックされない《パラディン》を立てたりとテクニカルな動きを可能にします。
強力なカードではありますが、手札に嵩張った時ディスカードするしか無くなったり、(誤差ではありますが)《ヴィーナ》などの捲りで相手に《パラディン》の搭載がバレてしまうことを嫌って2枚に抑えました。
WBSレスラー クライド
WBS専属実況者ヴィハーン
WBS魔石レスラー イシャン
初動組。
《クライド》の召喚時は「2枚かWBS1枚を破棄」なので、手札と相談しながらプレイしましょう。
純WBSと比べWBSの枚数がかなり削れていますが、《キングスコマンド》や次ターン以降のアタック時のドロー等から手札を増やす手段はあるので、2枚破棄前提で召喚してもほとんど問題ないです。
異海巨人カーティス
ドローと除去と《凍れる火山》メタを1枚でやってくれる最高すぎるカード。特に言うことがありません。
角仮面の巨人ドゥーガルド
擬似的なエクストラターンを獲得出来るカード。ディスカードがかなり多く条件達成は容易なので雑に切って雑に殴ってしまいましょう。
全ての試合で必ずプレイしたいカードですので、1枚はハンドでキープしておきましょう。
導きの少女ヴィーナ
足場となりつつ、打点増強の補助もしてくれます。
《クライド》や《カーティス》で殴ってドローしつつ神技で回復、《青の世界》の召喚時止めに繋げるという動きはかなりの頻度で行うので忘れずに。
創界神ラクシュミー
このカード書いてあることめちゃくちゃ弱いので入れるつもりはなかったのですが、「起幻持ちの創界神である」という点だけは飛び抜けて強く、《ヴィハーン》《イシャン》のバリューアップにも貢献するため採用。
配置時のコアチャージはしなくて良いです。コアを貯める価値が全くありません。
青の世界/青き異神
対創界神最強。
召喚時を止める効果も裏返って打点になる点も全てが強いです。
緑の世界/緑の自然神
最強。言うことなし。
《パラディン》の軽減になるのがちょっとテクニカル。
キングスコマンド
受け札にもなる《双翼乱舞》。最強。
絶甲氷盾
かつての最強防御札がリバイバルによって手札保護と魔弾系効果を得て、再び最前線に戻ってきました。
前ターンでコアを使い切ってカードをプレイしてもレさえ握っていれば確実に1ターン受けられます。
今後全てのデッキに入って全てのデッキから飛んでくることが予想されます。
不採用カード
道化竜メルトドラゴン
土地破壊要因を積みたかったのですが、《聖龍帝の大創界石》をとってないためコストが重くなってしまう点が気になり、《カーティス》のレベル2効果で《火山》はなんとかなると考え不採用。
大海門/海門機兵オーシャンゲート・ゴレム
書いてあることが強いので《ラクシュミー》の枠に採用していたのですが、破壊されても裏返ることがないので諸バーストや《メルトドラゴン》に滅ぼされて悲しい気持ちになることが多く不採用。
《ゼオフィラス》《パラディン》とも微妙に噛み合いが良くないです。
ブルーフィールド
メガデッキ発売によって創界神メインのデッキの人権が無くなったので、わざわざ入れる必要は無いと判断し不採用。
対面知識
・VS覇王
《英雄王の神剣》があるので《絶甲氷盾》の信用度がかなり低く、逆に《キジトリア》下であっても受け札として機能する《キングスコマンド》の重要度がかなり高くなっています。
《サカターノベア》がかなり厳しいです。踏むことを前提に盤面形成を進めます。《ゼオフィラス》が召喚時転、醒時共に覇王に対して強力に作用するので、できるだけ早い着地を目指して手札を回しましょう。
《キジトリア》が立っていなければ《青の世界》で転醒時効果を止めることが出来る点も覚えておいて損はしません。
・vsゴッドゼクス
《オワリノ世界》を破壊できず、《ゴッドゼクス》本体の耐性も貫通できないため順当に回られると勝ち目がありません。
《カーティス》《青き異神》で足場を崩し、できるだけ動きを阻害しながら《アルケーガンダム》を絡めた早めのリーサルを作ります。
ネクサス耐性は持ち合わせていないので、転醒を止めることができます。覚えておきましよう。
・VS導魔
《アルケーガンダム》《パラディン》のお手玉で勝てます。
・VS赤起幻
《緑の世界》である程度遅延できます。
防御札が6枚+《アルケーガンダム》まで入っているので受けのことだけを考えて立ち回り、ここぞというところで《ゼオフィラス》からマウントを取りに行きます。
赤起幻にはアンブロが無いので、肉壁もかなり重要になります。
・VS遊精
相当数を減らしましたが一応。
《青の世界》と防御札を抱えておけば確実にターンを貰えるので全力で探します。返しのターンでの《アルケーガンダム》での面処理、《ドゥーガルド》の擬似エクストラターンでコントロールしつつ確実に勝ちを狙いにいきます。
おわりに
以上です。いかがでしたでしょうか。
かなり強く、考えることが多い最高のデッキで、僕はとりあえず新弾まで擦ろうと思ってます。
月一更新を途切れさせたくないので急いで書きあげました。なにか質問があれば@zakodebu4までお気軽にどうぞ。
いつもたくさんの❤ありがとうございます。とてもやる気が出ます。
それではまた。良いお年を。
※追記
超星使徒スピッツァードラゴン
《パラディンモード》2枚、《ラクシュミー》1枚を抜いて3枚投入。(前者は無くても《導魔》に勝てるため、後者は単純にカードパワーが低すぎるため。)
店舗決勝に向け微調整を行った結果、特に苦手なデッキが《覇王》(足場を世界ネクサスに頼っているため)と《紫起幻》(《エルサルバトール》がクリーンヒットしてしまう)でした。
どちらも直近の非公認、煌杯で優勝、ベスト3という成績を収めており、これから環境に増えてくると予想されるため的を絞っての3枚投入。
単純にバーストをメタる、というために採用していますが、コアブースト効果もシンプルながら協力でそれ以降のターンの質を格段に上げてくれます。
このデッキを使う大きなメリットとしてとして、「対面によって要らないと判断したカードをディスカードの弾にできる」という点があけまられます。《スピッツァー》のようなピンポイントなメタカードも採用圏内に入れることができるんですね。
それでは。