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「必要なのは頭に残る実践的な知識」ドローンの“活躍人材”を育成するためにスカイピークLXを活用

AZAX DRONE SCHOOL(アザックスドローンスクール)は、実践的なドローン技術を持つ人材を多く輩出する大阪でも随一のドローンスクールです。AZAX様では、スカイピークとGakkenグループが共同開発した「スカイピークLX」を導入いただきました。
今回はスカイピークLXの体験インタビュー第一弾として、AZAXにて取締役でインストラクターもされている木村様にお話を伺いました。スカイピーク代表高野が、スカイピークLXを導入した経緯やドローンスクールとして持つ課題、実際に使った感想をお伺いします。


AZAX DRONE SCHOOLについて

ー(高野 以下略)まずAZAXさんについて教えていただけますか

木村様(以下 木村):AZAX DRONE SCHOOLは大阪府豊中市で2021年6月に開校し、国家資格取得のドローンスクール運営、ドローンを仕事にするための実践的なサポート、また外壁調査など様々な点検調査業務を行っています。

ー関西での知名度がとても高いですよね

木村:ありがとうございます。昨今では測量や点検、ドローンショーなど、ドローンの商用的な使い道が多く出てきました。多くの分野で活躍できるドローン人材を育成できればと考えています。
私たちは、自社でドローンによる業務を行っているからこそ、国家資格を取ることをゴールと考えてなく、資格取得をしたその先の、ドローンで仕事をどれだけできるかを大切に実践的な知識や技術をお伝えしています。

対面授業の質で実務的な指導が理想

ードローンスクールの指導で、これまでどのような課題があったのですか

木村:民間資格講習を振り返ると、座学は全て対面で行っていました。私や他のインストラクターが生徒の前に座り、直接指導を行っていました。対面でお客さまの理解度を大切にすることで、学びの質も高められますし、実際に受講後の皆様の声を聞いても満足いただいていたと感じています。

ただ、実は私自身が民間ライセンスを取得した際は、ビデオ教材で座学を受けました。講師が話している映像を長時間視聴したのですが、正直なところ、内容がよく理解できませんでした。ドローンスクールの現状として、eラーニング講義が流行っていますが、視聴した多くの生徒が授業内容や大切なポイントなどをきちんと理解できていなかったり、知識が正しく身についていない状態が多いのが実情だと思います。

ーこれまでのeラーニング教材での学科講習は、頭に残りづらい印象なのですね

木村:はい。例えば、飛行許可申請ひとつとっても、その必要性や注意事項などについて当時のビデオ教材では、十分な説明で学ぶことはできませんでした。
その結果、私自身も理解が足りないまま街中でドローンを飛ばそうとしてしまった経験があります。その時は一緒にいた方に「許可申請は正しくできているか?」と指摘され、初めてその重要性に気が付きました。「申請って何?」そんな状態から、私のドローン人生が始まってしまったわけですね。

そういった経験があるからこそ、きちんと現場知識がある方からの、直接指導に勝るものはないと思います。オンラインでの座学レクチャーで、合格するためだけの講義の限界を感じましたね。ドローン運用の基礎を学ぶ上で実戦的な部分の重要性は非常に高く、そういった視点での知識を正しく網羅的に身につけるのは必須だと日々感じています。

ですが、約1年半ぐらい前に国家資格制度(登録講習機関として)が開始した際には、学科講習のボリュームが大幅に増加したなかで、リソースの問題もあり、オンラインで座学を行わないとスクール業務が回らない状態になりました。正直困りました。

やむを得ずオンライン対応への切り替えを検討し、その際にはスカイピークLXのサービス開始前でしたので、当時は別のeラーニング教材を活用することにしました。

ースクール運営としてオンライン対応への必要性と、学科指導での業務で活かせるための理解度担保のバランスは悩ましいですね

木村:はい。試験には合格しても、学んだ知識が身についていない方は残念ながら一定数いらっしゃって、弊社にも相談がきます。試験に合格することは大切ですが、ドローンの知識や技術を運用をするために受講される方が多いからこそ、きちんと基礎スキルを座学・実技ともに習得していただき、そのうえで実業務で経験を積みながら更に理解を深めていくことを私たちは支援したいと思っています。

そんな中で、本来の目的であるスキル習得と資格取得ということに対して、教育の質を担保できるオンライン指導(eラーニング)は、これまで出会うことができず、その難しさを感じていました。

スカイピークLXはわかりやすい言葉で理解を優先

ー今回スカイピークLXを新たに選ばれましたが、どう感じられていますか?

