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JALのクラスJで羽田から石垣まで飛んでみた

皆さん、こんにちは。フライトを楽しんでいますか。今日は、JALの国内線で最長路線である羽田空港から石垣空港までのフライトの搭乗記を紹介します。

国内線の最長路線 距離のみならず時間も最長

羽田空港と石垣空港の距離は1224マイルとなっている。同じ距離だからと言って、飛行時間が同じわけではない。JALの午後便のスケジュールでは、

羽田空港→石垣空港 14:35-18:10 (3時間35分)
石垣空港→羽田空港 19:25-22:00 (2時間35分)

となっている。羽田空港から石垣空港に向かうフライト時間が1時間長い。これは西から東に吹く偏西風が大きな理由だ。石垣空港から羽田空港に向かうフライトは、この偏西風が追い風になるために飛行速度が上がり、飛行時間が短くなっている。

反対に羽田から石垣へのフライトは、偏西風が逆風となり、速度が上がらない。従って、このフライトが距離だけではなく、飛行時間も文字通り最長路線となる。

使用機材

通常、この路線はトランスオーシャン航空の機材B737-800で運航されているが、今回は日本航空のB767-300が使用される。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/aircraft/conf/763.html

ファーストクラスが搭載されていない、クラスJと普通席で編成されているA27/A28である。

JAL B767-300
ゲート前

クラスJにアップグレード

前日に確認したところ、クラスJが満席だったため、ダメもとで当日カウンターで問い合わせたところ1席空席があるとのこと。すぐにアップグレードの手続きをしてもらった。追加料金は3300円。3時間以上のフライトだと考えるとこの料金で利用できるのはありがたい。

JAL クラスJ
若干のくたびれ感がある
2-2-2席

十分なシートピッチで、レイアウトは2-2-2席である。特にありがたいのは、お隣の乗客とひじ掛け競争がないこと。普通席ではどちらが肘掛けを使用するか、ひじ掛け争いを意識しなければならないが、クラスJでは十分な幅の肘掛けがあるため、その必要はない。

シート回り

自席からの眺望
クラスJ シートピッチ

前の席までのシートピッチも十分に確保されている。幸い、前の乗客の方がリクライニングを使用しなかったので、リクライニング使用時に、どれほどの不快感があるかは不明。シートポケットには機内誌、機内販売、エチケット袋などが収納されていた。

また、シート下には、USBとType-Cのソケットがあり、充電が可能となっているところに好感が持てる。

充電可能

離陸

14時20分に搭乗開始。きちんとグループ別で実施されスムーズ。出発定刻14:35よりもやや早い、14:32にドアクローズ。羽田空港第4滑走路に向けて順調に移動し、14:51に離陸。

離陸して間もなく小さな子供へのおもちゃ配布が開始。短距離路線では離陸前にこのサービスを行っているので、ここが少し違うところ。

ドリンクサービス

ドリンクサービス

安定飛行に入り、ドリンクサービス開始。スカイタイムをいただく。以前はクラスJのみ注文可能なドリンクがあったが、現在はどうなんだろう。

このフライトでは飛行時間が長いためにCAさんが何度も様々なドリンクを持って通路を行き来していたのが印象的。

搭乗率は?

高い搭乗率だった。クラスJは満席。普通席の搭乗率も高く、見渡すと9割ほど埋まっていた。石垣島への需要が旺盛であることが確認できた。

クラスJ
普通席

着陸


18:10に到着予定だったが、スムーズな搭乗による早発のため、着陸が17:59、ゲート到着が18:02だった。定時運航に感謝だ。

まとめ


距離、時間ともに国内線最長路線である、羽田空港発石垣空港行きのフライトでは、短距離の慌ただしいサービスに比べてゆっくりとしている。飛行時間が3時間30分ほどになるため、3300円の追加料金で楽しめるクラスJに空席がある場合は、アップグレードをすることをオススメする。

石垣空港 国内線ターミナル

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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