インデックス運用ってなあに?【投資はじゃが芋】
この記事は、じゃが芋が好きな筆者が「投資なんてじゃが芋だ」と主張をしながら、投資の基本的な考え方を書いていきます。
鉛筆舐めたような内容は嫌いなので、基本的にはシンプルに辛口。あと、あまり記事内容が長くならないように努めて、連続投稿していければいいなと思っています。
皆さまの投資に少しでも参考になれば幸いです。
1.「儲けたい」という思想は捨てること
まずタイトルの話をする前に、「投資」をするつもりであるのならば「短期で儲けたい」というスケベ心は完全に捨てた方が良いと思います。その気持ちが残ってると「投機」に引っ張られて、結果損をする人が極めて多い印象です。
『長期的な視野で支援し、投資先という大きなじゃが芋が育った結果、実をもらう』という視点で行わないと、たいていはプロの食い物にされて損を被るだけになります。お金に働いてもらう、と言うこともありますね。
つまり、公で言われている投資は結局のところ、人生に時間が残っている若者~中年向けの話なのです。たとえば80歳の人が投資をするのは、あまり得策ではありません。
2.インデックス運用ってなあに?
色々な記事や自称プロの人たちが「インデックス運用が良い」と言う話が聞こえてきますが、本当にそうでしょうか。
「インデックス運用(パッシブ運用)」は「アクティブ運用」とは反対と言われて比較的安心感があるみたいな言い方をされることが多いです。ただ、インデックス運用を語るときには、「投資先」について必ずキチンと意識する必要があります。
たいていの記事は「株式」に投資をするインデックス運用を引用します。
なぜかって? 株式の動きなら市場を知らない人でもイメージがつきやすいし、政策的に株式の動きはここ10年は右肩上がりなので、商品が売りやすいんですよね。そりゃあ大勝利()です。とりあえず今のところはね。
インデックス=指数に連動させる運用なので、下がったら下がりますし、上がったら上がります。インデックス運用をする場合は、その対象資産が長期的に見て大丈夫かしら?という視点と、下がっても大慌てしない心が必要です。
じゃが芋畑作っていて、当期は不作だったとしても、次期は豊作になると思って投資を続ける必要があります。だって取れ高(収穫量)依存なので。
だから、投資対象がじゃが芋でいいのか、他のリンゴやコメ、あるいは牛とか魚とかも考える必要があるのか、いやいや、じゃが芋を信じて一本にする等考える必要が出てくるのです。
よくご存じの人は全部コモディティじゃんと思うかもしれませんが、あくまで分かりやすくする喩えと思ってください。
つまるところインデックス運用における分散投資は、通常の分散投資と同様に「地域(国内・先進国・新興国等)」「内容(株式、債券、不動産、その他)」を検討する必要があるんですね。あとは為替との相関も見ることも重要です。だって「円が安くなって株が上がってるって、結果として本当に資産が増えてるのだろうか」と思いませんか。
3.今回のオチ
「なんだ、インデックス運用って結局めんどくさいじゃん」と思ったあなた。正解です。何でもそうですが、楽に資産が増える話はないんです。そういう話は全部詐欺と思っても過言ではないと思います。
でも投資って自由なんです。じゃが芋はどんな気候変動にも影響されず、必ず消費されるからこれ1本でも支援する価値があるしリターンも相応にあると思うなら、じゃが芋1本に資金を投じても良いんです。ただ気を付けるべきなのは、じゃが芋が全部腐って二度とじゃが芋が作れなくなったら、そこに投じた資産はゼロになる可能性があるということ。ずっと豊作ではないし、不作になる可能性も視野に入れることですね。