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施術のことはあんまり書かないけど、自分にとって面白い経験だったから忘れないように施術記録メモ。

パルペーションや疼痛のメカニズムの説明はわかってもらえるけど、自分の感覚を伝えるってなると話は別。
臨床の話をしても「ん?」って反応が多い。だから、感覚のことはあまり言わないけど、メモだから今回は書いておく!笑

ママさんからヘルプの連絡。
すぐにいくことができず、遠隔してみたけど…。
遠隔したその日は調子がいいけど、次の日の朝にはもう症状が戻っている。

主訴は、首〜右上肢〜示指に痛み。
示指は自分の指じゃないような感覚。
首が回らない。

と、言うことで昨日仕事終わりに、リハビリをしに。

遠隔で気になるところ →  前頭部と胸骨
触れても気になるところは、同じ。

アライメントはだいぶ整っていて痛みや痺れは取れていていいはず…なのになんでだろう?が、ファーストタッチの印象。

問診をしていても、特に変わった動きはしていないし心当たりがあるようなことはないと。。

「家族以外の誰かに触れましたか?」
何気なく思った質問がヒット。

2週間前に、色々問題があって距離を置いていた友人と仲直りをして、その人と、ハグした。
そう言えば、その瞬間から右の首がなんか変だった気がすると。

でも、その人を触っていて、前頭部から感じるのは女の人ではなく男の人な感覚。
女の人のような柔らかい感覚ではなくて、冷たくて暗くて重い感じ。そして電気みたいに手がピリピリする。

深く話しを聞いていると、距離を置いていた女性の裏に男性がいて、その男性が距離を置くことになった根本の原因だと。

その男性は、乱暴で怖い人。言葉の暴力がすごく、上からお話ししてしまうタイプだと。

伝わる感覚としては、表面的にはそうなのかもしれないけど
リンクの感情は、寂しい、悲しい。

その男性にフォーカスしていくと、女の人が出てくる。
でも、今一緒にいる女の人ではなさそう。
話を聞くところ、私のイメージに出てきていたのは、今の奥さんじゃなくて東京にいる昔の奥さん。

男性にフォーカスして、東京にいるらしいですよって伝えると前頭部の嫌な感覚が消え、同じタイミングで、
「あ、今痛くなくなった」って。

「怖ーい!!!!何なに!?」って騒ぐ二人。

治療していて、本人じゃなくて違う人の痛みを感じることはあったけど、今回みたいに鮮明に感じたのは初めて。

その後の、臨床での手の感覚もちょっと変わってさらに細かく感じられるように。
新人の頃みたいに、同調しすぎて、痛みや気持ち悪さをもらっていたら…。
今頃、私がもらっていたんじゃないかと後で思った。
面白い!けど、なんだか怖い経験でした。

終わり。


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