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⑤思い出の歯学部面接伝説 ~昭和大学編~

旗の台という東京にある駅を降りたところから徒歩5分ちょっとのところにある
昭和大学。

オヤジの姉が昭和大学の医学部出身の医者で、ご親族様用へくる同窓会と入学と寄付のお願いの書類を、受験期だからと送ってきたようで

なんと、中には歯学部の願書も入ってる。
全学部入ってるからね、ココは医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部の集まる医系総合大学らしい。

昭和大学といえば、あの高須クリニックの高須院長など有名人を輩出しておるらしい。というのも入学してから知った。

なんといっても、売りは
「多学部連携による医療の実践」らしく、1年次は全学部ごちゃ混ぜにした寮生活らしい。というのも入学してから知った。


これがよくって、入る学生が多いみたい


恒例行事となりつつある、親に頭下げて歯学部行かせてくださいもココが最後だろうなと思い、受験させてもらうことに。

なんと、2期だから、
当時募集定員8人、そこに毎年100人越えで約120人くらい受験してくる、とのこと。
こんな難関通ったことねぇよ、、と思った


試験はすんなり終わり、そのまま面接へ。

面接は8人くらいが一斉に教室に入り、各指定されたブースで面接官2人と受験者1人

全員がよーいドンで5分くらいの面接が始まり、部屋全体にタイマーがなったらみんな退出する。


今でも覚えてる、当時小児歯科の教授の顔がなんやこいつ、みたいな感じだったのを。

アナウンス「では始めてください」

教授「試験お疲れ様でした。まずは自己紹介をお願いします」

ワイ「はい。○○高校出身のよねおです。短い時間ですがよろしくお願いします。」

教授「試験はどうでしたか?難しかったかしら?」

ワイ「基本的な勉強をしっかりしてれば点数は取れる問題でしたので、難易度はそんなに高くないなと感じました。」

教授「そうですか☺️ なにか部活に入ってましたか?」

ワイ「はい、バスケ部でした。ミニバスからやってたので中高卒業するまででなんだかんだ10年くらいになります。」

教授「ずっと同じことを続けれるのは素直にすごいですね。そしたら、少し質問を変えます。いままでそういった事をしてたので問題ないかもしれませんが、もし周りに嫌な人、自分が苦手な人がいたらどうしますか?たとえば、喧嘩をしてしまった、などです」

ワイ「はい、相手が解っているなら、なぜこのようになったのか相手と相談をして、自分が悪ければ反省して治そうと努力しますし、相手が間違ってるなと思うことがあれば改善できることを伝えてみたりしようかなと思います」

教授「そうですか☺️では、当校の寮生活についてなにか不安なことはありますか?」

ワイ「えっ、ここって寮生活なんですか…?」

教授「…」
教授「そうですよ、1年生は寮で集まって勉強します」

ワイ「はぇー、そうなんですね。特に心配してることはありません、部活の合宿などで人と共同生活することはある程度慣れています」

教授「そうですか😅楽しんでくださいね」

チーン終了の、合図「面接を終了してください」

ワイ「ありがとうございました。春からよろしくお願いします」

教授たち「会釈」 


ワイ終わったわ…


と思っていた。



しばらくしたときの朝
9時くらいの会報をみる
スマホポチポチ
あー、やっぱり落ちてるわー

寝るわ

11時くらいお袋が帰ってくる
「おーい!降りてこい!昭和大学から電話きた!受かったって」

ワイ「んなわけあるか寝かせろ」

お袋「ホントだよほんと!」

ワイ「あん?」

なんか、補欠でキャンセルでたやつ受かったらしい

入学するときに学務課の人から聞いてから知ったけど、
当時補欠の繰上合格は補欠順位の、順でかけていくらしく、
うちの家族は俺以外開票みてすぐ出かけて、実はすぐ家に電話きてたらしい。
繰上順位もたぶん1か2くらいらしくて、おうちにかけたら電話出ませんでしたので(俺しかいないし俺寝てる)、ご本人に電話しても出なくて(俺開票興味なくて爆睡)、ご家族にかけたらつながりました

とのことだった。


というわけで
めでたく昭和大学合格。

めでたし、めでたし


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