【回顧録番外編】今井翼くんと「ワイルド系ジャニーズ」について語らせてください
今井翼くん、遅れてしまいましたが、39歳のお誕生日おめでとうございます!
生田斗真担で、FOURTOPSが大好きで、ジャニーズWESTと藤井流星くんを激推し中の私ですが。
今井翼くんは、今は移籍して違う事務所にいますが、私の中では「特別なジャニーズタレントさん」の1人です。
「ジャニオタ回顧録」が斗真さん編に入ったこともあり、今回は「番外編」という形で、今井翼くんへの思いを語らせていただきたいと思います。
★★トピックス★★
1.今井翼くんは、私にとってこんな人
2.ワイルド系ジャニーズさんに思うこと
★★★★★★★
1.今井翼くんは、私にとってこんな人
翼くんのことを知ったのは、ドラマ「木曜の怪談 怪奇倶楽部」がきっかけでした。
当時のことを覚えている方ならお分かりだと思いますが、このドラマに出ていた「滝沢秀明くん、今井翼くん、河野直輝くん」は、「怪談トリオ」として大人気でした。当時小学生だった私ももれなくこのドラマを見ていて、大好きでした。
でもこの時は、私は怪談トリオの中だと河野くん派でした。
翼くんの良さに気づいたのは、斗真さんに沼落ちして、「ザ少年倶楽部」やジャニーズJr.のコンサート映像を見るようになってからでした。
当時まだJr.だった翼くんのソロパフォーマンスを見た時に、「何て素敵なパフォーマンスをする人なんだ!」と衝撃を受けました。最初は斗真さんがバックにつくからと見ていた翼くんのソロパフォーマンスですが、斗真さんだけでなく、翼くんの歌やダンスにも釘付けになったのです。
ジャニーズJr.のコンサートビデオ「素顔3」を持っていたのですが、翼くんのソロは斗真さんがバックについていない曲でも何度も見返しました。それぐらい好みでした。
翼くんは、斗真さんと一緒に雑誌に掲載されたり、ドラマ「ネバーランド」で共演したりと、斗真さんと一緒にいる機会も度々目にしました。
翼くんも斗真さんも、Jr.の中で「THE センター」として存在するタッキー・山Pの相棒として存在するところが共通しているように思いました。センターの隣にいてセンターを支える、「セカンドポジション」で輝ける人たちだなと思っていました。
翼くん最後のJr.コンで、一緒に「哀しみのプリンセスへ」を歌うメンバーに斗真さんを指名してくれたのが、個人的にとても嬉しかったです。Jr.において同じようなポジションにいて、どちらも歌もダンスも素敵で。この様子が収録されてるタッキー&翼のデビューコンDVDは、私の宝です。
タッキー&翼になってからも、翼くんのことが好きでした。
斗真さんのために入っていたジャニーズJr.情報局から翼くんの初ソロコンサートツアーのお知らせが来て、当時住んでいた福岡でも公演があるということで、参戦しました。
生で見た翼くんのパフォーマンスは、良い意味で「キラキラのアイドル感」というより、「クールでカッコイイアイドル感」があり、とても素敵でした。コンサートグッズのリストバンドをしばらくずっと毎日付けてたくらい、翼くんのパフォーマンスは私に刺さりました。
翼くんがフラメンコのレッスンを始めたこともメディアを通じて知りました。日本スペイン交流400周年イベント出演の密着映像もテレビで見ました。
しかし、私が結婚してから、仕事を辞めたこともあってあまりジャニーズにお金が遣えなくなり、滝翼の応援もしばらく疎遠になってしまいました。
そんな中で、翼くんがメニエール病を発症したことを知り、心配しました。翼くんに代わってWESTの照史くんや神ちゃんが舞台を務めあげてくれました。神ちゃんの「オセロー」はテレビで見て本当に神ちゃんが素晴らしかったけど、でもやっぱりどこか「翼くんが演じてる姿も見たかった」という思いがありました。
そして、2018年9月、タッキー&翼の解散とタッキーの芸能界引退、翼くんの退社が伝えられました。「何てもったいないんだ……」と思いました。「ジャニーズらしさを深く追究する」タッキーと、「従来のジャニーズらしくはなくとも、自分の極めたいことを見つけてとことん極めていく」翼くん。後輩くんたちへの指導・指南をしていたことも知っていたし、ジャニーズにとって貴重な人材を手放すなんて……と思いました。
だから、この2人の最後の花道にFOURTOPSが一緒についたことが、寂しさの中でも、本当に嬉しくてたまりませんでした。FOURTOPSにとってもタッキー&翼が特別な先輩なのだということが伝わり、また、FOURTOPSはじめ関わった沢山のジャニーズタレントさんを従えてのラストステージは、この2人にしかできない圧巻のものでした。
