父の死後、発覚する様々な問題
前回の記事で父の死から家族の反応を書きました。
私の心は複雑化してますよね。
それはさらに複雑化していくんです。
幼少期のトラウマを私たち兄弟は、自分たちの心の中にそれぞれ秘めたまま成長していきました。
それを、今、姉妹間で明かすときが来たのです。
その1。
姉が父の携帯を借りて友達とメールをしていた時期がありました。その時に父宛に送られてきた一通のメール。
「〇〇さん、また会いたい。〇〇さんの大きいものでまたついて♡」
女の裸の写真付き。
これを姉は中学生のときに知ってしまいました。
母親に言うか迷ったようですが、言わなかったようです。
まだ思春期の彼女には大変悲しく、裏切られた気分だったと思います。
その2。
家族の知らぬ借金。
家にお金を入れない父。
死後に介護保険の請求書が何ヶ月分も私達家族に渡されました。滞納していたようです。
30万〜50万円分くらい。
さらには、死ぬ数週間前に車を買い換えると母親の反対意見を聞かずに、自分の年金を担保に購入。
誰が残りの車代を払っていくのか。
父の隠された借金はまだあります。
彼が会社を経営していた時のものなのか、赤色の封筒が家にたんまり。何通も来ていました。
母は怖くて開けられず。
姉と私が開封しました。
数百万の借金を返済しろとのこと。
彼が年をとっているのを知っていたのか、半分会社が負担するから、残りをどうか早急に払ってくれという交渉つきの借金請求書。
彼の死を悲しんでいた母親も正気に戻ります。
私達、姉妹は怒り心頭です。
葬式が終わったその日の夜には愚痴がこぼれます。
悲しむよりも怒り。呆れた気持ちです。
父の金と女に対しての考え方、行動の仕方が最悪なのが死後間もなく明らかになったんですから。
姉からの衝撃の事実を明かされましたが、私も私だけの秘密をいくつか誰にも話さず抱えて大人になりました。
それを姉に明かした瞬間。
ドン引きと同時に、笑いもこみあげるほどでした。
さてさて、これらの事実が明らかになる前から複雑な心が、より複雑化しました。
笑顔で父親を天国?地獄に送り出せなかったのが事実です。
ちなみに、借金については裁判所に行って【相続放棄】の手続きをしました。
この相続放棄もひと悶着ありました。
ふとしたときに悲しくなるけど、すぐに嫌な思い出と事実が蘇ってきて、涙は出ません。
すぐ現実に引き戻されます。
さて、さて。
そのうちまた、書きます。