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わたしはどう生きるか。
2つの生き方
小学校〜今まで、新しいことを開拓する生き方、つまりチャレンジングな生き方が正解だと思ってた。
反面、チャレンジしない現状維持の生き方はダサいと思っていた。
というか、生き方に正解があると思っていた。
一旦この価値観の発端を学校と仮定してみる。
苦手なことにもチャレンジする→◎
リーダーシップをとる→◎
部活では諦めずに戦う→◎
夢や目標に向かってたとえ困難があっても努力する→◎
チャレンジ→◎
新しい自分→◎
成長→◎
こんな価値観に触れて、こんな価値観で今まで来れて、なんならその価値観に基づいた行動で成功体験を積んできた。それゆえに、特にこの価値観を疑うことをしなかった。
今思えば高校受験も自分の学力よりもちょっと上を目指してギリギリの成績で受かった→成功
大学受験も一年浪人して地方国立大学に受かった→成功
就職では某大手企業に新卒で入ることができて、一般的な大卒平均くらいの年収があった→成功
違和感
なんだろうこの違和感。
そして今、それらの挑戦をしてきたのにも関わらず無職となった。
チャレンジの行き着く先は無職だった。
現在の自分の状態によって、過去を否定したり過去に感謝したりが決まると思う。
今は前者の気持ちが大きい。
「何事も経験だよ」なんて、綺麗事は今はいらない。
そして考えた。
もしかしたら、今ある能力や状態を冷静に見つめて、今できることを積み上げていく、良くも悪くも身の丈に合った生き方をしていきたい。地道に。
26歳でそんなフェーズに入ったのかもしれない。
たとえ、派手じゃなくても。
目立たなくても。
どうしても何かにチャレンジしてたり、努力してるのは目立つんよね。頑張った気になるというか。
でも、現状維持でできることを積み重ねていく生き方もそろそろ取り入れていくのも26歳の生き方としてはアリだと思った。
でも、チャレンジもしていく🔥
バランス
要はバランスです。
挑戦と保守。
今までは自分にないものばっかり、新しいものばっかりを求めてきた。よく言えば挑戦してきた。
挑戦に比重を置いていた。
地元を飛び出して大学進学してそのまま地元とは違うところで就職した。
正直自分の特性と相性が悪い職種だった。でも、苦手なことだからこそ成長できるって思って、2年半耐えた。チャレンジングだ。
結局、長くは続かなかった。苦手なことに挑戦した結果、敗北を期した。
今、地元に帰って人生の方向性を決めている。
一旦は地元で暮らしていく方向で考えている。
住み慣れた土地で、自分の得意な仕事をやれる範囲でやっていく。見栄を張らず、身の丈に合った仕事をしていく。そして、生きていく。
(こう思えたのは小学校時代の恩師とご飯に行った際での何気ない会話だった。ありがとう、K先生。K先生は自分の戦うフィールドを選んでいたのが印象的でした。中学校とかには手を出さず、定年まで小学校一筋だったとのこと。)
この生き方は負けてるのかもしれない、地味なのかもしれない、無難なのかもしれない。
それでも、今まで挑戦ばっかりしてきた自分にとって、こういう生き方に舵を切ることもある意味では「挑戦」なのかもしれない。
結局は挑戦から逃れられない人生かもしれない。
それで良い。きっと、良い。
バランスをとりながら、それでも挑戦は人生のスパイスと思って、取り入れていきたい。
主食にするには刺激が強いかもね。
ここぞという時に、挑戦する人生でありますように。
大人になりたくないなぁ。抗っているんよね。