木村:スカイピークLXでは、教則の文字情報をただ覚えるのではなく、理解して頭に入っていくように工夫されています。イラストが多いことや、一等対策問題演習など、これまでのeラーニングと様々な違いもありますが、一番の特徴は講義中の授業内容の教え方、実務面での説明など、スクール側が伝えたい痒い所にまで手が届いている印象ですかね。

その辺りは、スカイピークさん自身もスクール業務や現場実務に詳しいからこそなのだと思います。きちんと理解して「そういうことなんだ」と納得して覚えるのと、よくわからないけど試験のために、とりあえず覚えるのとでは、習熟度も全く違うと思っています。

ー教則内容だけでなく、補足で説明しないと理解が難しい部分や、実務的に必要な要素をカバーできるようにスクール目線で作成しています。そういった点が伝わっているのは大変嬉しいです。

木村:大きな特徴だと思います。

ー国家資格の教則理解を助ける工夫をすることは、受講者の合格率を高めるうえでも重要だと考えています。スカイピークLXでは、実務経験豊富で一等資格保有の講師が講義をしています。

受講生も難易度の面でハードルはありますよね。国交省の文章は専門用語が多く、一般の人にはなじみのない言葉も使われています。どうしても一度読んだだけでは理解が難しい部分もあります。公的な文書で、認識齟齬や過不足ない言葉で書かれていますが、それが逆に受講生にとっては、理解を妨げることもあります。

だからこそ講義では、わかりやすい言葉に伝わるように収録されているかを確認しました。ライセンスを取るだけなら、試験勉強だけで十分かもしれませんが、実際の運用を前提とすると、現場で使える知識として身に着けてもらうことが必要ですからね。

AZAXとして大切にしていることでもありますが、今まさに試験に受かるためだけでなく、実務に使える知識を提供する指導(スクール)が求められていると感じています。そのツールとしても優れていると思います。他のスクールさんでも同じように、現場目線のノウハウを教えることが重要だと思っているとは思いますが、実際実現するのは簡単ではないと思います。だからこそ、そういった内容が含まれているツールを上手に活用することは必要ですよね。

また、私たちはドローンを活用した実務での困り事も日々相談に乗っています。資格取得の先にある、そういった対応こそ重要であり、ドローンスクールがこれまで手をつけられていない部分です。スカイピークLXを活用することで、受講生の最初の一歩をよりスムーズに、更に実務へのサポートにリソースを多く割けることは、有難いです。

今後の展望とスカイピークに求めること

ー今後スカイピークLXにはどのような取組みを求めますか

木村:国家資格を取得しにこられる方の多くは初学者です。初学者の受講生の皆様は、もちろんドローンの初心者なわけで、例えば初めて車に乗った人に「パワーウインドウを上げてください」と言っても、何をどうすればいいかわからないですよね。

そういった方でもわかりやすいような、とにかく初心者に易しい、なおかつ実践的に運用していけるような状態まで辿り着けるような、そんな教材作りを今後も追求していただけると嬉しいです。今後のスクール運営を更にサポートしていただきたいと思っています。

ー貴重なご意見ありがとうございます、今後に活かしていきます。最後にAZAXさんの今後について教えて下さい。

木村:私たちは、スクールを多角化したり、展開拡大して関東に進出、という考えはありません。ドローン業界において土台となる「ドローン人材育成」を実直に行っていきたいと考えています。

その上で、先ほどお伝えしたとおり「実務でドローンを活用できる人材」を多く確実に輩出したいと考えています。例えば外壁調査をしたい企業は多い一方で、国家資格保有パイロットでも外壁調査の知識が全くないという状態も多くあります。本当に実用化できる人材を育成し、未来に繋げる取組みをこれからも継続していきたいと思います。

ーありがとうございました!

取材協力 AZAX DRONE SCHOOL


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無料体験や導入検討についてのお問合せ・お申込みは以下 URL からお願いします。
https://skypeaklx.japandronelicense.com

では次回もお楽しみに!