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己の目的のために俺を利用した。
アナ雪が、もしくはアナ雪に宿るなにかが、己の目的のために俺を利用した。俺はそうであってほしかった。そうなら俺は嬉しいのだ。知らないうちに彼女の心を傷つけたり、いきなり距離を置きたくなるほど嫌な思いをさせてしまったわけではないのなら、それなら、そうであってほしい。俯かないでほしい。悲しまないでほしい。あのきらきら輝く目を曇らせないでほしい。ほんの限られた一時期、一緒にラーメンを食べ歩いただけのあの女の子のことを、俺は結局その程度には大事に思っていた。
ただそれだけのことだけれど。
謎のラーメン?を宿す新たな宿主として、主人公に近づいてきたアナ雪。
アナ雪は謎のラーメンを主人公に渡した?あと、主人公との関係を完全に断つわけです。
なかなかにひどいことされてます。。でも、
ただそれだけのことだけれど。
いーね。そんくらいの感覚でいたいよね。
「目的なんかない、って方が怖くね?」
「誰かに出会ってさ。なんか知らねえけど傍にいたくて、でも別に相手になにかを求めるわけでもなくて、ただ本当にそうしてたいだけだからそれだけでよくて……って、その方がよっぽど意味不明だろ。怖いだろ。」
なるほど、確かに!と思ったのに。
「でも、それって要するに恋愛じゃないすか?」
うるせーよ。主人公。笑
恋愛だな。
ってなわけで、竹宮ゆゆこさん著、心が折れた夜のプレイリスト、読みました〜!
この人の文章ハマって抜け出せねぇ!
ありがとう!