自分の感情なんてとても信じられないんだから
主人公が、好きだという気持ちについて、華子に聞かれる。
「錯覚かもしれないと思ったことはないの?」
主人公は答える。
「ないわ」
錯覚で、こんなに胸は痛まない。
対して華子は、
「自信家なのね」
華子は、自分が持っている、好き、と言う感情について、下のように言う。
「そうかもしれないし、はじめから好きじゃなかったのかもしれない」
「どっちでも同じことだわ。私は自分の感情なんてとても信じられないんだから」
どっちの気持ちがわかるだろう。。。
どっちもわかるな。でも、好きだっていう気持ちがその熱量のままずっと残って、みたいなことは難しい。
だから、そこにあったものは疑いたくないな。と今は思ってるかなあ。。。
自分のこと信じられないと、悲しいし。
気持ちは変わってもいいんだよ。そういうものだから。
でも、例えば気持ちが移ったとして、過去好きだった人を蔑ろにしたり、そんな人生は送りたくないな。
そんな人にはなったらいかん。
自戒をこめて。
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