事務所は変わってしまったけれど、翼くんが再び元気に芸能のお仕事を始めてくれて、自分の得意分野を武器にあちこちで活躍しているのを見られて、とても幸せです。
どうぞ体調に気をつけて、これからも翼くんらしさを信じて進んでほしいなと思います。
2.ワイルド系ジャニーズさんに思うこと
最近、藤井流星くんを推すようになってから考えていたことが、もしかしたら翼くんを通じて私がそう思うようになったのかもしれないなと思ったので、書き残しておこうと思います。
流星くんが「正しいロックバンドの作り方」の役作りでロン毛の金髪になり、ワイルドな雰囲気を感じる見た目になりました。
個人的には、流星くんの一番好きなビジュアルは「短髪・黒髪」なので、「正ロク」仕様のビジュアルは私の好みとは正反対になります。
それでも、流星くんの「正ロク」ビジュアルも好きになりました。それは、私が単純に流星くんが好きだからというのもあるし、ロン毛のヘアアレンジが可愛かったからというのもあります。
それだけではなく、「ワイルドな雰囲気を出せるジャニーズタレントさんは貴重」だと思い、それが強みにできる流星くんの魅力を感じたのもあります。
これは私個人の感覚で思ったこととして読んでもらいたいのですが……。
ジャニーズファンは、「ワイルドさ」よりも「可愛さ」「清潔感」「若々しさ」みたいな雰囲気を好む傾向が強いのかなと思います。
それは、私自身もそうです。斗真さんの好きなビジュアルも、どちらかというとそういう傾向のある時の方が好きなので。
ただ、その分、「ワイルドな方向」に舵をきった時、もしかしたら「ややジャニーズファンの間では過小評価気味になってしまうのでは」とも思うのです。
勿論、木村さんや長瀬くんのように、ワイルド系でも人気のある方も何人もいらっしゃいます。でも、どちらかといえば、ジャニーズファンからよりも、ジャニーズ外からの支持の方が大きいような気がします。
もちろん、見た目の好みは人それぞれで、私がそれに対してとやかく言うことではありません。というか、そもそもそんなことを私に言うような資格もありません。
ただ、「ワイルド系ジャニーズ」の存在が、ジャニーズファンの間でももっと肯定されてもいいんじゃないのかなと思うのです。もっとも、今年V6が25周年を迎え、坂本くん、剛くん、岡田くんといったワイルド系がいけるアイドルの存在が以前よりも肯定されてきてるのではないかな、という感じはありますが。
ジャニーズアイドルとしての寿命が延びている今、長くアイドルをしていく中で、「若々しさ」「可愛さ」を売りにできる人も必要です。
逆に、「大人だからこそのかっこ良さ」を表現できる「ワイルド系ジャニーズ」の存在も、これからもしかしたらもっと必要とされてくるかもしれない、と思っています。
翼くんも、Jr.の頃は可愛らしい感じでしたが、デビュー後に徐々にワイルド系にシフトしていったように思います。フラメンコを始めるなど、翼くんが自分の個性として武器にしようとしてたものが、ワイルド系にハマるものだったからでしょうか。
翼くんを見ていて、特に事務所を移ってから、翼くんがジャニーズ時代からコツコツやってきたことが、今まで以上に花開いているように思うのです。
フラメンコを武器に舞台に立ち、身のこなしの軽やかさで大河ドラマの戦闘シーンでワイヤーアクションをきめ、ワイルドな見た目を逆手にとってドラマ「おじカワ」でワイルド系可愛いもの好きの男性を演じる。
翼くんを見ていて、ジャニーズにもやっぱりそんな人が必要だし、ジャニーズにいてもそういう道を切り拓くための土壌を積み重ねていくことができる、と。
そして、やっぱりジャニーズが翼くんを手放したのは、惜しかったなとも思います。
流星くん推しになってから、実は翼くんが流星くんを推してくれていて、翼くんのラジオに呼んでいた等の交流があったことを知り、「何でリアルタイムで知らなかったんだ……!」と後悔しました。
今でも私的に交流があるのかは分かりませんが、翼くんが一目置いてくれてたということは、何か流星くんに思うことがあったのかもしれません。
翼くんのようなジャニーズ内外に様々な視野を持っているであろう先輩との交流があったことは、きっと流星くんにとってもプラスになっているんじゃないかなと思っています。
そして、流星くんはまだ自分の中でどういう方向に進むか模索している最中のようですが、もし今後も「ワイルド系」に舵をきった時に、翼くんとの交流が流星くんにとって良い刺激や糧になってるといいなと、勝手にそんなことに思いを馳せています。
翼くんの活躍をこれからも楽しみながら、流星くんはじめ今後も出てくるかもしれない新たな「ワイルド系ジャニーズ」さんたちの行く末も温かく見守りたいなと思います。