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旧車に潜む罠2 #DR30#スカイライン#鉄仮面

みなさんこんにちは。今日は第2回目の題目として旧車に潜む罠2です。前回の第1回目は、旧車の認定車(公認)、任意保険についての罠をお話ししました。

みなさんが不安なく、旧車生活が送れるよう記事にしていきます。ご参考くださいね。最近、日産では新型フェアレディZが公開されましたね。新車も良いですが旧車も味があっていいですよ。

第2回目は、改造を見破る方法、公認車であっても優良な車両の見抜き方です。

改造を見破る方法は簡単です。中古車業者から買う場合ですが、こう質問してください。「陸運支局へユーザー車検を受験したいのですが合格しますか?」と、これだけです。中古車業者さんは古物商という警察内の公安委員会から許可を得て営業しています。特に中古車販売の古物商申請は難易度が高く特別な許可といわれています。買主である皆さんを守る法律が有り、販売した中古車の契約不適合責任を業者は負います。つまり、買主にウソや虚位報告をしてはいけない、契約不適合責任では売主が知っていたにも関わらず隠していた問題にのみ損害賠償請求が可能なのです。この問題がわかった時点で通知を1年以内に行っていればよいということですので引渡し後1年以上過ぎた後でも可能になります。これらのことをその古物商を管理する警察に訴えることにより捜査が及ぶようになります。なるべく早く消費者センターや国民生活センター等にも相談しましょう。そんな縛りも有り中古車業者は販売する車には慎重になっています。遠慮なく中古車業者から言質を取りましょう。逆に、うるさい買主には慎重になってくれるはずです。業者が言う「陸運支局へユーザー車検合格」の言質はみなさんの強い味方となるでしょう。


続いて、優良な公認車をみつけるにはどうしたら良いでしょうか。例として、オートマチック(AT)からマニュアルミッション(MT)へ変更され、公認を受けた車両があったとしましょう。これは難易度がなかなか高い改造です。その車にMTの型がある場合は、ATからMTへの載せ替えは機械的にみた場合案外簡単で公認も取れやすいですが、問題はそこではありません。問題としてもらいたいのはAT→MTに載せ替えた時、それにまつわる補器類の補充やコンピューターの書き換えもやっているか?ということなんです。AT→MTではギヤ比率も違う(ファイナル比)本来のエンジンからの回転数を保持出来ないのです。つまり空燃焼率や点火率が本来のセットと違うのです。その違いは行った本人(改造を行った業者)しかわかりません。それを昔にやっていれば全くわからないという現状があります。ですので、中古車業者からAT→MTの変更が有ると告げられた場合、補器類もやっているか?くらいは質問するべきです。聞いてわからないという車両は見合わせた方が無難です。AT→MT変更で、公認が取れていない車両は論外です。

次回は見学編、遠方で見に行けない車両のチェックポイントです。


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